第32回 VW パサート/パサートワゴン W8 4モーション 【見つけたら即買い!?】
2008/08/06
■世界のトップとしのぎを削ったフラッグシップのプレミアムモデル
日本に導入されているVW車のなかでフラッグシップモデルとなるのがパサート/パサートワゴン(ヴァリアント)。世界的なセグメント分けで見れば、ミドルクラスセダンとしてDセグメントに分類されます。ライバルとなるのは、M・ベンツCクラスやBMW3シリーズ、アウディA4など、ブランド゙を背負って立つ旗艦モデルばかりです。そういったライバルたちと長年しのぎを削ってきたわけですから、車としてのデキが悪いわけがありません。ではそんなパサート/パサートワゴンのなかで“即買いモデル”とは何なのか?それは2002年5月に追加されたトップモデルのW8 4モーションです。
「W8 4モーション」が何を指しているのかご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、今一度説明を。「W8」は搭載されているエンジンの形状を表しているものです。8気筒エンジンは「V型」というのが一般的ですが、このW8は狭角15度のV型4気筒を72度のバンク角で、2つ組み合わせた形となっています。この説明では難しいと思いますが、Vの文字が2つ並んでいるのを想像してください。どうですか?Wという文字になるでしょう? これがW8の由来です。
続いて「4モーション」に移ります。モーション=動作、動きという意味のとおり、タイヤが4つ駆動することを表しています。W型8気筒エンジンのパワーとトルクを確実に路面に伝えるためには、4WDという駆動方式はなくてはならないものだった、というワケです。
ではこの2つが組み合わさった結果、W8 4モーションがどんな“即買いモデル”となったのか。まず最初に世界でも類を見ないW型8気筒エンジンによる走りが挙げられるでしょう。普段はトップモデルらしく上質に、そしてスムーズに。ですが、アクセルに力を込めれば、8気筒エンジンならではの官能的でスポーティな世界が待っています。もちろん心臓部にパワフルなエンジンが収められているわけですから、ボディやブレーキにはそれぞれ剛性やストッピングパワーを高める改良がなされています。
次に挙げられるのが、VWならではのシンプルかつスタイリッシュなインテリア。W8専用のファインナッパレザーを使った本革シート、VAVONAウッドを用いたパネルとクロームのモール、300km/hが刻まれたスピードメーターなど、見渡せば至るところにトップモデルとしての証が見られます。
新車時に541万~582万円でラインナップされていたW8 4モーション。パサートの最廉価モデルだった2.0が299万~320万円ですから、その価格差は約250万円!にもかかわらず、中古車市場では100万円ほどに縮まっています。しかも、初期のセダンであれば100万円を切っています。こんなウマ味を味わえるのも中古車の魅力ですよね。
気になった人は、下の検索窓に「パサート W8」と入れて探してみてください。
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<カーセンサーnet編集部・フクダ>
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