【オンリーワンを探せ】「ダッジ ダート」で始めるアメリカンクラシックカーライフ
カテゴリー: クルマ
タグ:
2013/09/17
原稿執筆時点でカーセンサーnetに1台のみ掲載されている希少車を紹介するこの企画。今回、2013年9月10日に発見したのは「ダッジ ダート」です。1976年にいったん絶版となりましたが、アメリカでは2012年からアルファロメオ ジュリエッタと部品を共有する兄弟車として復活しています(日本未導入)。
ダートはフルサイズセダンとして1960年にデビュー。セダン、ワゴン、クーペ(ダッジが言うには2ドアセダンと2ドアクーペ)が設定されました。2代目、3代目と新しくなるたびにダウンサイジングし、ミッドサイズからコンパクトに姿を変えました。
今回取り上げたダートは4代目なのですが、そこはさすが“デカかろう、良かろう”が根底にあった頃のアメリカ。コンパクトなのに全長が約5mもあるんです(笑)。
ボディタイプは2代目からコンバーチブルも追加され全5バリエーション。搭載されるエンジンは、この代にはなんと11種類もあったんです! 当該中古車が搭載するのは最高出力230psの5.2L V8エンジン。「大排気量の割に……」と感じるかもしれませんが、37年前の話ですから十二分にパワフルです。
クーペやコンバーチブルモデルはそのハイパフォーマンスでダートの名を轟かせました。しかし、あえてベースモデルであるセダンをチョイスする行為に“ハズシ”の美学を感じます。パトカーとしても一時期アメリカでは見かけることがありましたが、もはや“珍しいクラシックカー”という雰囲気。“コンパクト”セグメントゆえの(?)控えめなデザインもいとおしいです。
クラシックカーの楽しみ方には様々あります。古いものを古い状態(もちろん、走れる状態)で乗る人、古いものを新車のようにピカピカに仕上げる人、そしてヤンチャな雰囲気に車をチューニングする人。支払い総額147.9万円で始められるアメリカンクラシックカーライフ。イイと思います。
V8エンジンの迫力を楽しみながら、ゆっくりのんびり走れば、周囲が羨む優雅さが漂うものです。「差別化」はいつも言っていることですが、もう登場することのないこの手の車は、不便さは否めないもののユニークなカーライフをもたらしてくれること、間違いありません。
ダートはフルサイズセダンとして1960年にデビュー。セダン、ワゴン、クーペ(ダッジが言うには2ドアセダンと2ドアクーペ)が設定されました。2代目、3代目と新しくなるたびにダウンサイジングし、ミッドサイズからコンパクトに姿を変えました。
今回取り上げたダートは4代目なのですが、そこはさすが“デカかろう、良かろう”が根底にあった頃のアメリカ。コンパクトなのに全長が約5mもあるんです(笑)。
ボディタイプは2代目からコンバーチブルも追加され全5バリエーション。搭載されるエンジンは、この代にはなんと11種類もあったんです! 当該中古車が搭載するのは最高出力230psの5.2L V8エンジン。「大排気量の割に……」と感じるかもしれませんが、37年前の話ですから十二分にパワフルです。
クーペやコンバーチブルモデルはそのハイパフォーマンスでダートの名を轟かせました。しかし、あえてベースモデルであるセダンをチョイスする行為に“ハズシ”の美学を感じます。パトカーとしても一時期アメリカでは見かけることがありましたが、もはや“珍しいクラシックカー”という雰囲気。“コンパクト”セグメントゆえの(?)控えめなデザインもいとおしいです。
クラシックカーの楽しみ方には様々あります。古いものを古い状態(もちろん、走れる状態)で乗る人、古いものを新車のようにピカピカに仕上げる人、そしてヤンチャな雰囲気に車をチューニングする人。支払い総額147.9万円で始められるアメリカンクラシックカーライフ。イイと思います。
V8エンジンの迫力を楽しみながら、ゆっくりのんびり走れば、周囲が羨む優雅さが漂うものです。「差別化」はいつも言っていることですが、もう登場することのないこの手の車は、不便さは否めないもののユニークなカーライフをもたらしてくれること、間違いありません。
Text/古賀貴司(自動車王国)
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
【オンリーワンを探せ】「ダッジ ダート」で始めるアメリカンクラシックカーライフ/旬ネタ