▲1998年の登場以来、根強い人気を誇るスズキ ジムニー(現行型)。高い悪路走破性がウリです ▲1998年の登場以来、根強い人気を誇るスズキ ジムニー(現行型)。高い悪路走破性がウリです

1人でもアウトドアを楽しみたい……そんなお父さんにオススメ!

3月になり、だんだんと春が近づいてきました。ちょっとまだ寒いですが、暖かくなれば車に乗って出かけたくなりますよね。家族でちょっとした旅行で温泉に行ったり花見に行ったり……でもたまには1人でふらりと釣りや登山なんかにも出かけたい、そんなお父さんもいるのではないでしょうか。

今回はそんなアウトドア派のお父さん、特に家族で乗るメイン車とは別に、1人でも楽しめる車が欲しいと思っているお父さんにオススメの車です。その車とは、スズキ ジムニー(現行型)。言わずと知れた軽クロカンの代表格です。

そんなジムニーが今、買い時になっています。とはいえ、流通量と平均価格のグラフを見ると価格は上がっています。「安くなってないのに買い時……?」と疑問に思った方も多いと思います。そのカラクリは後で解説するとして、まずはジムニーという車についておさらいしてみましょう。

▲12月ごろから流通台数(棒グラフ)とともに平均価格(折れ線グラフ)も上昇。今が買い時のワケは……? ▲12月ごろから流通台数(棒グラフ)とともに平均価格(折れ線グラフ)も上昇。今が買い時のワケは……?

悪路でも心強いジムニー

ジムニー(現行型)は1998年10月に登場。何度かマイナーチェンジはしているものの、息の長いモデルで、その人気が見てとれます。

ジムニーの魅力は何といっても高い走破性能です。2WD、4WD、4WD-Lの3つのモードがあり、スイッチ式のドライブアクション4x4を搭載。2WDと4WDは走行中でも切り替えが快適にできます。4WD-L(4L、4WD低速)に切り替えれば、大きな力を発揮するため、急な上り坂や悪路にも対応できます。走破性能だけ見れば、まるで軽とは思えません。全長3395mm、全幅1475mmとコンパクトなので、道幅の狭い山道でも安心です。

リアシートを倒せば大きな荷物も収納可能。XCには助手席の下にトレーが付いており、汚れた靴などを収納できます。アウトドア好きの人にとっては、こういった細かい仕様が嬉しかったりしますよね。

▲室内は広々としており、大きな荷物も積めます。もちろん乗車定員は4人なので、ちょっとしたときに家族を乗せることもできます ▲室内は広々としており、大きな荷物も積めます。もちろん乗車定員は4人なので、ちょっとしたときに家族を乗せることもできます
▲XCのインパネ。メーター部分のかっこよさが際立ちます。写真は4ATのゲート式 ▲XCのインパネ。メーター部分のかっこよさが際立ちます。写真は4ATのゲート式

現品限りの未使用車を狙い撃ち!

さて、そんなアウトドア派に最適のジムニーですが、平均価格が上がっているのにも関わらず今が買い時であるワケを説明しましょう。実はこの平均価格の急上昇の原因は、走行距離わずか数kmの届出済未使用車が大量発生したことなんです。

実際にカーセンサーnetの物件を見てみると、約360台が走行距離5000km以下。さらに詳しく見ると、走行距離1kmや3kmといった物件がごろごろ出てきます。こういった届出済未使用車を狙え! という意味で今が買い時なんです。

さて、肝心の価格を見ると、標準車のXGとXCはおおむね総額130万円台、専用メッキフロントグリルなどが装備されたランドベンチャーは総額140万~150万円台。新車価格比で10万~20万円近く安いので、圧倒的にお買い得です。現品限りの売り切れ御免な物件ですので、これらを狙い撃ちするのがオススメです。

アウトドア好きのお父さんがた、新品同様のジムニーを安く手に入れて、休日に楽しいアウトドアライフを過ごしてみてはいかがでしょうか。

▲専用メッキフロントグリルや専用アルミホイールなどにより、かっこよさが増したランドベンチャー ▲専用メッキフロントグリルや専用アルミホイールなどにより、かっこよさが増したランドベンチャー
text/ゆきだるま(編集部)
photo/編集部、スズキ