オススメ銘柄 注目の車のなかから最もお得なグレードを導き出す|日刊カーセンサー

今週の注目銘柄:トヨタ ウィッシュ

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■高い走行性能や機能性をコンパクトボディに凝縮
トヨタ ウィッシュ|日刊カーセンサー
ホンダ ストリーム、日産 ラフェスタ、マツダ プレマシーが属す3列シートをもつ5ナンバースタイリッシュミニバンのグループの中で、抜群の人気を誇っているのが2009年4月に登場したトヨタ ウィッシュ。初代ウィッシュではエマージェンシーシートと言われたサードシートだが、現行型では大人がキチンと座れるスペースを確保している。乗車定員は7人乗りが主流だが、最上級グレードの2.0Zだけは2列目にキャプテンシートを採用し6人乗りとなる。

エンジンは1.8Lと2Lの2種類でともに直4DOHC。ともに高出力、低燃費を両立するバブルマチック機構を搭載している。駆動方式はFFを中心に1.8L車に4WD車を設定。組み合わされるミッションは駆動方式を問わずCVTとなっている。
相場の傾向と対策|日刊カーセンサー
■流通台数の増加に伴い値落ち幅は拡大
トヨタ ウィッシュ相場表グラフ|日刊カーセンサー

グラフの分析結果は

価格 3ヵ月前の平均価格が178万円で、その後1ヵ月間の値落ち幅は1万円だった。しかし年が明けると173万円まで下落
台数 300台付近で留まっている期間が長かったが、年を明けると一気に増加しピーク時には400台を超えていた
距離 11月の時点で約1.6万kmだった平均走行距離だが、走行距離の延びた車が増え2万kmまで延びている
2009年4月に登場した現行型ウィッシュ。発売から間もなく3年が経とうとしているが、大幅な変更は行われていない。2009年12月は1.8X(2WD/4WD)、1.8S(4WD)のバッテリーやオルタネーターの制御を改良し燃費を向上させた。10年4月には1.8S(2WD)も燃費を向上。同時に1.8Xにディスチャージヘッドランプなどを装備した特別仕様車の1.8HIDセレクションを設定した。11年9月には1.8Sをベースに専用シートなどを装着した特別仕様車の1.8SMONOTONEが登場している。
買いのグレード|日刊カーセンサー
■エアロパーツを装着した1.8Sの高年式車がお得!
トヨタ ウィッシュ|日刊カーセンサー トヨタ ウィッシュ 相場表グラフ|日刊カーセンサー
おトク度 台数 相場
おトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサー 33台 105万~230万円
新車時価格180万円スタートのウィッシュ。エアローパーツ装着車は全幅が変わり、装着済みの2.0Zと1.8Sが3ナンバー、非装着の2.0Gと1.8Xが5ナンバーとなる。総流通台数は豊富だが、グレードはエアロパーツを装着した1.8Sが圧倒的に多く、次いで1.8Xが続いている状況。この2グレードが大半を占めている。狙い目グレードは流通台数が豊富で、燃費性能も高く、さらにエアロパーツを装着する1.8Sだ。平均相場が下落しており、お得感が出てきているのがその理由だ。また年式ごとに相場を見てみると2009年式と11年式の価格差はわずか7万円。したがって11年式の高年式車を狙ったほうがよりお得といえるだろう。
Text/萩原文博