第22回 マツダ プレマシー(現行) 【おいしい中古車】
カテゴリー: クルマ
タグ:
2008/03/21
■適度にミニバン、適度にスポーツなプレマシー
関東では梅が咲き始め、桜のつぼみも膨らんできた今日この頃。みなさん、もう春です。ポカポカ陽気に誘われて「どこか行こうか?」なんて人も多いのではないでしょうか。そんなとき頼りになるのが多人数乗車が可能なミニバンなのです。
しかし、便利なミニバンも、走り好きのお父さんには敬遠されがち。そんな人たちに絶大なる支持を受けているのがスポーツカー並みの走行性能を誇るオデッセイなのですが、「いやいやそこまでは求めてない。それなりにスポーティであればいいんだ」という人も多いはずです。
そんな人にオススメしたいのが、マツダのプレマシーです。なんと100万円を切ってきました。「初代だろ」って?なんのなんの、バリバリの現行型なんです。
↑ミニバンでもマツダらしい“Zoom-Zoom”な走りは健在(左) 機能的にまとめられたインパネはスポーティさを兼ね備える(右)
アクセラのプラットフォームを採用し、3ナンバーサイズに生まれ変わった2代目のプレマシーは、2005年2月に登場しました。エンジンは直列4気筒の2Lと2.3L。搭載されるミッションは4AT(2007年9月のマイナーチェンジで5ATに)。100万円前後で狙えるのはMC前の2L(つまり4AT搭載モデル)がメインになりますが、ギアのレンジが広いので、走行中にこれといった不満を感じることはないはずです。
■登場から3年で市場には良質車が出回るかも!?
3ナンバーサイズとなり居住性が格段にアップしたことと、両側スライドドアの採用はもちろん大きなトピックスですが、一番の目玉はシートアレンジでしょう。「6+ONE」と名づけられたパッケージコンセプトは、2列目がキャプテンシートにもベンチシートにもなるのです。
仕組みは至って簡単。2列目の助手席側シート下に「KARAKURI 7th SEAT」と呼ばれるもう一つシートが隠されていて、このシートが格納されているときはキャプテンシートですが、引き出すことであっという間にベンチシートに早変わりするのです。これならば購入時にキャプテンとベンチどっちにしようと悩む必要もなく、用途に応じて使い分けることができるというわけです。
さて、このプレマシーがどれほどおいしいのか。プレマシーの3カ月前にデビューした同じく7人乗りのミニバンで、価格帯も近いトヨタアイシスと比べてみましょう。
●プレマシー:20C+’05年式+走行0.6万km+修復歴なし=127.8万円(新車時価格185万円)
●アイシス:1.8 L+’05年式+走行5.4万km+修復歴なし=127.9万円(新車時価格189万円)
↑シート下にシート、という画期的なKARAKURI 7th SEAT(左) メーカーオプションながら両側電動スライドドアを用意する(右)
このように、同じ予算で買えるクルマの状態を見ると一目瞭然。走行距離はなんと5万kmもの差が生まれているのです。プレマシーは慣らしが終わったばかりというような状態です。
しかも2008年の2月で登場から3年を迎え、車検による買い替え需要の高まりによって市場に出回るタマ数も豊富になってくるはずです。程度が良く、お手頃な価格で購入できる可能性の高い今がチャンスですよ。
関東では梅が咲き始め、桜のつぼみも膨らんできた今日この頃。みなさん、もう春です。ポカポカ陽気に誘われて「どこか行こうか?」なんて人も多いのではないでしょうか。そんなとき頼りになるのが多人数乗車が可能なミニバンなのです。
しかし、便利なミニバンも、走り好きのお父さんには敬遠されがち。そんな人たちに絶大なる支持を受けているのがスポーツカー並みの走行性能を誇るオデッセイなのですが、「いやいやそこまでは求めてない。それなりにスポーティであればいいんだ」という人も多いはずです。
そんな人にオススメしたいのが、マツダのプレマシーです。なんと100万円を切ってきました。「初代だろ」って?なんのなんの、バリバリの現行型なんです。
↑ミニバンでもマツダらしい“Zoom-Zoom”な走りは健在(左) 機能的にまとめられたインパネはスポーティさを兼ね備える(右)
アクセラのプラットフォームを採用し、3ナンバーサイズに生まれ変わった2代目のプレマシーは、2005年2月に登場しました。エンジンは直列4気筒の2Lと2.3L。搭載されるミッションは4AT(2007年9月のマイナーチェンジで5ATに)。100万円前後で狙えるのはMC前の2L(つまり4AT搭載モデル)がメインになりますが、ギアのレンジが広いので、走行中にこれといった不満を感じることはないはずです。
■登場から3年で市場には良質車が出回るかも!?
3ナンバーサイズとなり居住性が格段にアップしたことと、両側スライドドアの採用はもちろん大きなトピックスですが、一番の目玉はシートアレンジでしょう。「6+ONE」と名づけられたパッケージコンセプトは、2列目がキャプテンシートにもベンチシートにもなるのです。
仕組みは至って簡単。2列目の助手席側シート下に「KARAKURI 7th SEAT」と呼ばれるもう一つシートが隠されていて、このシートが格納されているときはキャプテンシートですが、引き出すことであっという間にベンチシートに早変わりするのです。これならば購入時にキャプテンとベンチどっちにしようと悩む必要もなく、用途に応じて使い分けることができるというわけです。
さて、このプレマシーがどれほどおいしいのか。プレマシーの3カ月前にデビューした同じく7人乗りのミニバンで、価格帯も近いトヨタアイシスと比べてみましょう。
●プレマシー:20C+’05年式+走行0.6万km+修復歴なし=127.8万円(新車時価格185万円)
●アイシス:1.8 L+’05年式+走行5.4万km+修復歴なし=127.9万円(新車時価格189万円)
↑シート下にシート、という画期的なKARAKURI 7th SEAT(左) メーカーオプションながら両側電動スライドドアを用意する(右)
このように、同じ予算で買えるクルマの状態を見ると一目瞭然。走行距離はなんと5万kmもの差が生まれているのです。プレマシーは慣らしが終わったばかりというような状態です。
しかも2008年の2月で登場から3年を迎え、車検による買い替え需要の高まりによって市場に出回るタマ数も豊富になってくるはずです。程度が良く、お手頃な価格で購入できる可能性の高い今がチャンスですよ。
Text/金子剛士
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