2列シート車がラインナップされるホンダ ジェイド
2017/10/23
▲ヘッドランプやフロントグリル、バンパーが変更されてシャープな印象が強められるジェイドのフロントマスク。わずかにバンパーが伸びて全長も拡大する見込みだ低全高3列シート車人気のかげりで低調
前身にあたる、ストリームや先代までの低全高オデッセイ所有者の受け皿として、2015年2月に国内導入されたジェイド。しかし、低全高の3列シート車が下火になってしまったことや、ハイブリッドとはいえ、エントリー価格が272万円という強気な値付が足を引っ張ってしまい、デビュー直後から低空飛行のままだ。
デビュー3ヵ月後には、253万円の1.5Lターボ車が追加されてややお手軽になったものの、毎月の販売台数は数百台にとどまっている。
▲2015年2月に国内導入されたジェイドは、プレーンな印象が強く、飽きの来ないデザインが魅力のひとつに掲げられる。斜めにスライドする2列目シートが採用されて、インテリアもチャレンジングな内容になっている安全運転支援システムを全車に装備
中国をメインに見据えて開発されただけに、国内では今後も現行モデルが細々と販売されるのでは、との見方が強かったが、ホンダが重い腰をあげてテコ入れに乗り出すことがわかった。
海の向こうでは、2016年11月にマイナーチェンジが行われ、ターボ車が追加されるなど商品力アップが図られた。日本仕様も同様にラジエターグリルとフロントバンパーが、刷新されて化粧直しが行われる模様だ。
ルックスの手直し以上に大きなトピックとして注目したいのが、2列シート5人乗りモデルの追加だ。中国では発売時から設定されている仕様だが、日本向けに用意されるのは初めて。室内フロアが既存の3列シート車とは異なるため、それなりの投資が行われたうえで投入される。これに伴って年間販売台数を1万台程度に引き上げる目論見だという。
この2列シート車はハイブリッドと1.5Lターボの両方にラインナップされ、エントリー価格は約240万円に設定されそう。また、現在は一部グレードのみに装備されている、ホンダセンシングが全車に標準装備される可能性もある。
2020年に国内廃止か
2018年5月にマイナーチェンジを施し、約2年間販売される計画だ。しかし、その後モデルチェンジは行われず、シャトルに吸収統合されてブランドが消滅するとの見方もあり。ジェイドの運命やいかに、気がかりだ。
※2017年10月23日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2018年5月
■全長×全幅×全高:4665×1775×1530(mm)
■搭載エンジン:1.5L 直4+モーター 他
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