▲2018年3月28日から4月8日まで、ニューヨークのジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンターで開催された、正式名称ニューヨーク国際オートショー2018。注目のモデルを紹介していく。 ▲2018年3月28日から4月8日まで、ニューヨークのジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンターで開催された、正式名称ニューヨーク国際オートショー2018。注目のモデルを紹介していく。

ニューヨークモーターショー2018の注目車を紹介

ニューヨークモーターショーの特徴は、プレスカンファレンスにセレブが集結し、メーカーのおエライさんとあいさつをしながら会食したあと、三々五々に散っていくという、そのスタイルだ。

わりとショー会場はゆったりしていて、じっくり車が見られるところが大きなポイント。今回は、日本車、米国車、欧州車とも粒が揃っていたので、一挙紹介していく。

▲日本国内のラインナップからは外れているものの、米国では最量販SUVになっているトヨタ RAV4がワールドプレミアされた。日本国内では2019年春に復活する予定というから楽しみだ。TNGA思想に基づく新規プラットフォームの採用や、2.5Lハイブリッドが設定されるなど、注目のポイントも多い ▲日本国内のラインナップからは外れているものの、米国では最量販SUVになっているトヨタ RAV4がワールドプレミアされた。日本国内では2019年春に復活する予定というから楽しみだ。TNGA思想に基づく新規プラットフォームの採用や、2.5Lハイブリッドが設定されるなど、注目のポイントも多い
▲新型オーリスの北米版ともいえるカローラハッチバックが、ショー開催直前にデビューした。TNGAに基づいた新機軸が採用されている。搭載される2L直噴エンジンは、新開発のM20A-FKSとなり、これに新開発の6速MTが組み合わされる。トヨタセーフティセンスはバージョンアップされ、北米では初採用となる ▲新型オーリスの北米版ともいえるカローラハッチバックが、ショー開催直前にデビューした。TNGAに基づいた新機軸が採用されている。搭載される2L直噴エンジンは、新開発のM20A-FKSとなり、これに新開発の6速MTが組み合わされる。トヨタセーフティセンスはバージョンアップされ、北米では初採用となる
▲日産の北米での稼ぎ頭の1台といってもいい、ミドルサイズセダンのアルティマがフルモデルチェンジを果たした。マキシマにも通じるスポーティなエクステリアは、サイドを走る彫りの深いプレスラインが特徴的。日産が本気で取り組んだ可変圧縮比ターボ2Lエンジンと、新型2.5Lエンジンが設定される ▲日産の北米での稼ぎ頭の1台といってもいい、ミドルサイズセダンのアルティマがフルモデルチェンジを果たした。マキシマにも通じるスポーティなエクステリアは、サイドを走る彫りの深いプレスラインが特徴的。日産が本気で取り組んだ可変圧縮比ターボ2Lエンジンと、新型2.5Lエンジンが設定される
▲2018年1月のデトロイトショーでプロトタイプが発表された、新型ホンダ インサイト。市販モデルがここニューヨークでお披露目された。1.5Lアトキンソンサイクルエンジンをベースにした、第3世代の2モーターハイブリッドシステムを採用。システムトータルの最高出力は、151psを発生している ▲2018年1月のデトロイトショーでプロトタイプが発表された、新型ホンダ インサイト。市販モデルがここニューヨークでお披露目された。1.5Lアトキンソンサイクルエンジンをベースにした、第3世代の2モーターハイブリッドシステムを採用。システムトータルの最高出力は、151psを発生している
▲インサイト同様デトロイトでプロトタイプが発表された、アキュラのクロスオーバーSUV、RDXも市販モデルが披露された。アキュラの方向性を位置づけた、プレシジョンコンセプトのトレンドをフルに採用したモデルの第1弾となるモデルで、内外装ともに日本車離れした部分が目立っていた。2Lターボと10速ATの組み合わせ ▲インサイト同様デトロイトでプロトタイプが発表された、アキュラのクロスオーバーSUV、RDXも市販モデルが披露された。アキュラの方向性を位置づけた、プレシジョンコンセプトのトレンドをフルに採用したモデルの第1弾となるモデルで、内外装ともに日本車離れした部分が目立っていた。2Lターボと10速ATの組み合わせ
