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炭火焼きの魚に生麺を使ったラーメン……中央自動車道 境川PA(上り/下り)編【孤独の高速グルメ】
炭火焼きの魚に生麺を使ったラーメン……中央自動車道 境川PA(上り/下り)編【孤独の高速グルメ】
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ドライブ
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ドライブ
2016/03/26
//ABテストロジック
▲高速道路上で「炭火の焼魚定食」が食べられる激レアPA、それが中央道境川PA(上り)だ!
ちょっと地味な山梨県中央部に突如現れる「男のパラダイス」
山梨県のほぼド真ん中を横断している中央自動車道。そこを行く際、ドライバーは北西端の八ヶ岳PAと東端の談合坂SAでそれなりのエンジョイメントを味わうことができるが、途中の県中央部は正直、これといったわかりやすい華はない。ドライバーの視野に入ってくるのは茫漠とした山間の風景か、甲府盆地に散らばる住宅街のみ。霊峰富士も、残念ながらはるか南の彼方だ。
「仕方ないからここはサクッと通り過ぎるだけにして、お楽しみは次の県に期待するか……」
そう考える長距離運転者も多いかと思うが、ちょっと待っていただきたい。一見茫漠としている甲府盆地の中央南側、まさに山梨県の“へそ”ともいえる笛吹市境川町に、非常にプロスペックでナイスなPAが2つあるのだ。そこをスルーしてしまうのはドライバーとして、そして飯っ食いとして非常にもったいないことである。
まず最初にご紹介したいのは、中央道上り線の甲府南ICを過ぎてすぐの場所に現れる「境川PA(上り線)」。こちらは、高速道路上のSAPAとしては全国的にも非常にレアな「焼魚定食が食べられるPA」である。しかもガスではなく炭火焼きの、だ。
▲建物自体はそう新しいわけではないが、小ぎれいな感じに整えられている境川PA(上り線)
建物の基本骨格はけっこうな年代物とお見受けするが、その外壁や各所のディテールはモダンテイストへと美しくリファインされている境川PA上り。入口を抜けて右手にある「境川食堂」と古風な書体で書かれたのれんをくぐれば、そこはある意味男のパラダイス。サラリーマンの聖地・新橋駅前もかくやの勢いで、炭火の焼台でこんがり焼かれたサンマの良い香りが漂ってくる。
取材日の「日替り焼魚定食」(750円)はサンマまたはサバで、より大きなサイズの魚が供される「焼き魚定食(大)」(880円)はアジ。日によってはホッケが登場することもある。まあ細かい説明は後にして、さっそくいただこうじゃないか。券売機でチケットを購入し、待つこと約5分。熱々の日替り焼魚定食が出てきた。サバも捨てがたかったが、筆者が注文したのはサンマだ。
▲なんと、PAの調理場に焼鳥屋さんか居酒屋のような炭火の焼台が!
▲自分が高速道路上にいることを軽く忘れそうになる「日替り焼魚定食」(750円)
週に何度も通う常連が多いからこそ「肉ばっかり」では支持されない
パリッと焼けた皮とともに身の部分少々を箸でつまみ、醤油をちょいとかけた大根おろしとともにいただく。……うむ、うまし! 「しょせんは高速道路のPA」ということでワタは抜いてあるサンマかもしれないとナメていたが、さわやかな苦味が効いたワタ付きの本格派である。うむ、やはりサンマはこうでなくては!
味噌汁も、近年の主流である「マシンにお椀をセットして、ボタンを押すと出来合いの味噌汁がチューッと出てくるタイプ」ではなく、完全手作りの具だくさん系だ。これがまた腹が減った男の胃袋と心にしみ、そして単純にうまい。十分な量の銀シャリも炊き具合は上々で、野沢菜と思しき香の物もうまい。ついでに、無料でガンガン飲める熱いほうじ茶もうまい。すべてにおいて大満足である。
▲味噌汁はベンダー式ではなく手作りの具だくさん系。最後に載せる白ネギのシャキッとした食感もステキ
しかしアレだ、ここ境川PA(上り線)は「ドライバーサポートエリア」というコンセプトだけあって、大型トラックなどの職業ドライバーさんが多数立ち寄る場所だ。なんとなくのイメージとして、ハードボイルドなドライバーさんたちにはがっつり系肉メニューの方が人気が高そうなものだが、なぜあえて「炭火の焼魚」なのか?
