ホンダ ヴェゼル ▲ヴェゼルRSにはツヤありブラック仕上げの外装パーツやハニカム文様のグリルが採用され、他グレードとの違いが演出されるだろう。パワートレインには1.5Lハイブリッドが踏襲される

※当記事はムックハウス社の発行する雑誌「マガジンX」編集部より寄稿いただたものです。内容は雑誌の内容をWEB用に一部再編成しています。マガジンXの詳細は記事末のリンクをご確認ください

新型ヴェゼルに「RS」グレードを追加? スポーティイメージの復権を急ぐホンダ

「ホンダ=スポーティ」のブランドイメージを再構築すべく同社はRSモデルの横展開に力を注ぐようだ。シビックへの追加に続いてCR-Vにも準備されている。が、さらにヴェゼルにも設定される見通しであることがわかった。
 

運転する楽しさが強調されてスポーティな雰囲気を有する「RS」は、フィットとN-ONEに続きシビックにも追加されたばかりだ。

そこにきてヴェゼルにも追加されるとは嬉しいかぎり。じつは先代ヴェゼルにも「RS」が設定されていたことはを覚えているだろうか。

専用アイテムとして可変ステアリングギアレシオが採用され走行安定性アップに貢献するパフォーマンスダンパーや、ブラック外装パーツが装備されていた。

ホンダ ヴェゼル▲先代ヴェゼルに「RS」が追加されたのは登場から2年2ヵ月後の2016年2月だった。可変ステアリングギアレシオ、パフォーマンスダンパーなどが与えられトップグレードに据えられた

話を次期ヴェゼルRSに戻そう。パワートレインは他グレードと同じ1.5Lエンジンと2モーター式のハイブリッドで、パドルシフトのように扱える減速セレクターによってアクセルオフ時の回生の強さを手元で調整できる。

ヴェゼルRSはCR-V RSより先に登場する予定で、2025年後半にも発表される模様。本来あった「ホンダ=スポーティ」のブランドイメージを取り戻す作戦だ。

なお、ヴェゼルRSの開発が優先されるためか、CR-VへのRS追加は2026年以降にズレ込むとの見方が強い。

※2024年10月25日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

【諸元・スペック】
■予想発表時期:2025年10月
■全長×全幅×全高:4330×1790×1580(mm)
■搭載エンジン:1.5L 直4+モーター
 

文/マガジンX編集部
写真/マガジンX編集部、ホンダ