ターボという過給器で驚くべきパワーを発するエンジンが多数存在する
そのパワーは多くのドライバーをターボの虜にした
環境問題や経済性からターボに陰りを感じた時代もあったが
新生代ターボの登場で再ブームの兆しが大である
ターボ崇拝者たちよ、今こそターボ車に再び乗ろうではないか
ターボが可能にした意外性を求めるあなたにオススメ
ターボパワーが重いSUVをキビキビ走らせる
 
重量級の車体をグイグイ加速させるターボパワー
 SUVやミニバンはどうしても車重が重くなってしまい、エンジンのパワー不足を感じがち。大排気量エンジン搭載モデルを選べばパワー不足も感じないが、税金が高くなってしまう。そんな背景からターボを組み合わせるモデルが誕生している。ターボならではのトルクの太さが、重い車体をグイグイと加速させてくれる。
  マツダのCX-7やMPVは2.3Lの直噴ターボを搭載。重い車体を走らせるのに重要なトルクに関していえば、3.5L級の数値を実現しているから動力性能に不満は全くないはずだ。
  旧型の日産エクストレイルに設定されていたGTは280psを発生する直4ターボを搭載してしたモデルで、SUVのイメージからはかけ離れた豪快な走りを可能にしている。「 使い勝手やスタイリングからミニバンやSUVが欲しいのだが、ダルな走りはちょっと…」という走り好きなオーナーであれば、ターボの恩恵を存分に受けることができるはずだ。
 
 
マツダ CX-7(現行)
エンジン形式 直列4気筒DOHCターボ
最高出力 238ps/5000rpm
最大トルク 35.7kg-m/2500rpm
10・15モード燃費 11.0km/L
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日産 エクストレイルGT(旧型)
エンジン形式 直列4気筒DOHCターボ
最高出力 280ps/6400rpm
最大トルク 31.5kg-m/3200rpm
10・15モード燃費 9.5km/L
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三菱 エアトレックターボR(絶版)
エンジン形式 直列4気筒DOHCターボ
最高出力 240ps/5500rpm
最大トルク 35.0kg-m/2500rpm
10・15モード燃費 9.5km/L
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マツダ MPV 23T(現行)
エンジン形式 直列4気筒DOHCターボ
最高出力 245ps/5000rpm
最大トルク 35.7kg-m/2500rpm
10・15モード燃費 10.2km/L
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アウディ オールロードクワトロ2.7T(旧型)
エンジン形式 V型6気筒DOHCターボ
最高出力 250ps/5800rpm
最大トルク 35.7kg-m/4500rpm
10・15モード燃費 7.4km/L
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Report /石井昌道、坪内英樹 Photo /今村公則
※この記事は、カーセンサー関東版23号(2007年11月22日発売)の特集をWEB用に再構成したものです