300万円以下のお買い得な輸入車セダンベスト10≪後編≫ 【なんでもベスト10】

現行型でも中古車なら高級輸入車が狙える

新車時価格が高い現行モデルでも、300万円以下という予算で狙えることに気づいてしまいました。走りも見映えも良く、所有する喜びを味わえそうな選択って、賢い買い物だと思いませんか? 毎日運転する人も、そうでない人も、輸入車の魅力を感じ取れるような車を挙げてみました。意外な車が意外な値段であるものです。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。

第5位アウディS6(旧型)。200万円台で狙える、物凄いハイパフォーマンスセダンです。車好きならご存じでしょうが、とにかく速いんです。それでいて、ちょっと控えめなデザインはまさに“羊の皮を被った狼"そのもの。コストパフォーマンスに優れていることもさることながら、高速移動が多い人には本当にオススメな一台です。アウトバーンを何百kmも走って移動するビジネスマンや、弁護士、会計士といった専門職の気分を味わえます。本当にスポーツカー並みに速い。

第4位マセラティクワトロポルテ(旧型)。日常の足としてのセダンと考えないでください。セダンでありながら、マセラティというブランドをまとったスーパーカーなんですから。かといって現代の水準で考えれば、それほど性能が優れているわけでもありません。ブランド信仰とまでは言いませんが、やはりかつてのスーパーセダンには味わいと雰囲気があります。それが300万円以下で狙えるとあらば、やはりお買い得です。ファッション感覚で車に乗れる人には、かなりオススメ。

第3位BMW7シリーズ(現行)。最近、カーセンサー本誌をめくっていて度胆を抜かれました。もう現行7シリーズの前期型は200万円台で流通しているんです。賛否両論あった現行7シリーズのデザインですが、ようやく見慣れてきて違和感もありません。車の出来映えはすこぶる良く、走る歓びを大型セダンでも味わえます。それと同時に、大型高級セダンがもつオーラは健在。賢い買い物であることに間違いありません。ゴルフ場に行っても、とても300万円以下には見られませんから。

第2位BMW3シリーズ(現行)。これからも原油高騰が続くと考えれば、小排気量は財布に優しいです。ついでに現行モデルだから、無理して買ったようにも見えません。走らせてみればフリクションが少ない感じがしますし、3シリーズの小気味良い走りに満足感たっぷりでしょう。世界の小型セダンがお手本にする3シリーズはいつの世代のものも良い走りを味わわせてくれますが、最新モデルには最新技術がテンコ盛りなのは事実です。国産セダンの新車を狙うなら、同じ予算でいかがでしょう?

第1位M・ベンツEクラス(現行)。もはやデビューから6年もたっていたんですね。中古車物件を見れば、200万円台でも結構探せることに気づきました。今までの質実剛健な雰囲気とは打って変わって、ちょっと色気づいたインテリアも悪くないです。ヘッドライトをONにすると、室内にちょっとだけ明かりがともるんです。走らせれば、どこまででも運転できそうなほど快適で疲れ知らずです。こんなセダンが300万円以下で狙えるのは幸せなことです。しかも現行型ですし。