「もちろん肉系メニューも人気がありますが、週に3~4回は必ずお立ち寄りいただいている複数の常連ドライバー様から『肉ばっかだと正直飽きちゃうんだよね、やっぱ魚も食べたいよね』という声を多数いただき、わたくしどもも『なるほど、確かに!』と思ったわけです。で、どうせやるからには半端なことはしたくないということで炭火の焼台を導入し、味の面でも視覚の面でもご満足いただけるよう鋭意努力している次第です」
そう教えてくれたのは、境川PA(上り線)店長の大石寛之さん。大石店長によれば魚系と肉系の人気はおよそ50対50のイーブン。筆者の滞在中はほとんどすべてのお客さんが焼魚定食を注文していたが、店長いわく「市販のタレは一切使っていない手仕込みの生姜焼き定食も、焼魚に並んで人気が高いんですよ」とのこと。いずれにせよ中央道境川PA(上り線)は、うまいモノが静かに食えるステキな「じみP」(地味だけど滋味たっぷりなPA)として、かなりの上位に位置づけたいと思う。
そして斜向かいの境川PA(下り)は「知られざるラーメンの名店」
もう一つご紹介したいプロスペック系PAが、こちらの斜向かいにある境川PA(下り線)だ。東京から名古屋方面に向かうと甲府南ICの手前約1kmに現れるそこは、山梨県内の中央道を走行中にうまいラーメンが食いたくなったとき、あるいはなぜか突然「自衛隊グッズ」が欲しくなったとき、ぜひ立ち寄りたいポイントである。
▲おっさんドライバーとしてはひたすら落ち着く昭和なたたずまいとなる境川PA(下り)。ちなみにこちらのイチ推しはラーメンではあるが、のぼりに書かれている「焼肉定食」もかなりの人気
まずはラーメンの話から。この界隈では、東京方面から見て一つ手前の釈迦堂PA(下り線)のラーメンを大食い女王のギャル曽根さんがテレビ番組で紹介したことで有名になった。もちろん釈迦堂のラーメンも大変おいしいのだが、あちらが「隠れたラーメンの名店」だとすれば、こちら境川PA(下り線)は「知られざるラーメンの名店」だ。通常、PAのラーメンは冷凍麺を使うことが多いが、こちらはしっかり生麺を使用している。そのため麺自体の好ましい風味と食感がパンチの利いたスープと絶妙に絡み合い、得も言われぬテイスティワールドがドンブリの中に出現するのである。
イベントとして開催されている各種ラーメンバトルでの受賞歴も豊富で、取材日に筆者がいただいた「牛肉焦がし味噌ラーメン」(840円)も昨年の受賞作。パンチのあるマー油入り味噌スープと香ばしくも適切な甘さのすき焼き風牛肉の相性は抜群で、中太のやや縮れ生麺にからみつく濃い目のスープがひたすらうまい、クセになる味わいだ。
▲すき焼き風牛肉とマー油入りのスープ、そして中太生麺との組み合わせがクセになる「牛肉焦がし味噌ラーメン」(840円)。定番商品では「野菜塩ラーメン」(710円)もかなりの人気
そしてうまいラーメンを食べたあとはショッピングコーナーまでぶらりと歩き、ぜひ「自衛隊グッズコーナー」ものぞいていただきたい。
「陸上自衛隊の駐屯地に近いから」という理由で始まったこのコーナーでは、コップ一杯の水があればすぐに熱々のご飯が食べられる「ミリメシ」や、災害備蓄用の缶入りパン、なぜか陸自/海自/航自のウエアを着ている自衛隊オリジナルキューピー人形など、見ているだけでもちょっと楽しくなるグッズが豊富に揃っている。店長の宮下弘明さんによれば立ち寄るたびに1個ずつグッズを購入し、「コンプリート」を目指しているトラックドライバーさんも多いのだとか。
▲ショッピングコーナーになぜか突然現れる自衛隊グッズコーナー。シブい
▲ウイングマーク付きの航空自衛隊制服を着たキューピー人形。他に陸自戦車隊員キューピーや海自キューピー、さらには「ヒゲの隊長キューピー」など様々な種類が展示販売されている
いずれにせよ茫漠とスルーするにはあまりにも惜しい、地味だけど滋味あふれる上下線のすばらしき境川PA。騙されたと思ってぜひ一度、メシ時に付近を通る際はお立ち寄りいただきたい。
【中央自動車道 境川PA(上り線)スナックコーナー】
営業時間:午前7時~午後10時
定休日:なし
【中央自動車道 境川PA(下り線)スナックコーナー】
営業時間:午前7時~午後8時(※ショッピングコーナーは24時間)
定休日:なし
※2016年3月24日時点の情報です。上記は変更される可能性があります。ご了承ください
【関連リンク】
text&photo/伊達軍曹
炭火焼きの魚に生麺を使ったラーメン……中央自動車道 境川PA(上り/下り)編【孤独の高速グルメ】/旬ネタ
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「仕方ないからここはサクッと通り過ぎるだけにして、お楽しみは次の県に期待するか……」<br />
<br />
そう考える長距離運転者も多いかと思うが、ちょっと待っていただきたい。一見茫漠としている甲府盆地の中央南側、まさに山梨県の“へそ”ともいえる笛吹市境川町に、非常にプロスペックでナイスなPAが2つあるのだ。そこをスルーしてしまうのはドライバーとして、そして飯っ食いとして非常にもったいないことである。<br />
<br />
まず最初にご紹介したいのは、中央道上り線の甲府南ICを過ぎてすぐの場所に現れる「境川PA(上り線)」。こちらは、高速道路上のSAPAとしては全国的にも非常にレアな「焼魚定食が食べられるPA」である。しかもガスではなく炭火焼きの、だ。<br /><br /></p>
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<br />
取材日の「日替り焼魚定食」(750円)はサンマまたはサバで、より大きなサイズの魚が供される「焼き魚定食(大)」(880円)はアジ。日によってはホッケが登場することもある。まあ細かい説明は後にして、さっそくいただこうじゃないか。券売機でチケットを購入し、待つこと約5分。熱々の日替り焼魚定食が出てきた。サバも捨てがたかったが、筆者が注文したのはサンマだ。<br /><br /></p>
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<br />
味噌汁も、近年の主流である「マシンにお椀をセットして、ボタンを押すと出来合いの味噌汁がチューッと出てくるタイプ」ではなく、完全手作りの具だくさん系だ。これがまた腹が減った男の胃袋と心にしみ、そして単純にうまい。十分な量の銀シャリも炊き具合は上々で、野沢菜と思しき香の物もうまい。ついでに、無料でガンガン飲める熱いほうじ茶もうまい。すべてにおいて大満足である。<br /><br /></p>
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<br />
