『頭文字D』好き100人に聞きました! 好きな作中車ランキング
カテゴリー: トレンド
タグ: トヨタ / 日産 / マツダ / スバル / 三菱 / スカイラインGT-R / ランサーエボリューション / RX-7 / インプレッサSTI / カローラレビンハッチバック / スプリンタートレノハッチバック / 編集部 高橋亮介
2022/01/21
『頭文字D』ファンの好きな作中車を大調査!
2022年1月20日発売のカーセンサー3月号では、「買う、頭文字D」と題した特集を展開中。名作マンガ『頭文字D』に登場した作中車について、現在のリアルな中古車事情をレポートしています。
今回はそのスピンオフとして、「『頭文字D』が好き」と答えた方100名に、作中車33台から好きな車を選んでもらいました(複数回答可)。ちなみに、回答者の男女比はおおよそ6:4となっています。
では、さっそくランキングの上位3モデルを発表していきます!
※2021年12月にカーセンサーが実施したWebアンケートに基づく。18~69歳の男女200名から得た回答を基に構成
3位 29票
マツダ RX-7(FD)、スバル インプレッサSTi(初代)
プロジェクトDのヒルクライム担当である高橋啓介の愛車FDと、「文太のインプ」が同列3位にランクイン。
作品を通して活躍するFDに対して、インプレッサの登場シーンは多くないものの、秋名の下りで拓海を抜き去る初登場シーンや作品のラストを飾るなど、印象的な場面が多いです。
FDの中古車価格帯は260万~1060万円と幅があります。その分、物件数は130台前後と『頭文字D』作中車の中では豊富となっています。
インプレッサの中古車価格帯は140万~850万円。流通量は50台弱とまずまず。ただし、文太と同じ2ドア仕様はかなりレアです。
2位 33票
日産 スカイラインGT-R(R32)
初期の挑戦者として印象的な中里毅が駆るR32 GT-Rが2位に。名車の呼び声高く海外からの引き合いも多いため、近年は流通量の減少と価格上昇が続いています。
中古車価格帯は490万~1600万円。流通量は50台弱。平均価格でいうと700万円台を突破しているものの、現在も平均価格は上昇中。本当に欲しい人は早めの確保を。
1位 36票
トヨタ スプリンタートレノハッチバック(AE86)
主人公・藤原拓海のハチロクが堂々1位。「小よく大を制す」を体現して、最新&ハイパワーなスポーツカーを倒していく姿にはシビれました。
中古車平均価格は320万~590万円。流通量は15台前後といまや希少な存在。そして、その大半が拓海と同じ白黒ツートンカラーの「パンダトレノ」。このことが、『頭文字D』と切っても切れない関係にある特別な車種であることの証拠じゃないでしょうか。
最終結果一覧
ここまで上位3車種を紹介しましたが、最後に選択肢として用意した33台すべての順位を発表します!
ちなみに、その中でも最も好きな1台は? という質問も行ったのですが、その結果は以下のとおりです。
やはり、拓海のハチロクの人気が圧倒的であることが分かります。
意外なところでは、エボⅦが大躍進! 複数回答では16票で下位に甘んじていたものの、最も好きな1台では4位に。作中ではちょっぴり地味な存在(チーム246のヒルクライム担当 小早川の愛機)なだけに、モデル自体に熱狂的な支持者がいると言えそうです。
作品とリアルの行き来を楽しむ
今回の調査では、任意回答でその車の「好きな理由」も聞いています。
どの車でも総じて多かったのは、「見た目がかっこいいから」というスポーツカーらしいもの。
また「当時乗っていたから」「乗っていたことがある」という理由もチラホラ。自分の愛車が活躍していたらそれは応援したくなるでしょう!
そして、「スバル車が好きだから」「三菱車のファンだから」「ホンダのエンジンが最高だから」といった、メーカーにほれ込んでいるコメントが散見されたのも興味深いです。
というのも、作中のキャラでもメーカーごとや車ごとのメカニカルなこだわりに共鳴している人物が多いからです。
それぞれの車の特性を忠実に描いた作品だからこそ、『頭文字D』のバトルをそうした「美学」のぶつかり合いと見ることもできます。
裏を返せば、作品でも描かれている車ごとの個性をリアルに体感することで、作品世界をより一層楽しめるかも……? なんて妄想も膨らみます。
少しでも興味をもった方はぜひ、カーセンサー3月号「買う、頭文字D」特集を手に取ってみてください!
カーセンサー編集部
高橋亮介
カーセンサー編集部員。「楽しそう」という理由だけで営業から異動してきたゆとり世代。安いもりそばがあるのに、平然とざるそばを頼めちゃう人に畏敬の念を抱いている。愛車はポルシェ ボクスター(初代)