日産 サクラ▲2022年12月8日(木)に「2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考会が開催され、各賞が決定した

イヤーカーは日産 サクラ/三菱 eKクロスEV!

前年11月1日から今年10月31日までの1年間に日本国内で発表された車の中から、60名の選考委員によって選ばれる「日本カー・オブ・ザ・イヤー」。

第43回(2022-2023)のイヤーカーは日産 サクラ/三菱 eKクロスEVに決まった。軽自動車がイヤーカーに選ばれるのは初めて、電気自動車が選ばれるのは第32回(2011-2012)の日産 リーフ以来。

サクラ/eKクロスEVは日本独自の軽自動車規格の中で手の届きやすい価格で売り出され、電気自動車普及の可能性を高めた点や、ガソリンスタンドの減少や公共交通の衰退が予想される中で多くの人の移動の自由を担保し社会的課題解決への可能性も秘めている点などが評価された。

また選考委員からは、ハンドリングと動力性能が従来の軽自動車を凌駕しているとの声が集まり、安全装備の充実と運転支援機能も高い評価を得た。

日産 サクラ

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日産 サクラ/三菱 eKクロスEV(現行型)×全国

「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」にはヒョンデ IONIQ 5が選ばれた。革新的な内外装デザイン、実用的な航続距離、優れた動力性能、充実した快適装備などが評価された。

ヒョンデ ▲デザインや498~618km(WLTCモード測定値)の航続距離が評価された

「デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」はBMW iXが受賞した。これまでのBMWデザインとは異なる世界観と方向性、そしてリスクなしに新たな時代を作ることはできないとの考え方が評価された。

IX ▲キドニー・グリルなど従来のデザイン言語を踏まえながらも革新的な取り組みに挑んだことや優雅な内装に評価が集まった

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BMW iX(現行型)×全国

「テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」は日産 エクストレイルが受賞した。1.5L直3ターボの可変圧縮比エンジンと第2世代のe-POWER、四輪制御技術のe-4ORCEが1台に集約されている点が評価された。

エクストレイル ▲可変圧縮比エンジン、第2世代のe-POWER、四輪制御技術が1台に凝縮されている点が評価された

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日産 エクストレイル(現行型)×全国

「パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー」はホンダ シビックが受賞した。e:HEVのスマートな走りと、街乗りからサーキット走行まで幅広くカバーするタイプRの高いパフォーマンスが評価された。

シビック ▲注目が集まりがちなタイプRだけでなく、洗練された走りのe:HEVも高く評価された

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ホンダ シビック e:HEV/シビックタイプR(現行型)×全国

「K CAR・オブ・ザ・イヤー」は日産 サクラ/三菱 eKクロスEVが受賞した。現実的な航続距離、操縦安定性、静粛性などが高次元でまとまっている点が高く評価された。

サクラ ▲電気自動車の入門車として買い得感が高い点が評価された

なお、最終選考会の模様は、日本カー・オブ・ザ・イヤー公式YouTubeチャンネルにアーカイブが残されている。見逃した方は、こちらからぜひチェックしてほしい。

文/マガジンX編集部、写真/日本カー・オブ・ザ・イヤー