デザイン、価格、使い勝手と3拍子揃ったマル得コンパクトミニバン
今回ご紹介する車は、格安のコンパクトミニバン。ヒントはキューブ。ハイ、もうおわかりですね。日産のキューブキュービックです。キューブとよく似ているけど、ちょっと違う。この“ちょっと”が大事なんですね。

ただのキューブだと、街に出ればうなるほどいるわけで、でもそれがキューブキュービックならどうでしょう?「パッと見、区別つかないよ」って? 確かにそうかもしれません。でも自分の中でただのキューブとは一味違うんだ!と思えることが重要なんです。

ちょっと横道から入ってしまいましたが、コンパクトミニバンのキューブキュービック。現行型でありながら、安い物件だと、なんと50万円以下で売られているのです。
日産 キューブキュービック フロント|おいしい中古車 日産 キューブキュービック リア|おいしい中古車
↑左右非対称のスクエアなスタイリング、ソファのようなシートなど、その個性は国産車の中でもピカイチ。購入する場合はボディカラーにもこだわりたい(左右)
そもそも登場したのは、キューブから遅れること約1年の2003年9月。キューブのホイールベースを170mm延長して3列仕様としています。全長は3900mm、全幅だって1670mmと、かなりのコンパクトサイズ。

となれば気になるのは居住空間。正直、3列目に大人が長時間座るのはかなり苦痛。「これで旅に出ろ!」と言われたら断固拒否というレベルです。しかし、短時間なら話は別。カクカクのボディのおかげで、外から見るよりも中は広いんです。なので片道20~30分のドライブならさほど問題はないでしょう。

コンパクトながらも優れた快適性。シートはまるでソファのよう!?
搭載されるエンジンは1.4Lと1.5Lの直4。ミッションは4ATとMTモード付きのCVTがチョイスできます。キビキビ走りたい人にはCVTをオススメします。燃費も、4ATの16.0km/Lに対しCVTは16.8km/Lと、わずか0.8km/Lだけですが上をいきます(1.4Lの場合)。
日産 キューブキュービック インパネ|おいしい中古車 日産 キューブキュービック サイドスタイル|おいしい中古車 日産 キューブキュービック シートアレンジ|おいしい中古車
↑外観とマッチするデザインのインテリア(左) ホイールベースを170mm延長し快適性を確保(中) 床下格納式の3列目シートによりフラットなラゲージを獲得(右)
実用面ではシートアレンジが秀逸。セカンドシートは左右独立でスライド&リクライニングしますし、ウォークイン機構により、チャイルドシートを1脚付けたままでも3列目にアクセスできます。

また、3列目シートは格納時に座面が沈み込むため、ラゲージはフラットで広大なスペースが確保されます。そのため、普段はラゲージとして使い、いざという時に3列目として活用する使い方がよさそうです。

さて、こんなキューブキュービック。よく見かける通販番組ばりにオススメさせていただくと、コンパクトボディなので運転がラク、なのに3列シート、そして何よりデザインがオシャレ、しかも実用面もバッチリ、MT気分も味わえちゃう、それなのに50万円以下!今ならおまけに現行型という肩書までついてきちゃいます! こんなたくさんの特徴をもつキューブキュービック、どうですかお客さん!?

Text/金子剛士

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