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世界的カーデザイナーの奥山清行さん「今の一番の幸せは、裏庭で草むしりをすることかな(笑)」
世界的カーデザイナーの奥山清行さん「今の一番の幸せは、裏庭で草むしりをすることかな(笑)」
2022/06/27
車で我々に夢を提供してくれている様々なスペシャリストたち。連載「スペシャリストのTea Time」は、そんなスペシャリストたちの休憩中に、一緒にお茶をしながらお話を伺うゆるふわ企画。
今回は、過去にはポルシェのシニアデザイナーやピニンファリーナのデザインディレクターとしても活躍した、世界的工業デザイナーの奥山清行さんとの“TeaTime”。
おくやま・きよゆき/1959年、山形県出身。海外ではケン・オクヤマ名義で活動する世界的工業デザイナー。過去にはポルシェのシニアデザイナーやピニンファリーナのデザインディレクターとしても活躍。フェラーリ エンツォ、マセラティ クアトロポルテなどの自動車をはじめ、オートバイ、鉄道、船舶、建築、ロボット、テーマパーク等、多岐ジャンルにわたってデザインを手掛けている
速さじゃなく文化を楽しむミッレミリアに感激
今日はこれから「クラシックラリージャパン」を走ります。車検やミーティングも終わり、スタートまでしばらく時間があるので、その間にお話ししましょう。
今回参加するのは、横浜・元町から箱根、伊豆半島を巡ってまた横浜に戻ってくる3日間のクラシックカーイベントだけど、スピードを競うんじゃなく、たくさんの人の目に触れながら自動車文化を楽しむ、というのがとても好きでね。
僕が最初に出会ったクラシックカーラリーは、世界的に有名なイタリアの「ミッレミリア」。あちらはブレシア―ローマ間の往復1600kmを実質2日間で、しかも1927年から1957年に製造された太古車で走り切るのだからすごい。
僕は30年前、ポルシェに勤めているときドイツからイタリアへと見に行ったんだけど、沿道を埋めた人たちが通り過ぎるクラシックカーにニコニコと手を振っているのを見て感激しましたね。
そのうちに僕も出るようになって、今年も6月のイベントにアバルトで走る予定。「スピードを競うんじゃない」と言ったけど、クラシックカーで1日800kmだから、実際は目ン玉つり上げてぶっ飛ばしますよ(笑)。
暑いし、車は壊れるし、コ・ドライバーとはケンカになるしで大変だけど、一度始まるとたまらなく楽しいんだよね!
▲クラシックジャパンラリー参戦中にインタビューに応えてくれた奥山さん。「車を運転することも大好きなんですよ!」
晴れより雨の日のほうが好き。頑張らなくていいからね
プライベートでは、バイクも大好き。70年代のカワサキ Z1、Z2、ホンダ CBとか、若い頃に憧れていたバイクがやっと買えるようになったんで、嬉しくてつい手を出しちゃう。
オフも好きでモトクロッサーやトライアル車もあるから、なんだかんだ全部で30台ぐらいあるかな?
