オススメ銘柄 注目の車のなかから最もお得なグレードを導き出す|日刊カーセンサー

今週の注目銘柄:ホンダ エアウェイブ

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■多彩なシートアレンジができるお手頃サイズワゴン
ホンダ エアウェイブ|日刊カーセンサー
2001年に登場した初代フィットはフロントシート下に燃料タンクを採用し、広大な室内空間と画期的なシートアレンジを可能にしてコンパクトカーに革命を起こした。このパッケージングを流用し、広いラゲージルームをプラスしたフィットワゴンといえるのが2005年に登場したのがエアウェイブ。

リアシートが簡単な操作でダイブダウンやチップアップができるのはフィット譲り。リアシートをダイブダウンさせれば、自転車も搭載することでき、チップアップさせれば高さ1250mmの空間が出現と使い勝手は抜群。

エンジンは1.5L直4のみで、FF/4WDの駆動方式を問わずCVTが組み合わされる。
相場の傾向と対策|日刊カーセンサー
■相場も流通台数とも変動が激しい
ホンダ エアウェイブ 相場表グラフ|日刊カーセンサー

グラフの分析結果は

価格 3カ月前の平均価格は100万円付近。
一時高価格車の影響で値上がりしたものの、現在は99万円付近まで下がっている
台数 2010年8月に生産が終了している。
その後、9月の決算期におろしたて中古車が発生した影響で370台まで増加し、今も350台と豊富だ
距離 8月時点での平均走行距離が3.7万kmで、小幅な変動を繰り返しながら3.8万kmまで延びている。
今後はさらに延びる可能性が大きい
2005年4月に登場したホンダエアウェイブ。2006年3月に装備の充実、2007年6月にグレードの整理と装備の充実、2008年4月に内外装の変更とエアロパーツ装着車の設定を行い、2010年8月に生産終了となっている。

中古車の流通台数は350台程度と豊富で、そのうち75%が2007年5月までの初期モデルだ。最安値は50万円を切り、相場は48万~185万円と、初代フィットと同じ予算で狙えるようになっているので、フィットと比べるとバリュー感はかなり高い。
買いのグレード|日刊カーセンサー
■快適装備が充実した1.5Lスカイルーフ
ホンダ エアウェイブ|日刊カーセンサー ホンダ エアウェイブ 相場表グラフ|日刊カーセンサー
おトク度 台数 相場
おトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサー 65台 50万~138万円
新車時価格150万円スタートのエアウェイブ。中古車の流通台数は2007年5月までのモデルが大半を占めているため、初期に設定されていた1.5Lと1.5Gが豊富。狙いはこの2グレードから絞ることになる。

グレードによる価格差も小さめなので、オートエアコンやパドルシフト、アルミホイールなど装備が充実した上級グレードの1.5Lをオススメしたい。もちろん抜群の開放感を生むスカイルーフ付きは外せない。実は、初期型に絞って探すとスカイルーフ付きのほうがレスグレードより流通台数が多く探しやすいのだ。

1.5Lは上級グレードらしく、新車時にオプション設定だった5万7550円のディスチャージヘッドランプの装着率が50%を超え、またカーナビゲーションは装着率約70%と高めなのが特徴。フィット狙いの人にも、プラスアルファの魅力があるエアウェイブはオススメだ。
Text/萩原 文博