一度ハマると抜け出せない!? おしゃれで実用的なフレンチバン【吉田由美の勝手にハピバ】#025ルノー カングー
カテゴリー: クルマ
タグ: ルノー / カングー / 吉田由美の勝手にハピバ / 吉田由美
2023/07/25
こんにちは、カーライフ・エッセイストの吉田由美です!
カーセンサーの本でも連載している企画「勝手にハッピーバースデー」。
この企画では、発売したタイミングをその車の誕生日と見立てて、○年後に○歳おめでとう! と勝手にお祝いをしていきます。
ルノー カングー(2代目)を勝手にハッピーバースデー!
今月お祝いするのは2009年9月に発売されたルノー カングー(2代目)です。
カングーは、ほのぼのとしたフロントフェイスに広い室内を持ち合わせたフレンチバン。
天井が高く、スクエアな荷室は背の高いモノも乗せやすいので商用車としての使い方も人気です!
例えば、大きな観葉植物やお花をそのまま乗せられるので、お花屋さんの配達車として働いているのを目にすることも。
カングーのゆるキャラ的なエクステリアデザインやカラフルなボディカラーとお花がマッチしてなんだかおしゃれなんですよね~(笑)。
お花屋さんのイメージにもピッタリ。
そんなおしゃれで実用的な性格をもつカングーは、瞬く間に欧州でも日本でも人気者となりました。
今回の主役、2代目カングーが日本で発売されたのは2009年。
初代カングーと比べるとボディサイズが大きくなり「デカングー」なんて呼ばれました。
発売当時は狭い道が多い日本でのは使い勝手が悪く、販売数減少が懸念される声もちらほら。
しかし、そんな心配とは裏腹にロングセラーモデルとなり、13年間ものあいだ販売、人気も持続され続けました。(フルモデルチェンジしなかっただけというウワサもありますが(笑)。)
その間、数々の限定車を送り出し、どれもアッという間に完売するという人気ぶり。
こんなことが出来ているのは、カングーとフィアット 500(チンクエチェント)ぐらい!?
それだけ、愛されている車ってことですね。
しかも、多くの特別仕様車はユーザーの心をつかみ、カングーからカングーに乗り替える「カングー沼」にハマってしまう人もいるぐらいです。
そんな中で、私の印象に残っているのは特別仕様車「ラ・ポスト」の発表会。
ポストというネーミングからピンときた人もいるかもしれませんが、そう郵便局の車です。
日本の郵便局の車は赤いボディカラーですが、フランスの郵便局では黄色いカングーが使われているのだそう。
そういえば、2代目カングーの飛行機の操縦桿のようなサイドブレーキレバーは、1日何回もサイドブレーキを使用する郵便局員の声から、使いやすいように設定されたんだとか。
その黄色い郵便局仕様のカングーがモチーフとなり、日本で特別仕様車として発売。
当時、ラ・ポストの切手を発表会のお土産でいただいたのを思い出して探してみたら、自宅にありました!
もったいなくて使わないうちに月日は流れ、今ではこの切手1枚でははがきが送れなくなってしまいましたが……。
さらに、強烈だったのはサンリオとコラボレーションした「マイメロディ・カングー」。
サンリオの人気キャラクターである「マイメロディ」誕生40周年を記念して作られた世界に1台の車です。
これは販売されなかったようですが、この発表会にも行っているんですよね~。すごいぞ、私(笑)!
そんなこんなで、たくさんの特別仕様車が発売されたカングーのボディカラーバリエーションはめちゃくちゃ多い! 全部で何色あるのでしょう?
カングー沼にハマるのは、こんなことも理由のひとつかもしれません。
そして、まだハマってしまう理由があります。
それが2代目カングー発売時から開催されているオーナーミーティング「カングージャンボリー」。
初回は正真正銘のオーナーさんたちが始めたそうですが、2回目からはルノー・ジャポンが開催しているイベントです。
私は何度か取材に行ったことがあり、昨年は会場のレポーターとして参加させていただきました。
毎回、オーナーさんたちの「カングー愛」をひしひしと感じるカングージャンボリー。
十人十色のスタイルでゆる~く楽しむ様子にお互い刺激を受け、さらに深いカングー沼にハマるようです。
14歳、ハッピーバースデー♪
▼検索条件
ルノー カングー(2代目)×全国今回撮影協力いただいた「STAR ROCK CO.,LTD.」は大型展示場完備のカングー専門店です。初代から現行型まで世代を問わず在庫をラインナップ。
また、カングー専門店ならではの自社オリジナルパーツも製造販売をされているので、カスタムの相談までできちゃいます。ぜひチェックしてみてください。
カーライフ・エッセイスト
吉田由美
短大時代からモデルを始め、国産メーカーのセーフティドライビングのインストラクターを経て「カーライフ・エッセイスト」に転身。車回りのエトセトラについて独自の視点で、自動車雑誌を中心にTV、ラジオ、WEB、イベントなどで広く活動中。様々な車を紹介するYouTube「吉田由美ちゃんねる」も好評配信中!