乗るだけじゃなく触るのも好きで、自分でエンジンをバラしてイジりますね。だから、休みのときの僕の手はいつもオイルで真っ黒。
最近一番楽しいのは、ロスの家で裏庭の草むしりをすることかな(笑)。
「タンポポは根っこが深いから抜くのが難しい」とか、「シロツメクサ(クローバー)はどんどん横に広がっていくから大変だ」とか言ながら、せっせと。
もともとは山形の農家に生まれた人間なんだ。農業は嫌いだと言ってデザイナーになったのに、今は草むしりをしているときがリラックスできるなんてね(笑)。
それから、意外だと言われるんだけど、雨の日が大好き。頑張らなくていい気がして、なんだかホッとして落ち着くんですよ。
雨の日に外を眺めながらコーヒーを淹れて飲んだり、雨の中車に乗るのも好き。洗車することだってあるよ(笑)。
僕は、やっぱり晴れの日より雨の日のほうが好きだなあ。
ベストじゃない選択をできる。だから人は面白い
これまで自動車、電車、クレーン車から、家電、時計、家具、住宅まであらゆるモノをデザインしてきましたけど、もうすぐ63歳になろうという今、実はちょっと迷っているんですよね。
メンタル的にはまだまだ40代、年寄りじゃないと思っているけど、とはいえもう若くはない。
「もう一旗上げようか」という自分と「そろそろゆっくりしてもいいか」という自分がいて、どっちかわからないんですよ。だから今年はゆっくり考えようかなと思って。
それでなくても、もうすぐAIが人間の能力を超える時が来るでしょう。それは僕としては大歓迎です。AIにどんどん働いてもらって、人間は自分のやりたいことや社会貢献をすればいい。デザインだってAIのほうがいい仕事しますから(笑)。
人間には扱えないほど膨大な情報の中からベストなものを選びソリューションを提供してくれるんだから、下手なデザイナーよりいいに決まってます。
それでもなぜ人間がやる意味があるのかといえば、人は“間違いをおかす”から。主観や思い込みでベストじゃない選択をするからこそ面白いものができる。
ポルシェのリアエンジン・レイアウトなんて、スポーツカーに適しているわけない。でも何十年もやり続けたら「世界最高のスポーツカー」と言われるようになった。AIにやらせたら絶対にあの設計にはなりません(笑)。だからこそ悩ましいんですけどね……。
あ、そろそろスタートの時間なので会場に戻らなきゃ。それでは、また!
文/河西啓介、写真/柳田由人
※情報誌カーセンサー 2022年8月号(2022年6月20日発売)の記事「スペシャリストのTea Time」をWEB用に再構成して掲載しています
1967年生まれ。自動車やバイク雑誌の編集長を務めたのち、現在も編集/ライターとして多くの媒体に携わっている。また、「モーターライフスタイリスト」としてラジオやテレビ、イベントなどで活躍。アラフィフの男たちが「武道館ライブを目指す」という目標を掲げ結成されたバンド「ROAD to BUDOKAN」のボーカルを担当。
【関連リンク】
世界的カーデザイナーの奥山清行さん「今の一番の幸せは、裏庭で草むしりをすることかな(笑)」/旬ネタ
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<p><br />
車で我々に夢を提供してくれている様々なスペシャリストたち。連載「スペシャリストのTea Time」は、そんなスペシャリストたちの休憩中に、一緒にお茶をしながらお話を伺うゆるふわ企画。<br />
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今回は、過去にはポルシェのシニアデザイナーやピニンファリーナのデザインディレクターとしても活躍した、世界的工業デザイナーの奥山清行さんとの“TeaTime”。<br />
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<p>おくやま・きよゆき/1959年、山形県出身。海外ではケン・オクヤマ名義で活動する世界的工業デザイナー。過去にはポルシェのシニアデザイナーやピニンファリーナのデザインディレクターとしても活躍。フェラーリ エンツォ、マセラティ クアトロポルテなどの自動車をはじめ、オートバイ、鉄道、船舶、建築、ロボット、テーマパーク等、多岐ジャンルにわたってデザインを手掛けている</p>
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<h3>速さじゃなく文化を楽しむミッレミリアに感激</h3>
<p>今日はこれから「クラシックラリージャパン」を走ります。車検やミーティングも終わり、スタートまでしばらく時間があるので、その間にお話ししましょう。<br />
<br />
今回参加するのは、横浜・元町から箱根、伊豆半島を巡ってまた横浜に戻ってくる3日間のクラシックカーイベントだけど、スピードを競うんじゃなく、たくさんの人の目に触れながら自動車文化を楽しむ、というのがとても好きでね。<br />
<br />
僕が最初に出会ったクラシックカーラリーは、世界的に有名なイタリアの「ミッレミリア」。あちらはブレシア―ローマ間の往復1600kmを実質2日間で、しかも1927年から1957年に製造された太古車で走り切るのだからすごい。<br />
<br />
僕は30年前、ポルシェに勤めているときドイツからイタリアへと見に行ったんだけど、沿道を埋めた人たちが通り過ぎるクラシックカーにニコニコと手を振っているのを見て感激しましたね。<br />
<br />
そのうちに僕も出るようになって、今年も6月のイベントにアバルトで走る予定。「スピードを競うんじゃない」と言ったけど、クラシックカーで1日800kmだから、実際は目ン玉つり上げてぶっ飛ばしますよ(笑)。<br />
