中部電力とコンビニエンスストア7社(ココストア、サークルKサンクス、セブン-イレブン・ジャパン、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、ミニストップ、ローソン)は、愛知県内のコンビニに電気自動車(EV)用の急速充電器の設置を開始する。10月25日(木)から愛知県小牧市のサークルK新小牧小木店でサービスが始まっており、年内には21ヵ所のコンビニに設置、運用が順次行われる予定だ。

EVユーザーは、充電網整備推進機構の会員制急速充電サービス「チャデモチャージ」に入会すれば、コンビニに設置された急速充電器を24時間いつでもできる。

チャデモチャージに入会ずれば、今後全国に設置される急速充電器も利用可能。登録手数料は1575円で、充電利用料は個人の場合で月額1050円、法人やタクシーは3150円。充電器が故障し、充電できずに走行できなくなった場合は、レッカーサービスも無償で行ってくれる。

これまでEVの急速充電器は無料で使用できるケースが多かったが、現在では充電自体は無料でも駐車料金は別途徴収するケースが多くなってきている。電気料金が値上がりしているだけに、今後は徐々に有料化されていきそうだ。

チャデモチャージに入会するとカードが発行され、これを認証部にかざすことで利用可能となる

チャデモチャージに入会するとカードが発行され、これを認証部にかざすことで利用可能となる

今年中に急速充電器が設置される予定の21カ所。現在発売されている車なら、20~30分程度で急速充電が可能だ

今年中に急速充電器が設置される予定の21カ所。現在発売されている車なら、20~30分程度で急速充電が可能だ