▲三菱の最新のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」がミラージュに織り込まれた場合、こんな表情になるだろう。三菱は各車種の顔つきを統一する戦略を推し進めている ▲三菱の最新のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」がミラージュに織り込まれた場合、こんな表情になるだろう。三菱は各車種の顔つきを統一する戦略を推し進めている

テコ入れで商品力アップを図る

三菱は、世代交代を待たずモデルライフ途中の車種にも手直しを施してダイナミックシールドの展開を進めている。

海外向けでは、ピックアップのトライトンに続き、パジェロスポーツにも大規模なマイナーチェンジを実施してフロントマスクのアップデートを図る。

ダイナミックシールド反映は他のモデルでも同様に行われる模様でミラージュも候補に挙がっているようだ。

コルト後継車として、2012年にブランドが復活した国内向けミラージュは現在タイで生産されており、2015年にラジエターグリルが拡大されるなどの化粧直しが行われた。

しかし、モデルライフが長くなる見込みから再び改良が行われて、フロントマスクのアップデートが図られるようだ。

当然、このタイミングでの顔つき変更となれば、ダイナミックシールドが織り込まれることは想像に難くない。

上に掲載したCGは、その表情を予想したもの。いまどきの三菱車らしい顔つきを与えてみたがいかがだろうか。

アライアンスに入ったことで三菱は次期ミラージュを日産と共同開発し、シャシーなどのコンポーネントを共有する可能性が高い。

だが、ここで取り上げたように現行モデルの手直しが検討されていることを加味すると、まだ数年先まで世代交代は行われない公算が大きい。

▲2012年に、コルト後継車として発売された現行ミラージュ。国内向けはタイで生産されていて現地から輸入販売されている▲2012年に、コルト後継車として発売された現行ミラージュ。国内向けはタイで生産されていて現地から輸入販売されている

※2019年6月2日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
 

【諸元・スペック】
■予想発表時期:2020年
■全長×全幅×全高:3795×1665×1505(mm)
■搭載エンジン:1.2L 直3
 

text/マガジンX編集部
photo/マガジンX編集部、三菱自動車