各界のヒーローに聞いた「日本車のヒーロー」Part2
2008/08/21
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真剣勝負の末に勝利をつかみ取り観客の賞賛を浴びる勝者
きっとこうした人たちに誰もがヒーローと感じるはずだ
現在、各界で活躍中の“ヒーロー”であるアスリートに
“あなたのヒーロー”と“ヒーローな日本車”を聞いた |
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富沢 慎
(セーリング・RS:X(ウインドサーフィン) 北京オリンピック代表)のヒーロー |
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トヨタ ランドクルーザー |
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SUVの頂点ランドクルーザー
北京オリンピック、男子セーリングRS・X級(ウインドサーフィン)、日本代表の富沢慎選手。1枚のセイルに風を受け、自在に操り、自然と一体となり海の上を疾走する。自然と闘い、自然とうまく調和した姿には美しさを感じる。「 ウインドサーフィンの元世界王者で10年以上チャンピオンとして君臨したロビー・ナッシュという選手がいたんですけど、頂点に立ってからも上を目指す姿勢は変わらないんですよ。それに見ただけで、新しいテクニックをものにしてしまう吸収力には感動しましたし、尊敬もしていましたね」富沢さんにとってのヒーローは自分の目標であり、尊敬できる存在だったのだ。「大きなSUVが好きで、今はハリアーに乗っているのです。でも、いつかはSUVの王者ランドクルーザーに乗りたいですね。あと、プリウスにも興味があります。」富沢さんのヒーローは頂点を極めて、維持し続けることが条件。SUVの王者として君臨し、進化し続けるランクルは富沢さんの日本車のヒーローにピッタリ合う。
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レクサス LS (2006年~) |
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静かさの中に威圧するオーラを発するLS
関東のリーディングジョッキー争いを繰り広げているJRA騎手の後藤浩輝ジョッキー。変幻自在な手綱さばきはターフを沸かす。「XJAPANの大ファンなんですけど、YOSHIKIの普段の物静かな雰囲気と破壊に近い激しいドラミング。この静と動の同居がスゴイ。そして一つの場所にとどまらない攻撃的な生き方にも感銘しました」静けさの中に激しさを持ち合わせること、より高いステージに向かって進む姿勢が後藤騎手にとってのヒーロー。その条件を満たした日本車はレクサスLS。LSのクールな佇まいと秘めた高性能のギャップがヒーローなのだ。
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高橋 巧(2輪ロードレースライダー)のヒーロー |
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ホンダ NSX(絶版) |
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世界が認めた日本のスーパーカーNSX
現在、全日本ロードレースG P250クラスで開幕3連勝中、昨シーズンから数えると驚異の5連勝中とロードレース界、期待の新星、平成生まれの高橋巧選手。「最も憧れるのは“キング・ケニー”と呼ばれた伝説のチャンピオン、ケニー・ロバーツですね。でも活躍していたのは僕が生まれる前のこと。これはバイク好きの父親の影響だと思います」高橋選手のヒーロー=チャンピオンは、ずばり世界が認めるNo.1の存在だ。「 世界で認められた日本車といえばNSXですよね。」平成生まれの若きライダーはジャパニーズスーパーカーにヒーローを重ねる。
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日産 フェアレディZ (現行型) |
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強さと速さを併せ持つフェアレディZ
ライフセービングの技術を競技化したアイアンマンレース。その全日本選手権で5連覇という偉業を達成した飯沼誠司さん。現在も現役の選手として活躍中だ。「幼いころからスポーツをしていたからですかね、速さと強さを兼ね備えた選手に憧れました。特にマラソンの瀬古選手。42.195kmの中で駆け引きを行い、ココだ!という時の勝負強さ。これは感動的でしたね」飯沼さんにとって「やるときはやる」、ここぞという勝負強さをもつことがヒーローなのだ。強さと速さを兼ね備えた日本車がフェアレディZだというのはうなずける。
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Report/ 河瀬 達也 |
※この記事は、カーセンサー関東版15号(7月17日発売)の特集をWEB用に再構成したものです |
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