2008-2009 あなたが選ぶ カー・オブ・ザ・イヤー 表彰式 【CCC】
カテゴリー: レース&イベント
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2008/11/18
■2冠を手に入れたトヨタ iQ
11月17日、2008-2009あなたが選ぶ カー・オブ・ザ・イヤー(Consumers' Choice Award-Car of the Year、以下CCC)の表彰式が、横浜みなとみらい赤レンガ倉庫で開催されました。
今年で3回目を迎えたCCCとは、一般のカスタマーが、1年を通して最も魅力を感じたと思う新車をPCや携帯電話、そしてCCC会場にて投票するイベントです。今年度は、昨年より1万票多い77,297票の中から大賞および各部門賞が選出されました。
大賞および各部門賞の投票結果は、次の通りです。
今月10~11日に開催された 2008-2009 日本カー・オブ・ザ・イヤー で大賞を受賞したトヨタ iQが、このCCCでも大賞とECOカー・オブ・ザ・イヤーの2冠を受賞しました。大賞となったトヨタ iQの獲得票数は、10,998票。2位のホンダ オデッセイ(5,160票)に大差をつけての受賞となりました。このトヨタ iQは、マイクロプレミアムカーを標榜し、全長3m未満というコンパクトなボディに4名乗車できる室内空間が確保されており、静寂性も追求されています。その新しいトヨタの提案が、カスタマーに受け入れられ2冠につながったようです。
実はトヨタ iQ、コンパクトカー部門でも好位置につけ、もしかすると3冠達成!? という勢いでしたが、結果的には700票という僅差でフィアット 500がコンパクトカー部門賞を受賞となりました。輸入車ならではのデザインが高く評価されたと思います。丸みを帯びたエクステリアにまず目が留まり、日本車にはないインテリアデザインに魅了された人は多いのではないでしょうか。
セダン部門においては、50年以上販売されつづけ、今年13代目となったトヨタ クラウンが13,621票を獲得し受賞。お父さんに乗ってもらいたい車というのには本当に納得! クラウンは先代のゼロクラウンから走りもスタイルも大きく若返りを図りましたが、それをさらに進化させたのが現行型クラウンです。シャープな曲線ラインに上品なインテリアはかっこいいお父さんを演出するにはぴったりではないでしょうか?
スポーツカー部門に輝いたのは、究極のラグジュアリィスポーツカー・アストンマーティン DBS(8,951票)。一般の投票日には、いろんな世代の方がこの車を取り囲んでいたのが印象的でした。 そのアストンマーティン DBSを、インポートカー部門ではアウディ A5/S5(9,289票)が300票ほどの僅差で抑えて受賞。クーペの不人気が続いて久しいのですが、A5/S5やDBSは、その壁を軽々と超えられるほど、人々を魅了するスポーティなデザインと走りを備えているということでしょう。
なお、16日に雨の中、CCCへいらっしゃった一般の方に生の声を伺ってみました。
輸入車がいつも気になるという山崎さん(写真 左)は、今回のノミネートの中で『アウディ A4』と『シトロエン C5』の2台に注目!「家族で出かけるには、セダンかステーションワゴンがいいですね。それで見に来たのですが、できれば『シトロエン C5ツアラー』も見たかったなぁ」とのことでした。
野間さんご夫婦(写真 真ん中)は、発売当初から『フィアット 500』が気になっていたそうで、CCCでようやく実車をチェック!エクステリアもインテリアも「かわいいなぁ」とお2人。またご主人は「車の買い替えを検討したいなぁ」、奥様は「主人に任せます」とのことでしたから、近々フィアット500に買い替えでしょうか。
三森さん(写真 右)は、先日、愛車の旧々型オデッセイの車検を通したばかりで、新型がとっても気になるとCCCで実車をチェック。「やっぱり家族で出かけるにはぴったりだし、新型オデッセイがとっても気になります」とのご意見をいただきました。
このように、トヨタiQが多くの人々の心をつかんだ結果となりましたが、確かにこの1年はガソリン価格高騰のニュースが尽きず、ハイブリッドカーやECOカーにさらに注目が集まりました。
