リーズナブルに楽しむワンランク上の車

課長や部長の椅子が手に届きそうな年代の人は、積極的に"デキる男"的なカーライフを送るべきだと思います。若手からカッコ良く思われれば、自分への良いプレッシャーにもなることでしょう。上司よりグレードの高い車に乗ってはいけない、なんてまことしやかに語られている日本。ですが中古車なら上司の車よりも安く、グレードの高い車が楽しめるんです。そんな賢い車選び、実践してみませんか?気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。コストパフォーマンスの高さに驚くかもしれませんよ。

第10位はM・ベンツEクラス(現行)。トヨタマークXを新車で買う予算ほどで、狙えるんです。ちょっと賢い買い物だと思いませんか? 取引先や上司の嫉妬を買うかもしれませんが、そこは愛嬌と中古車で安かったことをアピールすれば乗り切れるでしょう。ゴルフはもちろん、子供たちや奥さん仲間の送迎でも人気を集めることでしょう。「M・ベンツ」という記号性はもちろん、高級車らしい適度のダンピングの効いた乗り味、そして疲れ知らずの走りはさすが。ちょっとデキるオヤジにぴったり。

第9位はトヨタセルシオ(絶版)。重役になれば、こんな送迎車が会社から用意されることもあるでしょう。しかし、そう簡単になれるものではありません。だったら自分で購入してしまえばいいのです。そろそろ100万円台半ばでも、結構程度の良いものが狙えます。部長よりランクが上の車はちょっと…、なんてスケールの小さい話は忘れましょう。だって中古車で安く買っているんですから。安かった、とアピールすれば嫉妬もされません。重役が味わっている世界を垣間見て、仕事を頑張ればいいのです。

第8位はBMWX5(旧型)。X5に乗る家族を見ると、"勝ち組"な雰囲気を感じます。新車時価格は最低でも700万円弱、高いモデルは1000万円オーバーだったんですから、おいそれと手が出せるわけではありませんでした。しかし、今では200万円台から余裕で狙えます。SUVの常識を覆したオンロード性能は、BMWセダンのDNAを受け継いでいます。普段はバリバリ仕事をこなして、週末や休日は家族でX5を楽しむデキるパパ、に乗って欲しいですね。モテるんだけど、家族を大切にするダンディズム。

第7位はトヨタアルファード(旧型)。王道っちゃ、王道です。ミニバンは本当に使い勝手が良く、室内空間が広いので快適です。特にアルファードは家族のためのミニバンだけど、ちょっと豪華に仕上がっています。小さなクラスのミニバンよりも、ゆとりある排気量で走りもちょっと豪快。最近、VIP送迎に用いられていることも理解できます。新車時価格は結構高いので、中古車なら住宅ローンや子供の教育費を抱えたパパにも優しいです。上司や取引先からの嫉妬も買わないでしょう。

第6位はボルボXC70(旧型)。家族を大切にしながら、アウトドアの趣味をエンジョイしているパパにぴったり。荷物はたっぷり載るし、ちょっとしたオフロードでも大丈夫。ゴルフ場に行って高級車と並んでも、独自の世界があって恥ずかしい思いをすることはありません。上司や取引先が少しでも嫉妬しそうなら、100万円台で買えることを教えてあげましょう。賢いお金の使い方をできる男として、きっと評価が高まることでしょう。奥さんだって、どこに乗り付けても恥ずかしくありません。

木曜日には第5位から1位を発表します。

フォトコレクション

写真:第10位:M・ベンツEクラス(現行)|なんでもベスト10

第10位:M・ベンツEクラス(現行)

写真:第9位:トヨタセルシオ(絶版)|なんでもベスト10

第9位:トヨタセルシオ(絶版)

写真:第7位:トヨタアルファード(旧型)|なんでもベスト10

第7位:トヨタアルファード(旧型)

写真:第6位:ボルボXC70(旧型)|なんでもベスト10

第6位:ボルボXC70(旧型)

Report / 古賀 貴司