日産 キューブ予想イラスト|ニューモデル速報

コンパクトな3列シートのミニバンとして成功を収めたホンダ フリードを横目に、日産は5人乗りのキューブで国内需要に応えてきた。そのキューブが大きく変わる可能性が浮上してきた。

キューブ3列シート化

イメージ一新!大きく変わるキューブに注目

日産がフリードに対抗する3列シートミニバンを開発しているようだ。ベースとなるのはノートで、プラットフォームや足回りも流用される。エンジンは1.2L+スーパーチャージャーが用いられ、ダウンサイジング過給コンセプトが反映される。

最近の日産のグローバルでの動向を見るに、新型ミニバンは国内専売車ではないはず。ゴーン体制のもと、“リストラ”が行われた日産の商品群を踏まえると、今の日産が日本国内だけのために車を開発することがないのは明白だ。

では、新型車はどの地域を視野に入れて開発されるのか。おそらく中国とアジア諸国がターゲットとなるだろう。この地域は、本格的なモータリゼーションが到来し、自家用車の需要が増している点と、大家族が一緒に暮らすライフスタイルであるという点が、コンパクトな3列シートミニバンにピッタリだからだ。

かつて国内では、コンパクトミニバンのキューブキュービックが販売されていたが、現行キューブの登場に合わせて廃止されている。しかしながら、ボディサイズの大小を問わず、国内では3列シート車の需要が多いことは日産も実感しているはずだ。

となると、コンパクトミニバンはキューブ後継車を兼ねる可能性もある。なぜならば、3代目にあたる現行キューブは2008年の発表から5年以上が経過しているからだ。新型キューブがコンパクトミニバンに生まれ変わるとしたら大きな話題となるだろう。

※2014年6月3日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

2008年の登場以降、マイナーチェンジなどを繰り返し5年以上ものロングセラーとなる現行モデル。新型はフリードの対抗車となるのだろうか

2008年の登場以降、マイナーチェンジなどを繰り返し5年以上ものロングセラーとなる現行モデル。新型はフリードの対抗車となるのだろうか

旧型のホイールベースを延長した3列シートのキューブキュービック。今となっては、日産もこのサイズのミニバンが欲しいはず

旧型のホイールベースを延長した3列シートのキューブキュービック。今となっては、日産もこのサイズのミニバンが欲しいはず

予想発表時期2015年4月
全長×全幅×全高4400×1695×1700(mm)
搭載エンジン1.2L 直4+スーパーチャージャーほか
■Photo&Text/マガジンX編集部