「もちろん肉系メニューも人気がありますが、週に3~4回は必ずお立ち寄りいただいている複数の常連ドライバー様から『肉ばっかだと正直飽きちゃうんだよね、やっぱ魚も食べたいよね』という声を多数いただき、わたくしどもも『なるほど、確かに!』と思ったわけです。で、どうせやるからには半端なことはしたくないということで炭火の焼台を導入し、味の面でも視覚の面でもご満足いただけるよう鋭意努力している次第です」<br />
<br />
そう教えてくれたのは、境川PA(上り線)店長の大石寛之さん。大石店長によれば魚系と肉系の人気はおよそ50対50のイーブン。筆者の滞在中はほとんどすべてのお客さんが焼魚定食を注文していたが、店長いわく「市販のタレは一切使っていない手仕込みの生姜焼き定食も、焼魚に並んで人気が高いんですよ」とのこと。いずれにせよ中央道境川PA(上り線)は、うまいモノが静かに食えるステキな「じみP」(地味だけど滋味たっぷりなPA)として、かなりの上位に位置づけたいと思う。<br /><br /></p>
<h3>そして斜向かいの境川PA(下り)は「知られざるラーメンの名店」</h3>
<p>もう一つご紹介したいプロスペック系PAが、こちらの斜向かいにある境川PA(下り線)だ。東京から名古屋方面に向かうと甲府南ICの手前約1kmに現れるそこは、山梨県内の中央道を走行中にうまいラーメンが食いたくなったとき、あるいはなぜか突然「自衛隊グッズ」が欲しくなったとき、ぜひ立ち寄りたいポイントである。<br /><br /></p>
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イベントとして開催されている各種ラーメンバトルでの受賞歴も豊富で、取材日に筆者がいただいた「牛肉焦がし味噌ラーメン」(840円)も昨年の受賞作。パンチのあるマー油入り味噌スープと香ばしくも適切な甘さのすき焼き風牛肉の相性は抜群で、中太のやや縮れ生麺にからみつく濃い目のスープがひたすらうまい、クセになる味わいだ。<br /><br /></p>
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そしてうまいラーメンを食べたあとはショッピングコーナーまでぶらりと歩き、ぜひ「自衛隊グッズコーナー」ものぞいていただきたい。<br />
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「陸上自衛隊の駐屯地に近いから」という理由で始まったこのコーナーでは、コップ一杯の水があればすぐに熱々のご飯が食べられる「ミリメシ」や、災害備蓄用の缶入りパン、なぜか陸自/海自/航自のウエアを着ている自衛隊オリジナルキューピー人形など、見ているだけでもちょっと楽しくなるグッズが豊富に揃っている。店長の宮下弘明さんによれば立ち寄るたびに1個ずつグッズを購入し、「コンプリート」を目指しているトラックドライバーさんも多いのだとか。<br /><br /></p>
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いずれにせよ茫漠とスルーするにはあまりにも惜しい、地味だけど滋味あふれる上下線のすばらしき境川PA。騙されたと思ってぜひ一度、メシ時に付近を通る際はお立ち寄りいただきたい。<br />
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【中央自動車道 境川PA(上り線)スナックコーナー】<br />
営業時間:午前7時~午後10時<br />
定休日:なし<br />
<br />
【中央自動車道 境川PA(下り線)スナックコーナー】<br />
営業時間:午前7時~午後8時(※ショッピングコーナーは24時間)<br />
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<br />
※2016年3月24日時点の情報です。上記は変更される可能性があります。ご了承ください</p>
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<div class="taC w600_img"><!-- TopBlogsPlusImage start --><img alt="▲高速道路上で「炭火の焼魚定食」が食べられる激レアPA、それが中央道境川PA(上り)だ!" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52498/skg_1.jpg" width="600" /><!-- TopBlogsPlusImage end --> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲高速道路上で「炭火の焼魚定食」が食べられる激レアPA、それが中央道境川PA(上り)だ!</span><!-- nodisplay end --></div>
<h3>ちょっと地味な山梨県中央部に突如現れる「男のパラダイス」</h3>
<p><!-- short sentence start -->山梨県のほぼド真ん中を横断している中央自動車道。そこを行く際、ドライバーは北西端の八ヶ岳PAと東端の談合坂SAでそれなりのエンジョイメントを味わうことができるが、途中の県中央部は正直、これといったわかりやすい華はない。ドライバーの視野に入ってくるのは茫漠とした山間の風景か、甲府盆地に散らばる住宅街のみ。霊峰富士も、残念ながらはるか南の彼方だ。<!-- short sentence end --><br />
<br />
「仕方ないからここはサクッと通り過ぎるだけにして、お楽しみは次の県に期待するか……」<br />
<br />
そう考える長距離運転者も多いかと思うが、ちょっと待っていただきたい。一見茫漠としている甲府盆地の中央南側、まさに山梨県の“へそ”ともいえる笛吹市境川町に、非常にプロスペックでナイスなPAが2つあるのだ。そこをスルーしてしまうのはドライバーとして、そして飯っ食いとして非常にもったいないことである。<br />
<br />
まず最初にご紹介したいのは、中央道上り線の甲府南ICを過ぎてすぐの場所に現れる「境川PA(上り線)」。こちらは、高速道路上のSAPAとしては全国的にも非常にレアな「焼魚定食が食べられるPA」である。しかもガスではなく炭火焼きの、だ。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲建物自体はそう新しいわけではないが、小ぎれいな感じに整えられている境川PA(上り線)" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52498/skg_2.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲建物自体はそう新しいわけではないが、小ぎれいな感じに整えられている境川PA(上り線)</span><!-- nodisplay end --></div>
