【福祉車両 ユーザーの声】じっくり調べて買った納得の日産キューブ
カテゴリー: 福祉車両 ユーザーの声
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2014/05/08
今回お話を伺ったのは日産キューブ 助手席スライドアップシート車を購入した茨城県在住の染谷さん。車椅子が必要になった母親のために選んだ車です。
「最初は福祉車両といえば車椅子ごと乗せられる車しか知りませんでしたが、座面の薄い車椅子のままでは、当然、乗り心地は良くないでしょう。そのまま母親を乗せて出かけたりするのは、なんだか忍びなかったんですよね」と染谷さん。インターネットで色々と調べてみたところ、シートが回転して乗り降りをサポートしてくれる車も選べることを知ったそうです。
さっそくディーラーを訪れた染谷さんが直面したのは、実車の置いてあるお店がないという問題でした。
「いろいろな車をチェックしたかったのですが、実車の置いてあるディーラーがなかなか見つからなくて…。福祉車両のレンタカーを探してみたんです」と、いくつかの車種をレンタカーで試した染谷さんでしたが、頭上スペースが狭かったり、シートの作りに納得いかなかったり、なかなかコレという車には巡り合えなかったそうです。
そんな時、声をかけていた日産のディーラーからキューブの試乗車が入ったとの連絡を受け、母親を連れて試乗し、介助のしやすさなどをチェック。座席の位置や開口部の広さ、頭上のスペースなどがちょうど良く、なにより乗り心地がいいと好評だったことが決め手になり、購入を決意したそうです。
「頭上の余裕や、開口部の広さ、回転&昇降の動き…。母親にとって乗り心地が良いのは当然ですが、介助しやすいかどうかは個人差もあります。実車で確認してみると車ごとに違いがあることがよく分かりますし、カタログの数値だけでは判断できません」と染谷さん。
以前から家族でよくドライブに出かけていたという染谷さん。先日は母親と銚子の温泉旅館まで出かけたそうです。それも、丹念に調べて納得の1台を見つけることができた賜物ではないでしょうか。
■日産 キューブ アンシャンテ 助手席スライドアップシート
乗車定員/5名
シート下降時最低着座面高さ/385~600mm
シートの車外飛び出し量/605mm
回転時足元スペース/380mm
車内でのシートスライド量/175mm