総額100万円以下で初代N-BOXが欲しいなら、どんな条件で絞るべきか
カテゴリー: 特選車
タグ: ホンダ / 軽自動車 / クルマを選び始めた人向け / N-BOX / 総額100万円で狙おう / 中野剛
2018/10/23
初代に続き現行型もヒットしているN-BOX
全長3400mm×全幅1480mm×全高2000mmという軽自動車の規格にボディサイズを収めながら、頭上空間を大きく取った広い室内で人気のスーパーハイトワゴン。
その人気筆頭モデルであるホンダ N-BOXは、普通車を含め、今、日本で一番売れている乗用車だ。
2011年12月に登場した初代N-BOXは、従来の軽自動車を超える走行性能や安全性、質感にこだわって作られたホンダ渾身のモデル。
スーパーハイトワゴンならではの広々とした室内空間もさることながら、ハンドルやアクセル、ブレーキから伝わるしっかりした操作感やシートから身体に伝わる作りの良さも相まって大ヒットした。
続いて2017年9月に登場したシリーズ2代目となる現行型では、初代の良さを継承しつつ全方位的にレベルアップ。こちらも売れに売れている。
予算100万円で買えれば十分お買い得
新車市場での現行型の人気はめざましいものがあるが、中古車市場では4500台以上の流通量を誇る初代が主役。相場も順調に下落しており、美味しい物件が増えている。
とはいえ、そもそも値落ちしづらい軽自動車だ。加えて大人気モデルでもある。そして新車時価格が安くても120万円だったこともあり、いまだに中古車の平均価格は比較的高い112万~115万円の水準で推移している。
また、以前より予算100万円で狙える物件の数はかなり増えてきてはいるものの、その数はまだ750台程度。
これは全体の流通量の16%にすぎない。つまり、向こう3ヵ月くらいまでは、初代N-BOXの中古車を予算100万円で探すこと自体がすでに、バリューの高い物件を狙い撃ちすることと同義と言える。
たとえ中古の軽自動車と言えども、100万円は初代N-BOXにとって決して過分な予算設定ではないということだ。
ハイバリュー物件を観察することが重要
だが、さらに物件を詳しく見ていくと、同じ予算100万円でも、もう一段バリューの高い物件群があることに気づくはずだ。
それが「修復歴なし」と「走行距離5万km未満」の条件をクリアする物件たちだ。予算100万円で狙えて、かつこれらの条件をクリアした対象物件は流通量全体の4%、200台以下まで絞られてくる。
この4%の中に、自分好みの1台が見つかればラッキーだが、絞り込みの目的はそれだけではない。非常に厳しい条件をかいくぐった選ばれし物件たちをじっくり観察することで、自分なりの譲れない&妥協できるポイントが見えてくればしめたもの。
「修復歴なし」と「走行距離5万km未満」の条件を緩めたとしても、納得できる1台を見つけられるはずだ。
特に、スポーティな外観の「カスタム系」や力強い走りが魅力の「ターボ車」、その両方を兼ね備えた「カスタム系ターボ車」は選択肢がかなり狭いため、譲れない&妥協できるポイントをしっかり見極めてからアタックすることをオススメする。
ただし、ここを狙い撃ちしてくるライバルは多い。よい物件に出会ったら即断即決できるように、心の準備をしておこう。
この記事で紹介している物件
あわせて読みたい
- 【スズキ MRワゴンの中古車を買うなら】オススメの選び方や相場、グレードなどを徹底解説
- アウトドアブームの過熱を引き金に、規格外に車内が広い車の注目度が上がる!?
- 現行型ヴォクシーの平均価格が200万円切り目前|迫力重視の「煌」も、燃費重視のハイブリッドも買い時到来
- 【総予算100万円!】格安90’sミニバンを自分仕様に仕上げて遊ぶ(前編)
- 【フェルディナント・ヤマグチ×編集長 時事放談】自動車業界と半導体について(後編)
- マツダ CX-8の中古車流通量が増加中! 総額250万円からの選択肢が豊富に
- こんなご時世だからこそ欲しくなる! パーソナルモビリティの先駆け、スズキ ツイン
- 本場ドイツの名門レース「DTM」が、再び注目を集めるワケ!【EDGE MOTORSPORTS】
- 【マンガ】ホンダ N-ONE(現行型)ってどんな車? 詳しく解説【人気車ゼミ】
- 現行型アルファードの平均価格が300万円台に突入!! 中でも後期型の低走行車が超お得