<br />
暑いし、車は壊れるし、コ・ドライバーとはケンカになるしで大変だけど、一度始まるとたまらなく楽しいんだよね!<br />
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<div class="taC w600_img"><img alt="奥山清行" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66716/okuyama_02.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲クラシックジャパンラリー参戦中にインタビューに応えてくれた奥山さん。「車を運転することも大好きなんですよ!」</span></div>
<h3>晴れより雨の日のほうが好き。頑張らなくていいからね</h3>
<p>プライベートでは、バイクも大好き。70年代のカワサキ Z1、Z2、ホンダ CBとか、若い頃に憧れていたバイクがやっと買えるようになったんで、嬉しくてつい手を出しちゃう。<br />
<br />
オフも好きでモトクロッサーやトライアル車もあるから、なんだかんだ全部で30台ぐらいあるかな?<br />
<br />
乗るだけじゃなく触るのも好きで、自分でエンジンをバラしてイジりますね。だから、休みのときの僕の手はいつもオイルで真っ黒。<br />
<br />
最近一番楽しいのは、ロスの家で裏庭の草むしりをすることかな(笑)。<br />
<br />
「タンポポは根っこが深いから抜くのが難しい」とか、「シロツメクサ(クローバー)はどんどん横に広がっていくから大変だ」とか言ながら、せっせと。<br />
<br />
もともとは山形の農家に生まれた人間なんだ。農業は嫌いだと言ってデザイナーになったのに、今は草むしりをしているときがリラックスできるなんてね(笑)。<br />
<br />
それから、意外だと言われるんだけど、雨の日が大好き。頑張らなくていい気がして、なんだかホッとして落ち着くんですよ。<br />
<br />
雨の日に外を眺めながらコーヒーを淹れて飲んだり、雨の中車に乗るのも好き。洗車することだってあるよ(笑)。<br />
<br />
僕は、やっぱり晴れの日より雨の日のほうが好きだなあ。<br />
<br /></p>
<h3>ベストじゃない選択をできる。だから人は面白い</h3>
<p>これまで自動車、電車、クレーン車から、家電、時計、家具、住宅まであらゆるモノをデザインしてきましたけど、もうすぐ63歳になろうという今、実はちょっと迷っているんですよね。<br />
<br />
メンタル的にはまだまだ40代、年寄りじゃないと思っているけど、とはいえもう若くはない。<br />
<br />
「もう一旗上げようか」という自分と「そろそろゆっくりしてもいいか」という自分がいて、どっちかわからないんですよ。だから今年はゆっくり考えようかなと思って。<br />
<br />
それでなくても、もうすぐAIが人間の能力を超える時が来るでしょう。それは僕としては大歓迎です。AIにどんどん働いてもらって、人間は自分のやりたいことや社会貢献をすればいい。デザインだってAIのほうがいい仕事しますから(笑)。<br />
<br />
人間には扱えないほど膨大な情報の中からベストなものを選びソリューションを提供してくれるんだから、下手なデザイナーよりいいに決まってます。<br />
<br />
それでもなぜ人間がやる意味があるのかといえば、人は“間違いをおかす”から。主観や思い込みでベストじゃない選択をするからこそ面白いものができる。<br />
<br />
ポルシェのリアエンジン・レイアウトなんて、スポーツカーに適しているわけない。でも何十年もやり続けたら「世界最高のスポーツカー」と言われるようになった。AIにやらせたら絶対にあの設計にはなりません(笑)。だからこそ悩ましいんですけどね……。<br />
<br />
あ、そろそろスタートの時間なので会場に戻らなきゃ。それでは、また!<br />
<br /></p>
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<div class="author2019">文/河西啓介、写真/柳田由人<br />
※情報誌カーセンサー 2022年8月号(2022年6月20日発売)の記事「スペシャリストのTea Time」をWEB用に再構成して掲載しています</div>
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<p><a class="iconLink arrowRight" href="https://www.carsensor.net/contents/tag/tag_3032/">この人の記事を読む</a></p>
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<li><a href="https://www.carsensor.net/contents/tag/tag_3083/" target="_blank">この他の「スペシャリストのTea Time」記事はこちら</a></li>
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<p><br />
車で我々に夢を提供してくれている様々なスペシャリストたち。連載「スペシャリストのTea Time」は、そんなスペシャリストたちの休憩中に、一緒にお茶をしながらお話を伺うゆるふわ企画。<br />
<br />
