予算50万円で、かつての高級車に乗れる!?
カテゴリー: 特選車
タグ:
2014/03/31
高級車の魅力は色あせること無し
最終型セルシオ。中古車相場は年式の割に高値を維持。新車時価格が高かった同年代のM・ベンツSクラスと大差ないほどです
3代目クラウンマジェスタ。「いつかはクラウン」と刷り込まれてきた世代には特別な存在で、そんな層を魅了する最上級モデルです
後ろに乗る人も、自らステアリングを握る人も満足できる最終型シーマ。総額50万円以下で手に入るというのだから、まさにオトク!
いずれの車も4L以上の排気量をもつV8エンジンが狙えます。必要以上の動力性能。“無駄”こそが高級車の証(写真はセルシオ)
かつての若者が憧れた車が総額50万円!
「価格がお手頃なこと」は、中古車の魅力のひとつ。その典型例が、今回取り上げるかつての高級車です。日本を代表した高級車でも、デビューから10年以上も経つと総額50万円以下でカーセンサーアフター保証対象車が狙えます。誰にでもオススメできる車ですが、若い人たちほど“ギャップ”があってオシャレです。
今回、紹介するのはトヨタのセルシオ(最終型)とクラウンマジェスタ(3代目)、日産のシーマ(最終型)です。いずれの車も「乗る人が快適であること」、「必要以上にパワフルであること」、「威風堂々としたボディサイズであること」を重んじて作られています。
「古いモデルだしオジサン臭い」「そもそも高級車なんかに憧れていない」という意見もあるでしょう。しかし、“だからこそ”今オススメしたいのです。「古くていかつい車に若者が乗る」というのが流行っていないからこそ個性的ですし、ギャップがあって素敵だと思います。
今でも十分通用する実力派揃い
もちろん、車としての出来は素晴らしく、その魅力は最新の車と比べても見劣りしません。
例えば、セルシオの特徴である、世界を震撼させた静粛性。まるで「車との一体感ではなく、外との隔離こそが高級である」と主張しているかのようです。当然、NVH(ノイズ、バイブレーション、ハーシュネス)対策は万全。カップホルダーの閉まり方まで計算されているのは、トヨタらしい徹底ぶりです。
クラウンマジェスタもクラウンの最上級モデルだけあって、その乗り心地は流石の一言。日本の道路事情に合わせて開発されるクラウンのDNAを感じさせます。
シーマはセルシオの日産版ですが、静粛性よりも動力性能を重視しています。オプションでは最近、流行ってきたレーンキープアシストを世界で初めて投入。高級車だからこその装備でした。
中古車相場はセルシオが直近3ヵ月で88万円から83万円に下落。クラウンマジェスタは51万円から48万円に、シーマは78万が68万へと値下がりしています。結果、総額30万円からクラウンマジェスタが、39万円からシーマが、43万円からセルシオが狙えます(2014年3月25日現在)。
多走行でも保証を付ければ安心!
さて、相場より安い物件を狙うとなる、気になるのはやはり程度。より具体的に言うと、「故障する可能性」が問題でしょう。
「走行距離が少なければ、トラブルが発生する確率が低い」というのが一般的な考え方です。しかし、車は機械ですから、走行距離が少なかろうと多かろうと、壊れるときは壊れるものです。そんな場面で頼りになるのがカーセンサーアフター保証。万が一、トラブルが発生しても対象範囲内であれば無料で修理できます。
走行距離は10万㎞オーバーのモノが多いですが、新車時登録からの経過年数をかんがみれば“平均的”な走行距離です。安く買おうと思ったら妥協しなければなりませんが、保証を付ければ安心して車を購入することができるでしょう。
※プランでCSA保証を付けた場合、総額50万円を超える場合があります