日産がクラウドファンディングで機能を追加? 「究極のスマートBBQカー」のシークレットお披露目会に行ってきた
カテゴリー: レース&イベント
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2015/07/09
クラウドファンディングは夢の車が生まれるきっかけになるかも!
突然ですが、皆さんはクラウドファンディングを利用したことはありますか? 出資者を募ったことはないけれど、出資したことならあるという人は多いかもしれないですね。
「それって何?」という人のために説明すると、クラウドファンディングとはインターネット上で不特定多数の人から資金提供を募ること。個人や団体が叶えたい夢、作りたいもの、実現したいプロジェクトなど必要資金を公開。それを見て「応援したい!」と思った人が投資します。
日本でクラウドファンディングが有名になったのは、東日本大震災後の被災地復興目的で多くのNPOや企業がクラウドファンディングを利用したことがきっかけでしょう。現在では「CAMPFIRE」「RADYFOR」「GREENFUNDING」など多くの専門サイトがあり、一般の方だけでなく著名人も積極的に支援を募っています。
そんなクラウドファンディング。日産が出資募集を行っていたのをご存じですか? 国内の自動車業界初となるこのプロジェクトは、世界初の商用電気自動車e-NV200を使った「究極のスマートバーベキューカー」に、バーベキューを楽しくする夢の機能を搭載しようというもの。e-NV200は今年2月に幕張メッセで行われた「ジャパンキャンピングカーショー」でお披露目された比較的最近の車です。
いろいろなアイデアが集まり盛り上がっているクラウドファンディングに自動車メーカーも名乗りを上げたのは画期的なことでしょう。自動車の製造は多くの「ヒト・モノ・カネ」が必要です。実際に車両を作るとなると、なるべく多くの人に受け入れられると同時にコストも抑えなくてはなりません。
しかしクラウドファンディングが浸透すれば、いつかカスタマーの「世の中にない車に乗りたい!」という声と、自動車メーカーの「ピンポイントの嗜好をもった人のための車を作りたい」という夢がマッチングする日が来るかもしれません。もしかしたらこのプロジェクトは、未来の自動車のあり方を占う企画になるかもしれないと感じました。
そんなわけで、このプロジェクトに筆者も投資しました。上にあるような未来が実現できるきっかけになればという思いと同時に、「炭火以外でもバーベキューは楽しめる!」「ごみゼロ・手間ゼロのスマートBBQ」というコンセプトに共感したこと、仲間と思いきり楽しむバーベキューをもっと盛り上げる夢の機能を見てみたいというのが投資理由です。
筆者が投資した金額は3万円。ほとんどのクラウドファンディングでは投資した金額に応じて様々なリターンがあります。このプロジェクトでは、3万円以上の出資者には目標達成した際の“車体シークレットお披露目会参加券”というリターンがついていたのです。
「車体お披露目ということは、実際にこの車でBBQやるでしょ!」
「日産と日本バーベキュー協会が行うパーティーだから、凄いに決まっているよね!!」
こんなワクワクする企画なら、3万円という“大金”を投資するのに迷いはありません。ここから先は写真にて当日の模様をお伝えします!