今回は、過去にはポルシェのシニアデザイナーやピニンファリーナのデザインディレクターとしても活躍した、世界的工業デザイナーの奥山清行さんとの“TeaTime”。<br />
<br /></p>
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<p>今日はこれから「クラシックラリージャパン」を走ります。車検やミーティングも終わり、スタートまでしばらく時間があるので、その間にお話ししましょう。<br />
<br />
今回参加するのは、横浜・元町から箱根、伊豆半島を巡ってまた横浜に戻ってくる3日間のクラシックカーイベントだけど、スピードを競うんじゃなく、たくさんの人の目に触れながら自動車文化を楽しむ、というのがとても好きでね。<br />
<br />
僕が最初に出会ったクラシックカーラリーは、世界的に有名なイタリアの「ミッレミリア」。あちらはブレシア―ローマ間の往復1600kmを実質2日間で、しかも1927年から1957年に製造された太古車で走り切るのだからすごい。<br />
<br />
僕は30年前、ポルシェに勤めているときドイツからイタリアへと見に行ったんだけど、沿道を埋めた人たちが通り過ぎるクラシックカーにニコニコと手を振っているのを見て感激しましたね。<br />
<br />
そのうちに僕も出るようになって、今年も6月のイベントにアバルトで走る予定。「スピードを競うんじゃない」と言ったけど、クラシックカーで1日800kmだから、実際は目ン玉つり上げてぶっ飛ばしますよ(笑)。<br />
<br />
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<br /></p>
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<h3>晴れより雨の日のほうが好き。頑張らなくていいからね</h3>
<p>プライベートでは、バイクも大好き。70年代のカワサキ Z1、Z2、ホンダ CBとか、若い頃に憧れていたバイクがやっと買えるようになったんで、嬉しくてつい手を出しちゃう。<br />
<br />
オフも好きでモトクロッサーやトライアル車もあるから、なんだかんだ全部で30台ぐらいあるかな?<br />
<br />
乗るだけじゃなく触るのも好きで、自分でエンジンをバラしてイジりますね。だから、休みのときの僕の手はいつもオイルで真っ黒。<br />
<br />
最近一番楽しいのは、ロスの家で裏庭の草むしりをすることかな(笑)。<br />
<br />
「タンポポは根っこが深いから抜くのが難しい」とか、「シロツメクサ(クローバー)はどんどん横に広がっていくから大変だ」とか言ながら、せっせと。<br />
<br />
もともとは山形の農家に生まれた人間なんだ。農業は嫌いだと言ってデザイナーになったのに、今は草むしりをしているときがリラックスできるなんてね(笑)。<br />
<br />
それから、意外だと言われるんだけど、雨の日が大好き。頑張らなくていい気がして、なんだかホッとして落ち着くんですよ。<br />
<br />
雨の日に外を眺めながらコーヒーを淹れて飲んだり、雨の中車に乗るのも好き。洗車することだってあるよ(笑)。<br />
<br />
僕は、やっぱり晴れの日より雨の日のほうが好きだなあ。<br />
<br /></p>
<h3>ベストじゃない選択をできる。だから人は面白い</h3>
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<br />
メンタル的にはまだまだ40代、年寄りじゃないと思っているけど、とはいえもう若くはない。<br />
<br />
「もう一旗上げようか」という自分と「そろそろゆっくりしてもいいか」という自分がいて、どっちかわからないんですよ。だから今年はゆっくり考えようかなと思って。<br />
<br />
それでなくても、もうすぐAIが人間の能力を超える時が来るでしょう。それは僕としては大歓迎です。AIにどんどん働いてもらって、人間は自分のやりたいことや社会貢献をすればいい。デザインだってAIのほうがいい仕事しますから(笑)。<br />
<br />
人間には扱えないほど膨大な情報の中からベストなものを選びソリューションを提供してくれるんだから、下手なデザイナーよりいいに決まってます。<br />
<br />
それでもなぜ人間がやる意味があるのかといえば、人は“間違いをおかす”から。主観や思い込みでベストじゃない選択をするからこそ面白いものができる。<br />
<br />
ポルシェのリアエンジン・レイアウトなんて、スポーツカーに適しているわけない。でも何十年もやり続けたら「世界最高のスポーツカー」と言われるようになった。AIにやらせたら絶対にあの設計にはなりません(笑)。だからこそ悩ましいんですけどね……。<br />
<br />
あ、そろそろスタートの時間なので会場に戻らなきゃ。それでは、また!<br />
<br /></p>
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<div class="author2019">文/河西啓介、写真/柳田由人<br />
※情報誌カーセンサー 2022年8月号(2022年6月20日発売)の記事「スペシャリストのTea Time」をWEB用に再構成して掲載しています</div>
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<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