<p>
建物の基本骨格はけっこうな年代物とお見受けするが、その外壁や各所のディテールはモダンテイストへと美しくリファインされている境川PA上り。入口を抜けて右手にある「境川食堂」と古風な書体で書かれたのれんをくぐれば、そこはある意味男のパラダイス。サラリーマンの聖地・新橋駅前もかくやの勢いで、炭火の焼台でこんがり焼かれたサンマの良い香りが漂ってくる。<br />
<br />
取材日の「日替り焼魚定食」(750円)はサンマまたはサバで、より大きなサイズの魚が供される「焼き魚定食(大)」(880円)はアジ。日によってはホッケが登場することもある。まあ細かい説明は後にして、さっそくいただこうじゃないか。券売機でチケットを購入し、待つこと約5分。熱々の日替り焼魚定食が出てきた。サバも捨てがたかったが、筆者が注文したのはサンマだ。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲なんと、PAの調理場に焼鳥屋さんか居酒屋のような炭火の焼台が!" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52498/skg_3.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲なんと、PAの調理場に焼鳥屋さんか居酒屋のような炭火の焼台が!</span><!-- nodisplay end --></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲自分が高速道路上にいることを軽く忘れそうになる「日替り焼魚定食」(750円)" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52498/skg_4.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲自分が高速道路上にいることを軽く忘れそうになる「日替り焼魚定食」(750円)</span><!-- nodisplay end --></div>
<h3>週に何度も通う常連が多いからこそ「肉ばっかり」では支持されない</h3>
<p>パリッと焼けた皮とともに身の部分少々を箸でつまみ、醤油をちょいとかけた大根おろしとともにいただく。……うむ、うまし! 「しょせんは高速道路のPA」ということでワタは抜いてあるサンマかもしれないとナメていたが、さわやかな苦味が効いたワタ付きの本格派である。うむ、やはりサンマはこうでなくては!<br />
<br />
味噌汁も、近年の主流である「マシンにお椀をセットして、ボタンを押すと出来合いの味噌汁がチューッと出てくるタイプ」ではなく、完全手作りの具だくさん系だ。これがまた腹が減った男の胃袋と心にしみ、そして単純にうまい。十分な量の銀シャリも炊き具合は上々で、野沢菜と思しき香の物もうまい。ついでに、無料でガンガン飲める熱いほうじ茶もうまい。すべてにおいて大満足である。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲味噌汁はベンダー式ではなく手作りの具だくさん系。最後に載せる白ネギのシャキッとした食感もステキ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52498/skg_5.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲味噌汁はベンダー式ではなく手作りの具だくさん系。最後に載せる白ネギのシャキッとした食感もステキ</span><!-- nodisplay end --></div>
<p>しかしアレだ、ここ境川PA(上り線)は「ドライバーサポートエリア」というコンセプトだけあって、大型トラックなどの職業ドライバーさんが多数立ち寄る場所だ。なんとなくのイメージとして、ハードボイルドなドライバーさんたちにはがっつり系肉メニューの方が人気が高そうなものだが、なぜあえて「炭火の焼魚」なのか?<br />
<br />
「もちろん肉系メニューも人気がありますが、週に3~4回は必ずお立ち寄りいただいている複数の常連ドライバー様から『肉ばっかだと正直飽きちゃうんだよね、やっぱ魚も食べたいよね』という声を多数いただき、わたくしどもも『なるほど、確かに!』と思ったわけです。で、どうせやるからには半端なことはしたくないということで炭火の焼台を導入し、味の面でも視覚の面でもご満足いただけるよう鋭意努力している次第です」<br />
<br />
そう教えてくれたのは、境川PA(上り線)店長の大石寛之さん。大石店長によれば魚系と肉系の人気はおよそ50対50のイーブン。筆者の滞在中はほとんどすべてのお客さんが焼魚定食を注文していたが、店長いわく「市販のタレは一切使っていない手仕込みの生姜焼き定食も、焼魚に並んで人気が高いんですよ」とのこと。いずれにせよ中央道境川PA(上り線)は、うまいモノが静かに食えるステキな「じみP」(地味だけど滋味たっぷりなPA)として、かなりの上位に位置づけたいと思う。<br /><br /></p>
<h3>そして斜向かいの境川PA(下り)は「知られざるラーメンの名店」</h3>
<p>もう一つご紹介したいプロスペック系PAが、こちらの斜向かいにある境川PA(下り線)だ。東京から名古屋方面に向かうと甲府南ICの手前約1kmに現れるそこは、山梨県内の中央道を走行中にうまいラーメンが食いたくなったとき、あるいはなぜか突然「自衛隊グッズ」が欲しくなったとき、ぜひ立ち寄りたいポイントである。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲おっさんドライバーとしてはひたすら落ち着く昭和なたたずまいとなる境川PA(下り)。ちなみにこちらのイチ推しはラーメンではあるが、のぼりに書かれている「焼肉定食」もかなりの人気" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52498/skg_6.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲おっさんドライバーとしてはひたすら落ち着く昭和なたたずまいとなる境川PA(下り)。ちなみにこちらのイチ推しはラーメンではあるが、のぼりに書かれている「焼肉定食」もかなりの人気</span><!-- nodisplay end --></div>