そう考えると、電気自動車が大賞に輝く日は刻々と近づいているのかもしれません・・・。
11月17日、2008-2009あなたが選ぶ カー・オブ・ザ・イヤー(Consumers' Choice Award-Car of the Year、以下CCC)の表彰式が、横浜みなとみらい赤レンガ倉庫で開催されました。
今年で3回目を迎えたCCCとは、一般のカスタマーが、1年を通して最も魅力を感じたと思う新車をPCや携帯電話、そしてCCC会場にて投票するイベントです。今年度は、昨年より1万票多い77,297票の中から大賞および各部門賞が選出されました。
↑大賞トヨタ iQを囲む、各部門賞に輝いた7車種:左からスズキ ワゴンR、フィアット 500、トヨタ クラウン、トヨタ アルファード、アストンマーティン DBS、アウディ A5(左) 2冠に輝いたトヨタ iQ(右)
大賞および各部門賞の投票結果は、次の通りです。
賞 | メーカー&車名 |
---|---|
2008-2009 あなたが選ぶ カー・オブ・ザ・イヤー大賞 |
トヨタ iQ |
環境にやさしいクルマ大賞 ECOカー・オブ・ザ・イヤー |
トヨタ iQ |
街中スイスイ小さいクルマ大賞 K4(ケイヨン)・オブ・ザ・イヤー |
スズキ ワゴンR |
キュートでお手軽なクルマ大賞 コンパクトカー・オブ・ザ・イヤー |
フィアット 500 |
お父さんに乗せたいクルマ大賞 セダン・オブ・ザ・イヤー |
トヨタ クラウン |
家族で旅行に行きたいクルマ大賞 RV(レクリエーショナル・ヴィークル)・オブ・ザ・イヤー |
トヨタ アルファード/ヴェルファイア |
恋人と乗りたいクルマ大賞 スポーツカー・オブ・ザ・イヤー |
アストンマーティン DBS |
一度は乗りたいオシャレなクルマ大賞 インポートカー・オブ・ザ・イヤー |
アウディ A5/S5 |
(投票数 77,2975票)
今月10~11日に開催された 2008-2009 日本カー・オブ・ザ・イヤー で大賞を受賞したトヨタ iQが、このCCCでも大賞とECOカー・オブ・ザ・イヤーの2冠を受賞しました。大賞となったトヨタ iQの獲得票数は、10,998票。2位のホンダ オデッセイ(5,160票)に大差をつけての受賞となりました。このトヨタ iQは、マイクロプレミアムカーを標榜し、全長3m未満というコンパクトなボディに4名乗車できる室内空間が確保されており、静寂性も追求されています。その新しいトヨタの提案が、カスタマーに受け入れられ2冠につながったようです。
↑K4 オブ・ザ・イヤーに輝いた『スズキ ワゴンR』(左) コンパクトカー・オブ・ザ・イヤーに輝いた『フィアット 500』(中) セダン・オブ・ザ・イヤーに輝いた『トヨタ クラウン』(右)
K4部門では、先日、フルモデルチェンジした軽自動車 人気No.1のスズキ ワゴンRが、やはり強かった! 28,121票を獲得して部門賞を受賞。プラットフォームをはじめ全体的に洗練されたワゴンRは、軽自動車とは思えない走りを実現したと評価されたようです。センターピラーレスで話題となったダイハツ タント(17,846票)が2位となりました。実はトヨタ iQ、コンパクトカー部門でも好位置につけ、もしかすると3冠達成!? という勢いでしたが、結果的には700票という僅差でフィアット 500がコンパクトカー部門賞を受賞となりました。輸入車ならではのデザインが高く評価されたと思います。丸みを帯びたエクステリアにまず目が留まり、日本車にはないインテリアデザインに魅了された人は多いのではないでしょうか。
セダン部門においては、50年以上販売されつづけ、今年13代目となったトヨタ クラウンが13,621票を獲得し受賞。お父さんに乗ってもらいたい車というのには本当に納得! クラウンは先代のゼロクラウンから走りもスタイルも大きく若返りを図りましたが、それをさらに進化させたのが現行型クラウンです。シャープな曲線ラインに上品なインテリアはかっこいいお父さんを演出するにはぴったりではないでしょうか?
