レクサス HSとLSの現行型が予算250万円で狙える!?
2014/07/07
レクサスのハイブリッド専用モデルもフルサイズセダンも同予算でOK
LSは全長5mオーバーのフルサイズセダン。最小回転半径は5.4mに抑えられているので取り回しは思いのほか楽です
滑らかなボディラインの雰囲気はインテリアにも用いられています。ハイテク感と高級感の両立は、日本ブランドであることを意識しての手法かも?
地球環境と社会の「調和」がコンセプトのHS。名前は「Harmonious Sedan」(ハーモニアス・セダン)の略。コンパクトに見えますが室内は広々
HSは2.4L 直4エンジンと電気モーターのハイブリッドでシステム最大出力は190ps。10・15モード燃費23.0km/Lを実現しています
新車時価格にとらわれることなく現行モデルが狙える!?
中古車購入はタイミングが肝です。というのも、車は一般的に経過年数とともに値落ちするので、言ってしまえば、時間が経てば“あれもこれも”買えてしまうからです。そんなことを念頭に置きカーセンサーnetを見てみると、レクサスの現行モデルが総額250万円以下でも狙えることに気が付きます。「レクサスに乗ってみたいけど、お高いんでしょ?」とお思いの方、必見です。
レクサスは1989年、北米を皮切りに日本以外で展開されてきたトヨタの高級車ブランド。日本にレクサスが導入されたのは比較的最近で、2005年からです。レクサス“らしさ”を追求し、Lフィネスと呼ばれるデザインエッセンス、高品質で機能的というキーワード、そして販売ディーラーでの“おもてなし”がセットになっています。つまり、「カーライフのすべてにおいてレクサスの高級感を味わってもらおう」というコンセプトなんです。
その中で今回、ご紹介するのはLSとHSです。LSはレクサスのフラッグシップセダンであり、HSはハイブリッド専用車。いずれも現行型で古さを感じさせないのに、日本が誇る高級車が総額250万円以下なんです! まさに、バーゲンと言えるでしょう。
高級感を求めるならLS、燃費重視ならHS
LSの場合、250万円以下で狙えるのは一昨年行われたビッグマイナーチェンジ以前のモデルです。しかし、それでも「現行型」には違いありません。走りの質はたしかに進化を遂げていますが、マイチェン前のものに大きな不満を言う方は少ないと思います。
従来のトヨタ セルシオ(海外ではレクサスLSとして販売されていました)とは一線を画す内外装のデザインはレクサスの底力を感じさせてくれます。もちろんセルシオの作り込みも凄かったですが、LSの高級感演出は単なるフルモデルチェンジとは違う次元、と言えるでしょう。
HSは、「ハイブリッド」と聞いて抜群の燃費を期待するユーザーに向けて作られた、高級仕様のトヨタ プリウスみたいなもの。ハイブリッドシステムはプリウスと同じですが、組み合わせられるエンジンの排気量が1.8Lから2.4Lへと拡大。結果として、トルクフルな走りを味わいながら、トヨタ ヴィッツの1Lモデルと互角の10・15モード燃費23.0km/Lを実現しています。
ボディサイズを抑えながら室内の広さは確保され、高級感たっぷりながらハイテクを感じさせるインテリアはさすがレクサスといったところ。エクステリアデザインの捉え方はそれぞれ好みがあるでしょうが保守的です。他のレクサス車同様、スピンドルグリルをもつフロントマスクにマイナーチェンジしたのは、結局2013年でした。
保証付きの現行レクサス車が総額250万円で狙える!
いずれもカーセンサーアフター保証対象車が総額250万円以下で十分に購入圏内です。平均車両価格を見ると、HSが約250万円、LSは310万円(初期は295万円)ですから、ちらほらと格安物件が出ている状況なのでしょう。
具体的に物件を見てみると、HSなら180万円台から、LSなら200万円から狙えます。当然、走行距離5万km以上の物件が多いのですが、保証を付けておけば万が一の事態が起きても安心でしょう。それを踏まえると「安さ」と「新しさ」を備えた今が、LSとHSの「中古車としての旬」と言えるかもしれません。
※プランでCSA保証を付けた場合、総額250万円を超える場合があります
この記事で紹介している物件
あわせて読みたい
- 先代BMW 3シリーズ(F30型)を買うなら、総額150万円以下が狙い目だ!
- 【試乗】メルセデス・ベンツ 新型Sクラス│”新時代の車”を堪能できるラグジュアリーセダンの最高峰!
- VIP=セダンの時代は終わった!? ラージサイズミニバンの2列4人乗り仕様で、極上の贅沢を味わおう
- 今はもう中古車でしか味わえない高純度FR、国産を代表するミドルセダンのレクサス GS【Back to Sedan】
- 世界で3社しか市販していないレアなFCVの1台、トヨタ MIRAIのドライブフィールに注目! 【EDGE’S Attention】
- 日産のフラッグシップモデル、4代目シーマの価格が上昇中! 気になる方は早めの行動を!
- アルピナ B8 4.6リムジン。それはある意味「永遠の命」をもつ希少名車だった。【NEXT EDGE CAR】
- 現行型アルファードの平均価格が300万円台に突入!! 中でも後期型の低走行車が超お得
- 残された時間はあとわずか!? 「大排気量エンジン×MT」という歓びを味わえるオススメモデル
- 絶版クラシックモデルが今でも現役、オーバークオリティで時代を先導するセダンの最高峰 メルセデス・ベンツ Sクラス【Back to Sedan】