第39回 クライスラー クロスファイア(現行) 【おいしい中古車】
カテゴリー: クルマ
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2008/07/28
■アメ車のスタイル+ドイツ車の走り=クロスファイア
ポルシェやフェラーリと聞けば、アタマにはすぐに超高級スポーツカーというイメージが浮かびます。ではクライスラーと聞くとどうでしょう?「えっと、どこのメーカーだっけ?」と思った人、多いんじゃないでしょうか。ちなみに正解は、アメリカのメーカーです。
高額車は、聞いてわかるものと見てわかるものの2通りあると思います。ポルシェやフェラーリはもちろん前者。その名前を聞いただけで「あ、高い車だ」とわかります。一方後者は、名前は知らないけど、見ればわかると。ベントレーなどが好例でしょう。ロールス・ロイスほどの知名度はないけれど、見れば「あ、こりゃ間違いなく高いね」と。
2001年のデトロイトショーでコンセプトモデルが発表されたクロスファイアは、ほぼ同じような出で立ちのまま2003年に登場。見た目はもうアメリカンマッチョの典型。写真を見ればわかるかと思いますが、ムッキムキのピッチピチ。特にリアスタイルなどは、どう見ても普通の車じゃないオーラをビシビシ出しています。
■リアスタイルは絶品!価格的な魅力も十分!!
となればエンジンなんて「6L級のV12で500psオーバー、一般道の燃費なんか3km/Lだろ?」と思いがちですが、さにあらず。エンジンは旧型のM・ベンツSLKに搭載されていた3.2LのV6が積まれています。ミッションもSLKと同じ5AT。要はベースがSLKなのです。言わば米独の合作。
なので、見た目アメ車で中身はドイツ車って感じです。乗ってみるとアメ車独特の“ゆるさ”は希薄で、そのスタイルからは想像できないカッチリした乗り心地。アメ車のような筋肉質なスタイルで、走りはドイツ的な硬派な車がいいという人にはピッタリの一台と言えるでしょう。
奥ゆかしい日本人にはあまりにもイケイケなスタイルが受け入れられなかったのでしょうか。しかし裏を返せば、そんなイケイケなアメ車が好きという人にはたまらない状況。見れば明らかに高いことがわかるクロスファイア。ご覧のとおり、とってもお買い得なのであります。
ただし人気がない分、タマ数が少ないのがタマにキズ。「これは!」と思ったらすぐに行動したほうがよさそうですよ。クーペモデルほどお買い得ではありませんが、オープンモデルのロードスターもラインナップされています。
ポルシェやフェラーリと聞けば、アタマにはすぐに超高級スポーツカーというイメージが浮かびます。ではクライスラーと聞くとどうでしょう?「えっと、どこのメーカーだっけ?」と思った人、多いんじゃないでしょうか。ちなみに正解は、アメリカのメーカーです。
高額車は、聞いてわかるものと見てわかるものの2通りあると思います。ポルシェやフェラーリはもちろん前者。その名前を聞いただけで「あ、高い車だ」とわかります。一方後者は、名前は知らないけど、見ればわかると。ベントレーなどが好例でしょう。ロールス・ロイスほどの知名度はないけれど、見れば「あ、こりゃ間違いなく高いね」と。
↑ベースとなっているM・ベンツSLKの面影を感じさせないスタイリングは、古き良き時代のアメ車をほうふつとさせるマッシブなスタイリングだ(左右)
今回ご紹介する車は後者の部類。見た目はとても高そうなのに(実際新車時の価格は高いんです)、実はとっても安く買えるクライスラークロスファイアをご紹介します。2001年のデトロイトショーでコンセプトモデルが発表されたクロスファイアは、ほぼ同じような出で立ちのまま2003年に登場。見た目はもうアメリカンマッチョの典型。写真を見ればわかるかと思いますが、ムッキムキのピッチピチ。特にリアスタイルなどは、どう見ても普通の車じゃないオーラをビシビシ出しています。
■リアスタイルは絶品!価格的な魅力も十分!!
となればエンジンなんて「6L級のV12で500psオーバー、一般道の燃費なんか3km/Lだろ?」と思いがちですが、さにあらず。エンジンは旧型のM・ベンツSLKに搭載されていた3.2LのV6が積まれています。ミッションもSLKと同じ5AT。要はベースがSLKなのです。言わば米独の合作。
なので、見た目アメ車で中身はドイツ車って感じです。乗ってみるとアメ車独特の“ゆるさ”は希薄で、そのスタイルからは想像できないカッチリした乗り心地。アメ車のような筋肉質なスタイルで、走りはドイツ的な硬派な車がいいという人にはピッタリの一台と言えるでしょう。
↑インパネはアルミ調パネルでスポーティだ(左) 必要十分なパワーの3.2L V6エンジン(中) アメ車ならではのマッスル感が顕著なリアフェンダーの膨らみ(右)
さて、そんなクロスファイアがいかほど安いのか。新車価格は490万円なり。それが最安値の物件はというと、なんと159万円。半額どころか1/3以下!現行車なのになんたることか。しかも走行2.8万km、修復歴なしの良質物件。あまりにも安いのです。“破格”と言っても差し支えないでしょう。奥ゆかしい日本人にはあまりにもイケイケなスタイルが受け入れられなかったのでしょうか。しかし裏を返せば、そんなイケイケなアメ車が好きという人にはたまらない状況。見れば明らかに高いことがわかるクロスファイア。ご覧のとおり、とってもお買い得なのであります。
ただし人気がない分、タマ数が少ないのがタマにキズ。「これは!」と思ったらすぐに行動したほうがよさそうですよ。クーペモデルほどお買い得ではありませんが、オープンモデルのロードスターもラインナップされています。
Text/金子剛士
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