↑RVオブ・ザ・イヤーに輝いた『トヨタ アルファード』(左) スポーツカー・オブ・ザ・イヤーに輝いた『アストンマーティン DBS』(中) インポートカー・オブ・ザ・イヤーに輝いたのは『アウディ A5』(右)
RV部門を受賞したのは、高級ミニバンの2代目トヨタ アルファード/ヴェルファイア(12,980票)。ホンダ オデッセイ(9,854票)、マツダ ビアンテ(9,172票)も話題でしたが、“おもてなし”空間には敵いませんでした。アルファード/ヴェルファイアは、決してお手ごろな価格ではありません。しかし、この2車種への憧れは最近の販売台数を見ても歴然! 見事カスタマーの心をとらえています。スポーツカー部門に輝いたのは、究極のラグジュアリィスポーツカー・アストンマーティン DBS(8,951票)。一般の投票日には、いろんな世代の方がこの車を取り囲んでいたのが印象的でした。 そのアストンマーティン DBSを、インポートカー部門ではアウディ A5/S5(9,289票)が300票ほどの僅差で抑えて受賞。クーペの不人気が続いて久しいのですが、A5/S5やDBSは、その壁を軽々と超えられるほど、人々を魅了するスポーティなデザインと走りを備えているということでしょう。
なお、16日に雨の中、CCCへいらっしゃった一般の方に生の声を伺ってみました。
輸入車がいつも気になるという山崎さん(写真 左)は、今回のノミネートの中で『アウディ A4』と『シトロエン C5』の2台に注目!「家族で出かけるには、セダンかステーションワゴンがいいですね。それで見に来たのですが、できれば『シトロエン C5ツアラー』も見たかったなぁ」とのことでした。
野間さんご夫婦(写真 真ん中)は、発売当初から『フィアット 500』が気になっていたそうで、CCCでようやく実車をチェック!エクステリアもインテリアも「かわいいなぁ」とお2人。またご主人は「車の買い替えを検討したいなぁ」、奥様は「主人に任せます」とのことでしたから、近々フィアット500に買い替えでしょうか。
三森さん(写真 右)は、先日、愛車の旧々型オデッセイの車検を通したばかりで、新型がとっても気になるとCCCで実車をチェック。「やっぱり家族で出かけるにはぴったりだし、新型オデッセイがとっても気になります」とのご意見をいただきました。
↑埼玉県の山崎さん(30代):ルノー カングーとマツダ ロードスターを所有。今回は『アウディ A4』かな!?(左)
神奈川県の野間さんご夫婦(30代):マツダ ロードスターの2代目を所有。ようやく『フィアット 500』の実車が見れました!(中)
山梨県の三森さん(30代):ホンダ オデッセイ(旧々型)を所有。『ホンダ オデッセイ(現行型)』、やっぱりいいな!(右)
神奈川県の野間さんご夫婦(30代):マツダ ロードスターの2代目を所有。ようやく『フィアット 500』の実車が見れました!(中)
山梨県の三森さん(30代):ホンダ オデッセイ(旧々型)を所有。『ホンダ オデッセイ(現行型)』、やっぱりいいな!(右)
このように、トヨタiQが多くの人々の心をつかんだ結果となりましたが、確かにこの1年はガソリン価格高騰のニュースが尽きず、ハイブリッドカーやECOカーにさらに注目が集まりました。
そう考えると、電気自動車が大賞に輝く日は刻々と近づいているのかもしれません・・・。
<Report/カーセンサーnet編集部 子安>
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