中古車ランキング2012 人気車HOT10

6-4
現行型プリウスが5位!
もはやハイブリッドカーは中古で買う時代だ!

2L超のM&Lクラスミニバンも中古車なら買える!

グラフ | 日刊カーセンサー人気上位10モデルのうち4モデルがミニバンだが、すべて排気量2L以上のM&Lクラスに属するモデルだ。いずれも《憧れ度》が先行しているが、クーペや高級セダンに比べ《本気度》も高い。

中古車相場の平均価格は200万円を切っている(旧型エスティマは100万円以下)ということも《本気度》を押し上げた要因だろう。「新車では手が出なかったが中古車なら買える」。そんなユーザーニーズを反映した結果だと言える。

6
日産 エルグランド(旧型)★ 820ポイント ★

流通量は1000台超を維持。一方で相場は下落傾向

日産 エルグランド(旧型)| 日刊カーセンサー震災直後に《本気度》が後退しランキングを落としたが5月に復活。エルグランド人気の高さを改めて証明した。一時期1400台まで達した流通量だが、最近は1200台程度で落ち着いている。その動きと連動するように、相場は平均価格で20万円近く下落した。

中古車相場 中古車流通量 生産期間
50万~350万円 2000年5月~2010年7月

2012年の注目キーワード

ハイウェイスターは3.5L狙い

エルグランドのなかでも狙いのグレードは、ハイウェイスターで異論はないだろう。2.5Lと3.5Lで悩むところだが、流通量の多い3.5Lが予算的にも攻めやすい。予算の目安は総額120万円台

5
トヨタ プリウス(現行型)★ 833ポイント ★

「欲しい」と「買おう」が高い次元でバランス

トヨタ プリウス(現行型)| 日刊カーセンサー短期的に順位を落とした時期を除いて高い人気を維持。順位が落ちた5~7月はプリウスαが登場したタイミング。《本気度》の高いユーザーが流れた可能性もある。流通量が順調に増え相場も下落中。これから本当においしい時期を迎える注目車だ。

中古車相場 中古車流通量 生産期間
140万~300万円 2009年5月~

2012年の注目キーワード

新車より30万円以上安く買う

流通する現行型プリウスの約半数が、新車時価格232万円の1.8S。攻めの姿勢で狙うなら「新車時価格より30万円以上安い」が高い満足度の目安だ!

4
トヨタ エスティマ(旧型)★ 840ポイント ★

現行型の検討ユーザーも現実的には旧型に落ち着く

トヨタ エスティマ(旧型)| 日刊カーセンサー生産終了から6年たった旧型エスティマ。現行型は平均価格が約220万円とまだ高い。予算が合わないユーザーが旧型に流れてくるのは当然だ。《憧れ度》では現行型と旧型で大きな差はないが、《本気度》で旧型が勝っていることがそれを裏づけている。

中古車相場 中古車流通量 生産期間
20万~190万円 2000年1月~2005年12月

2012年の注目キーワード

2.4アエラスを指名買い

「2.4L」と「アエラス」は2012年も旧型エスティマの重要ワード。ただし、修復歴車の割合が多いことにも注目したい。買い得感と安心感を考えると、総額60万円台が頃合いだ