<p>まずはラーメンの話から。この界隈では、東京方面から見て一つ手前の釈迦堂PA(下り線)のラーメンを大食い女王のギャル曽根さんがテレビ番組で紹介したことで有名になった。もちろん釈迦堂のラーメンも大変おいしいのだが、あちらが「隠れたラーメンの名店」だとすれば、こちら境川PA(下り線)は「知られざるラーメンの名店」だ。通常、PAのラーメンは冷凍麺を使うことが多いが、こちらはしっかり生麺を使用している。そのため麺自体の好ましい風味と食感がパンチの利いたスープと絶妙に絡み合い、得も言われぬテイスティワールドがドンブリの中に出現するのである。<br />
<br />
イベントとして開催されている各種ラーメンバトルでの受賞歴も豊富で、取材日に筆者がいただいた「牛肉焦がし味噌ラーメン」(840円)も昨年の受賞作。パンチのあるマー油入り味噌スープと香ばしくも適切な甘さのすき焼き風牛肉の相性は抜群で、中太のやや縮れ生麺にからみつく濃い目のスープがひたすらうまい、クセになる味わいだ。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲すき焼き風牛肉とマー油入りのスープ、そして中太生麺との組み合わせがクセになる「牛肉焦がし味噌ラーメン」(840円)。定番商品では「野菜塩ラーメン」(710円)もかなりの人気" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52498/skg_7.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲すき焼き風牛肉とマー油入りのスープ、そして中太生麺との組み合わせがクセになる「牛肉焦がし味噌ラーメン」(840円)。定番商品では「野菜塩ラーメン」(710円)もかなりの人気</span><!-- nodisplay end --></div>
<p>
そしてうまいラーメンを食べたあとはショッピングコーナーまでぶらりと歩き、ぜひ「自衛隊グッズコーナー」ものぞいていただきたい。<br />
<br />
「陸上自衛隊の駐屯地に近いから」という理由で始まったこのコーナーでは、コップ一杯の水があればすぐに熱々のご飯が食べられる「ミリメシ」や、災害備蓄用の缶入りパン、なぜか陸自/海自/航自のウエアを着ている自衛隊オリジナルキューピー人形など、見ているだけでもちょっと楽しくなるグッズが豊富に揃っている。店長の宮下弘明さんによれば立ち寄るたびに1個ずつグッズを購入し、「コンプリート」を目指しているトラックドライバーさんも多いのだとか。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲ショッピングコーナーになぜか突然現れる自衛隊グッズコーナー。シブい" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52498/skg_8.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲ショッピングコーナーになぜか突然現れる自衛隊グッズコーナー。シブい</span><!-- nodisplay end --></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲ウイングマーク付きの航空自衛隊制服を着たキューピー人形。他に陸自戦車隊員キューピーや海自キューピー、さらには「ヒゲの隊長キューピー」など様々な種類が展示販売されている" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52498/skg_9.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲ウイングマーク付きの航空自衛隊制服を着たキューピー人形。他に陸自戦車隊員キューピーや海自キューピー、さらには「ヒゲの隊長キューピー」など様々な種類が展示販売されている</span><!-- nodisplay end --></div>
<p>
いずれにせよ茫漠とスルーするにはあまりにも惜しい、地味だけど滋味あふれる上下線のすばらしき境川PA。騙されたと思ってぜひ一度、メシ時に付近を通る際はお立ち寄りいただきたい。<br />
<br />
<br />
【中央自動車道 境川PA(上り線)スナックコーナー】<br />
営業時間:午前7時~午後10時<br />
定休日:なし<br />
<br />
【中央自動車道 境川PA(下り線)スナックコーナー】<br />
営業時間:午前7時~午後8時(※ショッピングコーナーは24時間)<br />
定休日:なし<br />
<br />
※2016年3月24日時点の情報です。上記は変更される可能性があります。ご了承ください</p>
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<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
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<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="http://sapa.c-nexco.co.jp/sapa?sapainfoid=113" target="_blank">境川PA(上り線)</a></li>
<li><a href="http://sapa.c-nexco.co.jp/sapa?sapainfoid=114" target="_blank">境川PA(下り線)</a></li>
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<div class="author">text&photo/伊達軍曹</div>