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<li><a href="https://www.carsensor.net/contents/tag/tag_3083/" target="_blank">この他の「スペシャリストのTea Time」記事はこちら</a></li>
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[title] => 中古車市場の規模が4兆円を突破! 購入単価の上昇傾向は今後も継続か
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<div class="taC w600_img"><img alt="カーセンサー自動車総研" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66707/top.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲自動車・中古車に関する調査・研究を通じ業界の発展を目指すカーセンサー自動車総研が、調査データと独自の考察をお届けします</span></div>
<h3>中古車の購入価格は上昇傾向</h3>
<p>「車離れ」という言葉もすっかり定着してしまいましたが、実は中古車市場は右肩上がりで成長中。<br />
<br />
2020年こそ新型コロナウイルスの影響を受けましたが、カーセンサー自動車総研が実施している「中古車購入実態調査」では、2015年と比較した昨年の市場規模は約1.5倍でした。この数字は購入単価と購入台数の掛け合わせで算出をしていて、成長要因としては購入単価のアップが大きく影響しております。<br />
<br />
つまり、中古車を買っている人が予算をアップしているということ。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="カーセンサー自動車総研グラフ" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66707/graph.jpg" width="600" /></div>
<p>上のグラフのとおり毎年数万円から十数万円程度のアップではありますが、恐らくみなさんは毎年車を買い替えてはいないはず。<br /><br />
もし2~3年で買い替えをされているならざっくり25万円ほど、5~6年で買い替えている場合は50万円ほど前回よりも購入費用を上げている、ということになります。<br />
<br /></p>
<h3>今後も購入価格の上昇は継続か</h3>
<p>では、車を買い替える際に単価が上がる要因は何でしょうか? これは大きく分けて3つあります。<br />
<br />
1つ目は、そもそも新車の値段が上がっているということ。2000年以降が顕著ですが、安全性や環境への配慮など、制約が増しております。新車時価格が上がれば、中古車も比例して上がります。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="トヨタ プリウス" data-credit="トヨタ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66707/pri1812_01.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲先代のプリウスの最も安いグレードの価格は205万円(1.8 L)だったが、現行型のプリウスでは259.7万円(1.8 E)に上がっている(写真は現行型のAプレミアム ツーリングセレクション)</span></div>
<p>2つ目の要因は、SUVの流行です。人気を集めていたハッチバックや軽自動車に代わり、近年のトレンドは完全にSUVが一強となりました。<br />
<br />
ハッチバックに比べて価格設定が高いため、SUVが欲しい場合は自然と予算アップとなります。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ホンダ ヴェゼル" data-credit="ホンダ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66707/vezel_018H.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲ホンダのSUVモデル、ヴェゼル(現行型)。人気のハイブリッドでは新車で半年以上の納車待ちという状態</span></div>
<p>最後に3つ目ですが、新車登録された車が早くから中古車として市場に出回る機会が増えていることです。<br />
<br />
ひと昔前は“中古車=型オチの古い車”というイメージがあったかもしれませんが、昨今は新車が発売されるとほぼ同時にディーラー試乗車などが中古車としても流通を始めます。<br />
<br />
また、残価設定ローンやサブスク、リースなどがメジャーになるにつれて、高年式で低走行な中古車の選択肢も豊富になってきているのです。<br />
</p>
<div class="sarch_col">
<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&OPTCD=DTD1" target="_blank">市場に流通している展示・試乗車アップの中古車はこちら</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
