こんなクルマで帰省したい≪後編≫ 【なんでもベスト10】

隠れた名車が中古車市場にはゴロゴロ

移動の足としての性能を考慮しながら、家族、親戚、はたまた恋人ウケまでもイイであろう車をセレクトしてみました。意外な予算で、意外な車が中古車市場には出回っているものです。自分で選んでおきながら、自分で感心してしまったほどですから。なかには気にもとめなかった車もあるでしょうが、中古車カタログや物件をぜひチェックしてみてください。意外な盲点になっていたかもしれませんよ！！

第５位はランドローバーレンジローバー。雪道だろうと、山道だろうと、砂利道だろうと、走り抜けてくれる相棒。日本が誇るトヨタランドクルーザーでもいいじゃないか、という指摘もあるでしょうが、そこは“ミエ”・・・もとい、“スタイル”重視ってことです。旧型は１００万円台後半から狙えますが、あえて４００万円台からしか探せない現行型をオススメしてみます。なぜなら、抜群に街乗りの走行性が向上したからです。家族に優しく、親戚を乗せても大満足。もちろん、彼女ウケも！

第４位は日産スカイラインクーペ（旧型）。最近、とても気になっています。たった１５０万円くらいで、あの走りを満喫できる車はなかなかありません。帰省ラッシュとはまったく違う時間帯（早朝や深夜）、空いた高速道路を疾走する姿が思い浮かびます。街中ではちょっとスポーティすぎる乗り味に驚かされますが、高速域での安定性は抜群。国産車であそこまでエレガントな気分に浸れるクーペは、ホント希な存在だと思います。後ろ２席は子供用、もしくは荷物用として割り切るべし。

第３位はＶＷニュービートルカブリオレ。男性にも女性にもウケがいい車だと思います。大人４人が快適に座れるオープンカー、という理由だけでオススメしてみます。何をするにしても、オープンカーは“特別”な雰囲気を演出してくれます。帰省も、初詣も楽しめること間違いなし。 家族にも、親戚にも、オープンカーという非日常が笑みをもたらすことでしょう。最近、中古車相場もこなれてきて２００万円くらいから探せる、ホント気軽に楽しめる４座オープンカーです。

第２位はＭ・ベンツＥクラスワゴンＡＭＧ（旧型）。誰もが認める、超高速クルーザーが今となっては２００万円台から探せるんです。時間の経過がなせる中古車価格のマジックですね。帰省の強烈な足になること間違いなし。走りっぷりは現役バリバリ。セダンでも使い勝手はイイですが、たっぷり荷物を積みたい人にはワゴンがオススメ。総じてセダンのほうが安いですが、ワゴンもこなれてきました。田舎の親戚もＭ・ベンツＡＭＧを見て、驚き、おののき、喜んでくれることでしょう。

第１位はトヨタカルディナ（絶版）。なかでも２．０ＧＴ?ＦＯＵＲ。２Ｌ直４エンジンはターボ付きで、最高出力２６０ｐｓをたたき出します。その走りを４ＷＤが支える、驚くほど速いワゴンです。帰省を考え、意表をついた選択にしてみました。荷物が積めて、大人５人がちゃんと座れて、しかも速い。ワゴンといえばスバルレガシィツーリングワゴンの人気ぶりに驚かされますが、ニッチなところにカルディナが隠れていました。日本が誇るサイボーグワゴン、って移動の足に素敵じゃないですか？