トヨタ ノア・ヴォクシー兄弟車 予想イラスト|ニューモデル速報

今年の東京モーターショーに出品されたトヨタのドル箱ミニバンであるノア/ヴォクシー。以前から本コーナーでも取り上げてきたその兄弟車、第3のモデルについての情報を紹介する

ノア/ヴォクシーの新たな兄弟車は、エスティマ後継か?

ハイブリッド専用となる第3のモデル

5ナンバー背高ミニバン市場で、日産 セレナ、ホンダ ステップワゴンとシェア争いを繰り広げるノア/ヴォクシーにとって、さらにシェアを伸ばすべく新たな派生車が開発されている。

この派生車、販売店および既存ユーザー対策も兼ねるようで、エスティマ後継車の役割も果たすのではないかと考えられる。現行エスティマは2006年に発表され、すでに7年が経過しているがモデルチェンジの動きがない。

エスティマのコンポーネンツを共有するアルファード/ヴェルファイアは、2015年に世代交代が予定されている。このままいけばエスティマは確実に周回遅れになる。各種の法規に適応していくにも、いつまでも部分改良だけで乗り切るのは難しいだろう。

そこで登場するのが第3のモデルだ。エスティマ特有の流線型ボディは踏襲されないだろう。卵型シルエットは広々感では不利であったため、スタイリッシュなデザインから居住性を重視したデザインへと軸足を移すことが予想される。その上で新しいネーミングで再スタートを切ることも充分に考えられる。

パワートレインやシャシーはノア/ヴォクシーから流用されるが、ガソリン車は用意されずハイブリッド専用車に仕立てられるという。プリウスと同じ1.8Lエンジン&電気モーターの組み合わせが用いられ、24km/Lに迫るカタログ燃費が実現されるようだ。

※2013年12月19日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

東京モーターショー2013で公開されたマイチェン版ノア/ヴォクシー(写真はヴォクシー)。この後に用意される派生車はハイブリッド専用となる

東京モーターショー2013で公開されたマイチェン版ノア/ヴォクシー(写真はヴォクシー)。この後に用意される派生車はハイブリッド専用となる

流麗なシルエットが仇になり、居住性ではライバルの後塵を拝しているエスティマ。新ボディを得て生まれ変わるのか

流麗なシルエットが仇になり、居住性ではライバルの後塵を拝しているエスティマ。新ボディを得て生まれ変わるのか

予想発表時期2014年12月
全長×全幅×全高4695×1695×1825(mm)
搭載エンジン1.8L直4+モーター
■Photo&Text/マガジンX編集部