展示・試乗車 × 全国</div>
<p>半導体不足で突如中古車が人気になったと思われがちですが、この市場の拡大は以前から緩やかに進んでおりました。<br />
<br />
新車・中古車の垣根が崩れ始め、結果として中古車市場の規模が拡大しているのです。今後もこの傾向は続くことが予想されます。<br />
</p>
<div class="author2019">文/西村泰宏、写真/トヨタ、ホンダ</div>
<!--ライター紹介パーツ開始-->
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<figure class="konokiji_face"><b><b><b><img alt="西村泰宏(にしむらやすひろ)" height="200" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66506/07.jpg" width="200" /></b></b></b></figure>
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<p class="katagaki">カーセンサー自動車総研所長</p>
<p class="writername">西村泰宏</p>
</div>
</div>
<div class="konokiji_box_text">
<p>カーセンサー統括編集長 兼 カーセンサー自動車総研所長。自動車メディアを車好きだけでなく、車を購入するすべての人のエンターテインメントに変革すべく日々の仕事に従事している。</p>
</div>
<div class="kijiyomu">
<p><a class="iconLink arrowRight" href="https://www.carsensor.net/contents/tag/tag_2955/">この人の記事を読む</a></p>
</div>
</div>
</div>
<!--ライター紹介パーツ終了-->
<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="https://www.carsensor.net/contents/tag/tag_2972/" target="_blank">この他の「カーセンサー自動車総研」記事はこちら</a></li>
</ul>
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[title] => 6年でシェアを2.6倍に伸ばしたSUV! 中古車市場では10人に1人が購入中
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<div class="taC w600_img"><img alt="ハリアー" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66752/top.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲自動車・中古車に関する調査・研究を通じ業界の発展を目指すカーセンサー自動車総研が、調査データと独自の考察をお届けします。今回のテーマは「中古車市場におけるSUVの人気」について</span></div>
<h3>サイズもデザインも多種多様に。選択肢の増加も人気を加速</h3>
<p>ポルシェやフェラーリなどハイエンドなメーカーを含め、「新車が出る=SUVが出る」と言っても過言ではないくらいすっかり人気のボディタイプとして定着したSUV。もはやSUVでなければ売れない!? くらいに重要な位置付けになっているとも言えます。<br /><br />
新車市場から数年遅れてトレンドが浸透する中古車市場でも、SUVがその勢力を伸ばしてきているのがわかります。<br /><br />
直近2021年の調査では、<b>2015年比で2.6倍になり購入者全体の10%を初めて超えました。</b>“燃費” を武器に大きなシェアを占めていた軽自動車とハッチバックの代わりにSUVが伸びてきたのです。<br /><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="カーセンサー自動車総研グラフ" data-credit="日刊カーセンサー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66752/graph0720.jpg" width="600" /></div>
<p>カーセンサー内での問い合わせデータを活用し注目度をランキング化したカーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤーでも、2021年はハリアー、ヤリスクロス、ジムニー、RAV4などが上位にランクインしています。<br /><br />
シュッとしたデザインもあれば、カクカクしたオフロードを想起させるもの、大小様々なサイズと、多くのユーザーの需要に応える幅広いラインナップも人気の秘密ですね。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ハリアー" data-credit="トヨタ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66752/z.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲都会的な雰囲気が魅力のハリアー。カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー 2021では第1位を獲得した</span></div>