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<div class="taC w600_img"><!-- TopBlogsPlusImage start --><img alt="▲駿河湾由比港名産の桜えびやしらすを存分に味わえることで有名な(?)由比PAに行ってきました" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52232/yui_1.jpg" width="600" /><!-- TopBlogsPlusImage end --> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲駿河湾由比港名産の桜えびやしらすを存分に味わえることで有名な(?)由比PAに行ってきました</span><!-- nodisplay end --></div>
<h3>スムーズに走りたいなら新東名。だがシブいメシを堪能したいなら旧東名だ!?</h3>
<p><!-- short sentence start -->静岡県西部から東部の御殿場あたりまで車で走る場合、従来からある海沿いの東名高速を行くよりも山側の「新東名」を選んだ方が何かとスムーズではある。新東名はそもそもの設計速度が高く、また舗装も良いため、走るのが非常に楽ちんであるからだ。<!-- short sentence end --><br />
<br />
だが「下町の井之頭五郎」を自称する筆者は、ほぼ常に海側の東名高速をあえて利用している。理由は、単純に「海が見たい」というロマンチシズムがまずひとつ。そしてもうひとつ、海沿いの東名高速上り線には「由比PA(上り)」があるからだ。ここの桜えび系メニューがやたらと美味いのである。<br />
<br />
東名高速の清水JCTを越えてしばらく走ったのちに現れるトンネルを抜けると、眼前はいきなり海。駿河湾である。で、その向こうには富士山。「うむ、絶景かな絶景かな!」などとひとりごちているとすぐに、由比PA(上り)は左手に現れる。非常に小さな、そして地味なPAだ。<br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲東名高速清水JCTから8kmほど走ると到着する由比PA(上り)。地元産の桜えびと釜揚げしらすが名物で、建物2階の展望スペースからは雄大な駿河湾と、海に向かって左手に富士山を望むことができる" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52232/yui_2.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲東名高速清水JCTから8kmほど走ると到着する由比PA(上り)。地元産の桜えびと釜揚げしらすが名物で、建物2階の展望スペースからは雄大な駿河湾と、海に向かって左手に富士山を望むことができる</span><!-- nodisplay end --></div>
<p>本線からピットレーン(?)へ低速で進入し、そして奥側にある小型車用駐車スペースに愛車を止める。で、そのあとは建物屋上にある展望場に上って駿河湾と富士山が織りなす雄大な景色を見るのもステキだが、食いしん坊な筆者としてはソッコーでスナックコーナーへ行き券売機に小銭を投入し、何らかの桜えび系メニューをオーダーするのがルーティンである。<br />
<br />
この日、まず頼んだのは「えび丸定食そば(870円)」。自慢の桜えび天が載ったそばと「えび丸ごはん(桜えびの炊き込みご飯)」、そして田楽がセットになっているものだ。窓の向こうに富士山が見える席に陣取り、待つこと約3分。無粋なポケットサイズの呼び出しマシンではなく「○○をお待ちのお客様ぁ~!」というマダムのステキな肉声により、くだんの定食が出来上がったことを知る。<br /><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲見るからにクリスピーな桜えび天そばを中心としたセットメニューである「えび丸定食そば」。同内容・同価格でそばがうどんになる「えび丸定食うどん」もある" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52232/yui_3.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲見るからにクリスピーな桜えび天そばを中心としたセットメニューである「えび丸定食そば」。同内容・同価格でそばがうどんになる「えび丸定食うどん」もある</span><!-- nodisplay end --></div>
<p>
で、いただく。まずはクリスピー極まりない桜えび天を熱々のそばのだしに軽くジュッとつけ、豪快にかじろうではないか。……うむ、美味い! さすがは名産地である駿河湾は由比港産の桜えびを「これでもか!」というほどふんだんに使用した桜えび天、味も香りも歯ごたえもほぼパーフェクトである。少なくともPAで食べることのできる桜えび天としては群を抜いている。<br /><br />
</p>
<h3>桜えびのうま味が炸裂する最強炊き込みご飯は自宅でも賞味可能!</h3>
<p>
しかし実はそれ以上に大絶賛したいのが、そばに添えられている「えび丸ごはん」、つまりは桜えびの炊き込みご飯だ。<br /><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲普通サイズの茶碗に盛られたえび丸ごはん。これがまためっぽう美味いのだ!" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52232/yui_4.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲普通サイズの茶碗に盛られたえび丸ごはん。これがまためっぽう美味いのだ!</span><!-- nodisplay end --></div>
<p>
マンガ『美味しんぼ』の海原雄山ではないので詳しいメカニズムはわからないが、由比港産素干し桜えびのうま味が、白米および醤油、かつおだしなどと炊き込まれることで活性化するのだろうか、天ぷらにしたとき以上の芳しい香りと強烈なうま味が大炸裂し、それがごはん全体に染みわたっているのだ。……筆者は銀座にある某企業に勤務していた数年間で「美食を極めた」と自負している者だが、海沿いのさびれたPAでいただくこの炊き込みご飯は、夜の銀座に匹敵する、いやもしかしたらそれ以上のモノであると、ここに断言したい。<br />
<br />