▲事前の予告どおり、スバル フォレスターの次期モデルが世界初公開された。スバル初となる乗員認識技術、ドライバーモニタリングシステムや、スバルグローバルプラットフォームの採用など、安全性能の向上が図られている。搭載エンジンは新開発の2.5L水平対向4気筒で、4WDシステムも強化された ▲事前の予告どおり、スバル フォレスターの次期モデルが世界初公開された。スバル初となる乗員認識技術、ドライバーモニタリングシステムや、スバルグローバルプラットフォームの採用など、安全性能の向上が図られている。搭載エンジンは新開発の2.5L水平対向4気筒で、4WDシステムも強化された
▲GMが、ショーの前夜祭で発表したキャデラックのクロスオーバーSUVがXT4だ。最高出力237psを発生する2L 直4ターボを搭載し、9速ATが組み合わされる。ラグジュアリー、プレミアムラグジュアリー、スポーツの3グレードが設定される。中国販売も予定されているのか、中国人が熱い視線を送っていた ▲GMが、ショーの前夜祭で発表したキャデラックのクロスオーバーSUVがXT4だ。最高出力237psを発生する2L 直4ターボを搭載し、9速ATが組み合わされる。ラグジュアリー、プレミアムラグジュアリー、スポーツの3グレードが設定される。中国販売も予定されているのか、中国人が熱い視線を送っていた
▲2018年1月にフルモデルチェンジされた、シボレー シルバラードピックアップの流れをくむ兄弟車、GMC シエラがデビューした。会場には、ダブルキャブの4WD仕様という新グレードのAT4が展示されていた。エンジンは5.3L V8で、2スピードのトランスファーを持つ、本格4WD車となる ▲2018年1月にフルモデルチェンジされた、シボレー シルバラードピックアップの流れをくむ兄弟車、GMC シエラがデビューした。会場には、ダブルキャブの4WD仕様という新グレードのAT4が展示されていた。エンジンは5.3L V8で、2スピードのトランスファーを持つ、本格4WD車となる
▲リンカーンのミドルクラスSUV、アビエーターが、FRベースの4WDとして復活を果たした。サイズこそ違うが、兄貴格のナビゲーターに似ている印象だ。3列シートが採用され、エンジンは排気量が明らかにされていないため詳細は不明だが、ツインターボエンジンにプラグインハイブリッドを組み合わせたものとなる模様 ▲リンカーンのミドルクラスSUV、アビエーターが、FRベースの4WDとして復活を果たした。サイズこそ違うが、兄貴格のナビゲーターに似ている印象だ。3列シートが採用され、エンジンは排気量が明らかにされていないため詳細は不明だが、ツインターボエンジンにプラグインハイブリッドを組み合わせたものとなる模様
▲ディーゼルスキャンダルでおとなしめだったフォルクスワーゲンが、積極攻勢を仕掛けてきた。ピックアップ大国のアメリカで、このコンセプトモデルのアトラスタノアクピックアップを世界初公開させたのは、北米市場へのピックアップトラック投入を示唆しているのかもしれない。最高出力276psのV6エンジンを搭載 ▲ディーゼルスキャンダルでおとなしめだったフォルクスワーゲンが、積極攻勢を仕掛けてきた。ピックアップ大国のアメリカで、このコンセプトモデルのアトラスタノアクピックアップを世界初公開させたのは、北米市場へのピックアップトラック投入を示唆しているのかもしれない。最高出力276psのV6エンジンを搭載
▲2019年より、プロダクションモデルがパサートを生産する、テネシー州のチャタヌーガ工場で生産開始される予定の5シータークロスオーバーSUVが、フォルクスワーゲン アトラスクロスだ。355psを発生する2モーター方式のV6ガソリンベースのプラグインハイブリッドと、310psのマイルドハイブリッドを設定予定 ▲2019年より、プロダクションモデルがパサートを生産する、テネシー州のチャタヌーガ工場で生産開始される予定の5シータークロスオーバーSUVが、フォルクスワーゲン アトラスクロスだ。355psを発生する2モーター方式のV6ガソリンベースのプラグインハイブリッドと、310psのマイルドハイブリッドを設定予定
▲プレスカンファレンスは行われなかったが、密かにワールドデビューしていた、アウディ RS5。最高出力444psを発生する、2.9LのTFSIエンジンには、8速ティプトロニックが組み合わされ、セルフロッキング式のセンターデフを用いたAWD仕様となっている。インフォテインメントや運転支援システムも充実 ▲プレスカンファレンスは行われなかったが、密かにワールドデビューしていた、アウディ RS5。最高出力444psを発生する、2.9LのTFSIエンジンには、8速ティプトロニックが組み合わされ、セルフロッキング式のセンターデフを用いたAWD仕様となっている。インフォテインメントや運転支援システムも充実
text&photo/マガジンX編集部