今週のイチオシ

飛行機や宇宙船、奇抜な近未来デザインカーを買おう!


『21世紀、自動車は空を飛び、空中に建設された透明のチューブの中を行き来している』
誰もがこんな交通事情を夢見て、子供心にスケッチブックに筆を走らせたこともあるはずです。

しかし、交通事情は思っていたほど劇的に変化することはありませんでした。自動車は変わることなく道路を走り続けています。でも、時代が進むにつれて大きく変わった点があります。それは自動車のデザインです。丸いデザインの車、四角いデザインの車。そして宇宙船を思わせるようなデザインの車。そんな変化はエクステリアだけでなく、インテリアにも見受けられます。

飛行機の操縦桿のようなシフト、ダイアル式に回すスイッチ、宇宙船的空間を演出する間接照明…など趣向を凝らした作りの数々。車は運転して楽しむものですが、今回イチオシしている車たちは見ているだけで幸せになれるような、そんなファニーな車だけを集めています。ここでは、編集部が独断で選んだ3車種を紹介します。

RENAULT AVANTIME/ルノー アヴァンタイム
ルノー アヴァンタイム そのカタチは現代のスーパーカーといえる
同社のミニバンであるエスパスをベースに、ミニバン風2ドアクーペとして作られたアヴァンタイム。デザインだけでなく、優れたGT性能を有しているのも特長である。当時提携関係にあったマトラ社の工場で生産され、世界での生産台数は8545台、うち206台が日本に正規輸入されている

ISUZU VEHICROSS/いすゞ ビークロス
いすゞ ビークロス) クロスオーバーカーの先駆け的存在
’93年の東京モーターショーにコンセプトカーとして出品されたビークロスは、クロカンモデルとは思えない大胆なスタイリングで話題となった。超個性的なルックスは、現日産の中村史郎氏と現GMのサイモン・コックス氏両名のデザインによるもの。シャーシはビッグホーンのショート用が採用されている

WiLL VS/WiLL VS
WiLL VS 陸を走る“ステルス戦闘機”
異業種合同プロジェクト「WiLLプロジェクト」の第2弾として発売された5ドアハッチバック。スタイリングは非常に斬新で、大胆な面と線で構成されている。インテリアは航空機のコックピットをモチーフにしてデザインされていて、2人の空間を強調した左右一対デザインのフロントシートなどを採用している

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