大満足しての食後、ショッピングコーナーを軽くひやかすと、この地の名物である生桜えびや生しらすなどが冷凍ケースに多数陳列されている。そのどれもに食指が動くが、筆者が大注目したのは常温コーナーにさりげなく陳列されていた「駿河湾由比港桜えびご飯の素(771円)」だ。<br /><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲「食堂で出しているえび丸ごはんの素です」とある。……こ、これは買うしかない!" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52232/yui_5.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲「食堂で出しているえび丸ごはんの素です」とある。……こ、これは買うしかない!</span><!-- nodisplay end --></div>
<p>
添えられている手書きPOPを見ると「由比の食堂で出しているえび丸ごはんの素です」と書いてある。……ということは、コレを買って帰れば先ほどのあの偉大な味を自宅でも味わえるということか? す、素晴らしいじゃないか! しかしわたしは念には念を入れて係のマダムに確認した。この「素」は本当に先ほど食べたアレと同じものなのか、と。<br />
<br />
するとマダムいわく「はい、同じですよ! 桜えびの量は食堂でお出しする方がちょっとだけ多いんですけど、調味液も桜えびもまったく同じなんです!」と。うむ~、それはもう買うしかないでしょう……。<br />
<br />
ということで金771円にてそちらを購入し、翌朝さっそく「駿河湾由比港桜えびご飯の素」を使って炊き込みご飯を作ってみた。食堂では薄い小口切りにした青ネギが載っていたが、自宅にはそれがなかったため、かいわれ大根にて代用。で、そのお味は……完璧に同じである! 由比PAで体験したあの芳しい香りと強烈なうま味が自宅でも大炸裂し、それがごはん全体に染みわたっているのだ。……最高である!<br /><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲「素」を使って筆者が作った炊き込みご飯。素人調理ゆえやや色ムラが生じているが、味は由比PAで食べたのと本当にまったく同じで大感激。というか好みの水加減に調整できる分、自宅バージョンの方がもしかしたら美味いかも?" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_52232/yui_6.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲「素」を使って筆者が作った炊き込みご飯。素人調理ゆえやや色ムラが生じているが、味は由比PAで食べたのと本当にまったく同じで大感激。というか好みの水加減に調整できる分、自宅バージョンの方がもしかしたら美味いかも?</span><!-- nodisplay end --></div>
<p>
走りやすい新東名も、そこにある最新モードの大規模SAも悪くない。ステキである。しかし筆者個人としてはこういったインディーズ路線を行く小規模PAこそ愛したいし、そこで静かにひとり、美味いメシを食いたいと思っている。そして願わくば由比PA(上り)のような名店が変に改修されることなく、このままのスタイルを貫いてくれますように……と、心の底から祈っているのだ。<br />
<br />
【東名高速 由比PA(上り線)フードコート】<br />
営業時間:午前8時~午後8時<br />
定休日:なし<br />
※2016年1月12日時点の情報です。上記は変更される可能性があります。ご了承ください<br /><br />
</p>
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<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
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<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="http://sapa.c-nexco.co.jp/sapa?sapainfoid=43" target="_blank">由比PA(上り線)NEXCO中日本</a></li>
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[description] => 3月の下旬辺りから徐々に桜が満開になる地域も増えてきて、いよいよお花見も本番。近隣の名所で場所取りにいそしむ人も多いことだろう。しかし、今年はちょっと趣を変えて、「ドライブxお花見」といった志向はどうだろうか。といっても、ドライブがてらお花見、という訳ではない。
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<div class="taC w600_img"><!-- TopBlogsPlusImage start --><img alt="▲桜のトンネルを満喫するにはオープンカーがピッタリ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_60065/pixta_14785519_S.jpg" width="600" /> <!-- TopBlogsPlusImage end --> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲桜のトンネルを満喫するにはオープンカーがピッタリ</span><!-- nodisplay end --></div>
<h3>日本各地にあるトンネル状になった桜の名所</h3>
<p><!-- short sentence start -->3月の下旬あたりから徐々に桜が満開になる地域も増えてきて、いよいよお花見も本番。近隣の名所で場所取りにいそしむ人も多いことだろう。しかし、今年はちょっと趣を変えて、「ドライブxお花見」といった志向はどうだろうか。といっても、ドライブがてらお花見、というわけではない。<!-- short sentence end --><br />
<br />
キーワードは「桜のトンネル」。全国各地には、沿道に桜を植えて、トンネル状になっている名所が多くある。「ドライブxお花見」は、まさに桜のトンネルをドライブしてみようという提案だ。<br />
<br />
まずは、関東を中心にいくつか有名どころを紹介しておこう。<br />
<br /></p>
<h3>福山雅治の名曲「桜坂」の舞台も桜のトンネル</h3>
