平成末期のパパ&ママが選ぶ「子育て車」の実態【中古車購入実態調査】
2019/04/18
子育て基準で選ばれている車
「子どもが生まれるから」「家族が増えたから」……これらは“車を購入する理由”としてよく聞く話ですよね。
実際に、リクルートが運営する育児情報メディア「ゼクシィBaby」のママ隊150名を対象に行ったアンケートでも、半数以上のママおよびプレママ(&その家族)が車を所有しており、うち約25%が「妊娠や出産がキッカケで購入または増車をした」と答えました。
Webメディア「ゼクシィbabyみんなの体験記」でも同様のレポートが寄せられており、子育てと車選びの親和性が高いことが分かります。
では、そのような子育てパパ&ママたちは、実際どのような車を購入しているのでしょうか?
リクルート自動車総研の「中古車購入実態調査」より、“よそ”の事情をのぞいてみました。
12歳以下の子どもがいるユーザーに調査
購入した「ボディタイプ」は?
こちらは、12歳(小学6年生)以下の子どもと同居していて、直近1年以内に中古車を購入したユーザーを対象に実施した調査です。
実に6割以上を占めるのが2カテゴリー。ほぼ同率ながら、最も多いのが「軽自動車」、続いて「ミニバン」です。
車に明るくない人でも、このボディタイプは聞いたことがあるかもしれませんね。
近年、自動車メーカーが「家族向け」に装備などを開発し売り出しているのも、まさにこの2車種。日本の子育て世代には、小さいから運転しやすくて維持費の安い軽か、大きいから人と荷物がたくさん載せられて便利なミニバンが人気なのです。
軽・ミニバンの人気のモデルは?
このように、実際に多く購入されている「軽」「ミニバン」。具体的にはどのようなモデルが支持されているのでしょうか?
ここでは参考までに、カーセンサーnetでの人気モデルを紹介します。
今、日本の新車で一番売れている車。カーセンサーnetで特に人気を集めているのは、その旧型・初代モデルです。
そもそも新車時販売台数が多いため、中古車の流通量も豊富。価格帯も総額40万~190万円と幅広く、走行距離の少ない物件(走行5万km前後)で、100万円前後といったコンディションです。(2019年4月上旬時点)
軽とはいえ、新車では200万円近い値が付くスライドドア付きハイト軽。現行型と見た目もほぼ変わらず、基本装備も充実している初代N-BOXは、信頼度を担保しつつ、選びやすい値段であることが人気の理由でしょう。
スライドドアや3列シートが備わり、人も荷物もたくさん乗るミニバン。
カーセンサーnetでは先代のセレナが人気です。こちらも新車(現行型)の販売が好調なモデル。
現在のところ、総額100万円以下でも購入は可能ですが、そのあたりの価格帯はほとんどが走行5万㎞以上の物件。
色や程度、グレードなど、自分の条件に合う1台を探すとなると、予算は200万円くらい見積もっておいた方が良いでしょう。
王道以外のモデルを選んでも楽しい
以上のようなモデルが、今、多くの子育てユーザーに選ばれている車ですが、4月20日より発売の情報誌カーセンサー 6月号(税込100円)では、このような“王道”とはちょっと違った、でも有能な子育て車候補を紹介しています。
子育て車、ファミリーカーをお探しの方は、ぜひお近くのコンビニ・書店にてチェックしてみてください!
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