オススメ銘柄 注目の車のなかから最もお得なグレードを導き出す|日刊カーセンサー

今週の注目銘柄:日産 ウイングロード

icon_popup.gif日産 ウイングロードのカタログを見る  icon_popup.gif日産 ウイングロードの中古車を探す
■想像以上の室内空間の広さと機能性が魅力
日産 ウイングロード|日刊カーセンサー
ステーションワゴン人気は停滞気味だが、盛り上がっているのがウイングロードが属する5ナンバーコンパクトクラス。このクラスにはハイブリッド車を擁したフィットシャトルが加わる予定で、今注目されている。

このクラスの主力を形成する3代目ウイングロードは2005年11月に登場。全長4.4mのボディながら、ホイールベースを2.6mと非常に長くすることで、広い室内空間を実現。

また広い室内にはスライド&リクライニング機能を備えたリアシートを採用しさまざまなシートアレンジが可能。汚れた物でも気軽に積めるウオッシャブルラゲージボードを採用するなど機能性の高さが魅力だ。
相場の傾向と対策|日刊カーセンサー
■台数増に値落ち傾向、買いのタイミング到来か!?
日産 ウイングロード 相場表グラフ|日刊カーセンサー

グラフの分析結果は

価格 昨年末から2011年1月までは上昇傾向だったが、一転して2月からは値落ち傾向に。
平均相場も100万円を割り込む状態となっている
台数 ピークだった年末には270台あったが、その後は小幅な変動を繰り返している。
現在は250台を割り込むところまで減っている
距離 需要期のまっただ中ということが影響して、価格の安い中古車が売れてしまい、平均走行距離は3.5万kmまで上昇
2005年11月に登場したウイングロード。2006年12月に1.5Lエンジンの改良とモデル体系の変更、2008年1月にグレード名称の変更と1.5Lエンジン+CVTの改良、同年10月には一部グレードの装備の拡充、2010年8月には一部グレードのシート地の変更や空気清浄機の採用など、室内空間の快適性をアップと4回の一部改良を行っている。

流通台数は時期的な影響により減少しており250台程度。50万円以下の中古車も出回り始め相場は30万~180万円。2007年12月までの前期モデルが多くを占めている。
買いのグレード|日刊カーセンサー
■燃費良し!装備良し!スタイル良し!の1.5RXエアロ
日産 ウイングロード|日刊カーセンサー 日産 ウイングロード 相場表グラフ|日刊カーセンサー
おトク度 台数 相場
おトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサー 39台 58万~119万円
新車時価格150万円スタートのウイングロード。エンジンは1.5Lと1.8Lの2種類があるが、中古車が多いのは1.5L。グレードでは2008年1月に設定された15Mが最も多いが、この大半が低走行のおろしたて中古車のため、まだ相場は高め。そこでオススメなのが、15Mに次いで流通台数が多く、お手頃価格の中古車が多い前期モデルの15RXエアロだ。

15RXエアロはその名のとおり、エアロパーツを装着したスタイリッシュなグレード。搭載する1.5Lエンジン+CVTの燃費性能は18km/Lとクラストップレベル。装備も充実していて撥水加工シートやウォッシャブルラゲージボードなど汚れ対策もバッチリなので、小さいお子さんがいるファミリーにもピッタリ。流通している中古車は便利なカーナビの装着率が77.4%と高いので購入したら即戦力になること間違いなしの実力派ワゴンだ。
Text/萩原 文博