<p>桜の名所で有名な埼玉県秩父郡長瀞町には、「北桜通り」「南桜通り」と呼ばれる桜のトンネルが存在する。長瀞駅から荒川に沿って高砂橋までの「北桜通り」は、約400本の桜が沿道に植えられており、約2.5kmの桜のトンネルが続く。歩道があり道も広いので、車でも安全に走ることができる。上長瀞駅前から長瀞駅前につながる「南桜通り」は約200本の桜からなるトンネルが約1.5km続く。ただし、こちらは道路が狭いので、通行には注意したい。長瀞町観光協会によると、見ごろ予想時期は3月30日~4月7日とのこと。<br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲写真は長瀞の桜並木。車はもちろん、歩道をのんびりと歩いて桜を楽しむこともできる" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_60065/pixta_13574525_S.jpg" width="600" /><!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲写真は長瀞の桜並木。車はもちろん、歩道をのんびりと歩いて桜を楽しむこともできる</span><!-- nodisplay end --></div>
<p>東京都内では、福山雅治のヒット曲「桜坂」で有名になった大田区の「桜坂」も桜のトンネルを楽しめる。また、都心である港区赤坂・六本木にまたがる複合施設のアークヒルズにも約700mの桜トンネルが存在。外周に沿って植えられた約150本のソメイヨシノが、都会の空を淡いピンクに彩る。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲写真はライトアップされた大田区の桜坂。都内にも桜の名所は数多く存在する" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_60065/pixta_19916891_S.jpg" width="600" /><!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲写真はライトアップされた大田区の桜坂。都内にも桜の名所は数多く存在する</span><!-- nodisplay end --></div>
<p>静岡県伊東市の伊豆高原では、オオカンザクラやソメイヨシノからなる総延長約3kmの桜のトンネルが見事。3月下旬からはライトアップが行われる予定なので、幻想的な雰囲気の桜トンネルを満喫することができそうだ。</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲写真はライトアップされた伊豆高原の桜。東京近郊にお住まいの方はちょっとした旅行で訪れてみてはいかがだろうか" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_60065/pixta_10431614_S.jpg" width="600" /><!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲写真はライトアップされた伊豆高原の桜。東京近郊にお住まいの方はちょっとした旅行で訪れてみてはいかがだろうか</span><!-- nodisplay end --></div>
<p>栃木県宇都宮市には、その距離の長さから全国屈指の桜のトンネルといわれる名所がある。同市の宮環上戸祭町交差点から日光市山口まで続く「日光街道桜並木」だ。その距離、なんとおよそ16km。ウェザーマップによると、宇都宮市の満開予想日は4月3日頃とされている。<br />
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小田原から伊豆・箱根を結ぶ有料道路「箱根ターンパイク」では、箱根小田原本線の2km地点から7km地点に渡って「桜のトンネル」が存在する。沿線には、ソメイヨシノやヤマザクラ、マメザクラなど約1000本の桜が植樹。有料道路なので、信号もなく、歩行者もいないので、まさに「桜のトンネル」を駆け抜けることができる。ゆっくりと見たい人は、途中には駐車場もあるので、車を止めて楽しむのもいいだろう。「箱根ターンパイク」は標高が高く、市街地よりも1週間から10日ほど開花が遅れるので、お花見を逃した人にもオススメだ。<br /><br /></p>
<h3>春先の季節だけ楽しめる桜ドライブ</h3>
<p>関東以外でも、有名な桜のトンネルは各地に存在する。北海道では登別市中登別町のJR登別駅から温泉街までの沿道8kmに渡り咲き誇る「登別温泉 桜並木」や北海道浦河郡浦河町の優駿の里公園入口から約3kmに渡り約1000本が植えられた「優駿さくらロード(西舎桜並木)」が有名。<br />
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東海地方では、三重県桑名郡木曽岬町の「鍋田川堤桜並木」が、約1500本の桜が約4kmに渡り空を彩る。関西では、五月山から箕面市止々呂美方面と箕面ダム方面に抜けることができる、大阪府池田市の「五月山ドライブウェイ」や琵琶湖岸沿いに約4kmの桜トンネルが続く滋賀県高島市の「海津大崎の桜」などがある。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲写真は海津大崎の桜のトンネル" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_60065/pixta_17668904_S.jpg" width="600" /><!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲写真は海津大崎の桜のトンネル</span><!-- nodisplay end --></div>
<p>中国地方でオススメしたい桜のトンネルは、広島県呉市の「野呂山さざなみ スカイライン」。麓の川尻町から山頂にある野呂高原ロッジまでの約30分、ソメイヨシノや八重桜などを楽しめる。九州では、熊本県水俣市の湯の児温泉近くにある「湯の児チェリーライン」がオススメ。海岸線約5kmに渡る桜のトンネルと海が織りなす風景は一見の価値がある。<br />
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桜のシーズンになると、日本にはこんなに桜が多いのか、毎年再認識してしまうほどだ。有名でなくとも、桜のトンネルは日本各地に存在している。そんな場所を車で走ってみるのも、また一興。今しか楽しめないドライブだ。<br /><br /></p>
<div class="author">text/コージー林田<br />
photo/ピクスタ</div>
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