魅力的な価格と車としての機能を両立したエッセ
維持費の安さや燃費の良さ、実用性の高さなど理由は様々なれど、軽自動車の人気たるや凄まじいものがあります。なかでもワゴンR、ムーヴ、ライフといった軽自動車界のご三家モデルは、街に出れば必ず同じ車に出くわすくらいの売れっぷり。中古車になっても人気は衰えることを知らず、軽なのにリッタークラスのコンパクトカーより高いといったありさまです。これら売れ筋の軽自動車は、ハッキリ言ってあまり中古車で買う旨味はありません。

それよりは、現行型で6000kmしか走っていないのに、50万円以下で買えるダイハツエッセなんてどうでしょう?走行6000kmなんて、慣らしが終わってさぁこれからという一番おいしいとき。それを歴史の1シーンにたとえるならば、わざわざ前のオーナーが秀吉ばりに草履を温めておいてくれたようなもんです。えぇ、下駄代わりだけに、ね。

気を取り直して、エッセの紹介といきましょう。「シンプルでおしゃれなカジュアルミニ」をコンセプトに、2005年12月に登場。軽のエンジンは同メーカー車の流用が多い中、エッセはなんと新開発の直3を搭載。NAとしては上々の58馬力を絞り出しながらも、燃費の良さも両立。10・15モード燃費は、4ATで22km/L、3ATでも21km/L、5MTにいたっては26km/Lも走るのです。
ダイハツ エッセ フロントスタイル|おいしい中古車 ダイハツ エッセ リアスタイル|おいしい中古車
↑セミトールタイプの軽自動車が多いなか、立駐に収まる逆台形のスタイルが新鮮。カラフルなボディカラーも魅力(左右)
実用性の高さも文句なし。ドアは90度(つまり直角)まで開くので、乗り降りや大きい荷物を載せる時にラクチンです。収納スペースもたっぷり用意されていて、大型センターコンソールトレイ(カップホルダー付き)やショッピングフック(フロント)など、実際に役立つ装備がてんこ盛り。

“乗りやすさ”に関しても研究されていて、平基調のボンネットデザインは見切りが良く、大型のドアミラーで後方視界もバッチリ。最小回転半径は4.2mと、狭い道でもなんのそのです。おまけにエアバッグは運転席だけでなく、助手席にも標準装備されています。

軽自動車のなかでもひときわ買い得感が目立つ存在
こんなクルマ、しかも程度極上の一台が50万円以下で買えるのだから、エッセはかなりお買い得です。しかも、今ならもっとオトクな買い方ができるのです。おいしいフリークの方ならピンと来た人もいるかもしれません。そう、おろしたて中古車です。

ここで言うおろしたて中古車とは登録しただけの未使用車。すなわち定義上は中古車なれど、実際にはまだ誰の手にも渡っていないゼロオーナーカーのこと。このおろしたて中古車は、決算後の4月に最も流通するので、まさに今が千載一遇のチャンス。

さっそくカーセンサーネットで探してみると、660D(新車価格:76万円)の走行3kmが、58万円。660L(新車価格:83万円)の走行4kmが61.5万円で売られています。新車を購入した時と比べると、車両本体価格はもちろん、自動車重量税が不要になるなど、諸費用も安くなります。しかも、ナビなどの人気のオプションが付いていることも多々あるなど、かなりオトク。そりゃそうです、新車みたいなもんなんですから。それが今の時期だけ安く買える、年に一度の大バーゲンてなわけです。
ダイハツ エッセ インテリア|おいしい中古車 ダイハツ エッセ ドア90度開き|おいしい中古車
↑ボディカラーと同色の「ハーモニーインテリア」を採用(左) 90度開くドアは抜群の乗降性をもつ。小物入れなどの収納も豊富(右)
唯一のデメリットは、好きなグレードやカラー、装備が選べないという点ですが、先にお話したとおり、おろしたて中古車は4月が最も流通する時期。エッセで未使用車とおぼしき走行30km以下の物件は、全国に81台。これだけあれば、必ずやお気に召す一台が見つかるはずです。

しかし、バーゲンは先手必勝。しかも一点モノ。これだけおいしいのですから、狙っている人も大勢います。カーセンサーネットデパートは年中無休、24時間営業です。今すぐご覧になってみてください。

Text/金子剛士

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