マクラーレンが注目の流行発信地「みなとみらい」のKアリーナ横浜に新店舗オープン!
カテゴリー: クルマ
タグ: マクラーレン / 750S / アルトゥーラスパイダー / EDGEが効いている / 古賀貴司
2024/04/20
都心以外では関東圏初となる正規ディーラー
正規輸入車のディーラー事業を手がけるSKYグループ(ブルース株式会社)が、横浜市のみなとみらいにマクラーレン正規販売店「マクラーレン横浜」を開設した。世界最大級の音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」の敷地内にオープンしたマクラーレン横浜は、ロケーションの良い1階に延べ床面積241.39平方m(約73.02坪)を有し、新車販売を中心にカスタマーサービスを提供する。
店内はフロアタイルからコンサルテーションスペースの家具類、天井素材や照明機材に至るまでのすべてが厳選された一流品で揃えられており、落ち着きのある空間となっている。モダンでクリーンなショールームが放つ雰囲気、質感などすべてに“マクラーレンイズム”が吹き込まれている。
マクラーレン横浜は、日本において7店舗目のマクラーレン正規販売店となり、SKYグループにとっては「マクラーレン麻布」に続く2店舗目の出店となる。美しいショールームには3台ほどの展示車スペースを確保してあり、4K大画面のタッチパネルを用いた3Dカーコンフィギュレーターや、マクラーレンの本拠地であるMTC(マクラーレン・テクノロジー・センター)の工場の様子を表示する巨大な「ウォーキングウィンドウ」と名付けられたモニターも設置している。
「東京都内にリテーラー(正規販売店)が2店舗ある以外、今まで関東圏に正規ディーラーがなかったことが不思議なくらいです」と語ってくれたのはマクラーレン横浜の店長、森春彦氏。
横浜店では認定中古車にあたる「クオリファイド物件」も取り扱うという。
「現在展示している車両は新車の“在庫”車両ですから、場合によってはクオリファイド物件(認定中古車)を並べることにもなると思います。当店舗でのお客様からの買取り車両が増えるようなことがあれば、専用の車庫を用意することも検討しています」と認定中古車の取り扱いも積極的に行っていく模様だ。
「新車はお客様の要望に応じて細かく仕様を決めることができる半面、納車されるまでにはお時間を多少頂戴することになってしまいます。その点、認定中古車であれば条件に近い物件がございましたらすぐにお乗りいただけるので、新車の到着をお待ちいただく間、認定中古車でマクラーレンの世界観を一早く味わっていただけると思っています」と、認定中古車の利用例も教えてくれた。
取材当日は、マクラーレンにとって新たなベンチマークとなる750S クーペとスパイダー、そしてマクラーレン初のハイブリッドスーパースポーツであるアルトゥーラに新たに加わったスパイダーが展示されていた。アルトゥーラ スパイダーは、デビュー当初のアルトゥーラと比較すると大幅なアップグレードが施されており、パワー、パフォーマンス、そしてドライバー・エンゲージメントの向上が実現しているという。また、新型アルトゥーラ クーペ にも同様の改良が施されているそうだ。
3L V型6気筒エンジンとモーターを組み合わせによって、最高出力は700psを発揮。ガソリンエンジンの出力はリッターあたり200psを超える。V6エンジンの最大トルクは720N・mと最大225N・mのトルクを発生するモーターの組み合わせにより、瞬時のスロットルレスポンスを実現している。また、トランスミッションのキャリブレーションの見直しにより、ギアシフトは25%高速化されているという。
なお、0→100km/h加速3秒、0→200km/h加速8.4秒、0→300km/h加速21.6秒、最高速度330km/hとクーぺ同等の高いパフィーマンスを誇り、リトラクタブル・ハードトップは、速度50km/hまでであれば、走行中でも11秒で電動開閉が可能。また、オプションにはボタン操作でパネルの透過率を変更できるエレクトロクロミック・ルーフパネルが用意されている。
アルトゥーラ スパイダーは現在2025年モデルイヤー(MY25)として、注文を受け付けているところだ(デリバリーは本年度第四4半期を予定)。なお、車両本体価格は3650万円。
「写真を撮るだけでも、またお子様連れのご来店も歓迎です。横浜みなとみらいを訪れた際は、ぜひ当店にお立ち寄りいただき、マクラーレンの世界に触れてみてほしいですね」と森さんは語ってくれた。