トヨタ ヴェルファイア/アルファード 【スクープ!】
2013/05/30
2008年5月の現行モデル登場から5年が経とうとしているが、いまだに高い人気を誇るトヨタのアッパーグレードミニバン、ヴェルファイア/アルファード。次期モデルはどのようになるのだろうか?
よりゴージャスに、よりワル風に進化
キャラクター分けはより鮮明に
ヴェルファイア/アルファードの販売はいまだに堅調だ。2013年3月の販売台数(日本自動車販売協会連合会調べ)では、ヴェルファイアが5290台を記録し登録車全体で16位、アルファードが3687台で同27位となっている。一番安いモデルでさえ300万円~の車がここまで売れているのは、車が売れないといわれている国内市場にあって驚異的といえる。
そのような事情もあり、次期型は現行モデルからコンセプトを大きく変えるとは考えにくい。ヴェルファイアはワルっぽさを強調して人気。アルファードはミニバンらしからぬラグジュアリーさが自慢だ。次期モデルでも、このキャラクターは踏襲されるはず。ヴェルファイアはよりワルっぽく進化し、アルファードはよりゴージャスになるのではないだろうか。
次期モデルに関してスクープ班が掴んでいる情報は3つ。1つ目は、現行モデルと比べてホイールベースは50mm延長されること。2つ目は、空力を考え全高を低くするミニバンが多い中、次期モデルは現行モデル並みの全高を維持すること。3つ目は、現行モデルとデザイン的に差別するためかノーズが数センチダウンされることだ。
以上の情報を元に作成したのが次期ヴェルファイア予想イラストだ。いまのトヨタデザインを考えると、よりアクの強いフロントデザインになると思われる。最大の変更点はリアビュー。トヨタ社内にはアグレッシブなデザインを求める傾向があり、フロントエンドは現行モデルのイメージを踏襲する必要があるものの、リアは思い切ったデザインになるだろう。
最後にパワートレインの情報を。次期ヴェルファイア/アルファードには、2.5L直4(アイドリングストップ付)と、2.5Lハイブリッド、現行モデルから継続設定される3.5L V6が用意される模様。ただし、このV6エンジンには動力性能と燃費性能を両立させたトヨタ独自の直噴技術「D-4S機構」を追加する計画も持ち上がっている。次期モデルの登場予定は、2015年1月だ。
※2013年6月6日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
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