<h3>お出かけやレジャー用途が多数。SUV支持層は見た目重視派</h3>
<p>コロナ禍で日々の過ごし方が大きく変わったここ最近は、とくにオフロード寄りのSUVが注目を集めています。<br /><br />
購入後の楽しみ方を聞く設問では、「旅行やアウトドアなど、レジャーに出かけた」や、「出かける範囲を広げた、広がった」と<b>アクティブな用途に活用されている回答が目立ちます。</b>また、SUVの購入者が購入時に重視した項目では、「見た目、外装」がトップ。流線型からカクカク、クーペにオープンと、様々なデザインが存在しているのもうなずけます。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ジムニー" data-credit="スズキ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66752/b.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">軽自動車ながら高い悪路走破性を誇るジムニー。カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー 2021では第3位</span></div>
<p>そして、SUV購入者の平均予算は234万円。全体平均148万円を大幅に上回っているのです。<br /><br />
見た目にこだわって購入し、アクティブにお出かけする。車をポジティブな消費に変えてくれるなんて、まさにSUVマジック! 若者からの支持が7割弱、これからも伸びること間違いナシです。<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ヤリスクロス" data-credit="トヨタ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66752/a.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲コンパクトカーのようなサイズ感と使い勝手が人気のヤリスクロス。カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー 2021では第2位にラインイン</span></div>
<div class="sarch_col">
<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&FAIR=91807" target="_blank">カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー 2021のトップ10に入ったSUVの中古車はこちら</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
トヨタ ハリアー(現行型) × トヨタ ヤリスクロス(現行型)× スズキ ジムニー(現行型)× スズキ ジムニーシエラ(現行型)× トヨタ RAV4(現行型)× スズキ ジムニー(JA型)</div>
<div class="author2019">文/西村泰宏、写真/尾形和美、トヨタ、スズキ</div>
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<figure class="konokiji_face"><b><b><b><img alt="西村泰宏(にしむらやすひろ)" height="200" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_66506/07.jpg" width="200" /></b></b></b></figure>
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<p class="katagaki">カーセンサー自動車総研所長</p>
<p class="writername">西村泰宏</p>
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<p>カーセンサー統括編集長 兼 カーセンサー自動車総研所長。自動車メディアを車好きだけでなく、車を購入するすべての人のエンターテインメントに変革すべく日々の仕事に従事している。</p>
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<div class="kijiyomu">
<p><a class="iconLink arrowRight" href="https://www.carsensor.net/contents/tag/tag_2955/">この人の記事を読む</a></p>
</div>
</div>
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<!--ライター紹介パーツ終了-->
<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="https://www.carsensor.net/contents/tag/tag_2972/" target="_blank">この他の「カーセンサー自動車総研」記事はこちら</a></li>
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