F1マシン2台がオーバルコースで壮絶バトル!

23日、毎年恒例となったエンジョイホンダ・ホンダレーシング THANKS DAYがツインリングもてぎで開催された。世界各国様々なモータースポーツカテゴリーで活躍したマシン、ドライバー&ライダーが一堂に集まり、1年間応援してくれたファンと楽しく1日を過ごすというのがこのイベントの目的だ。
Honda Racing THANKS DAY

今年も朝から様々な催しが目白押し。コースではホンダの歴史的F1マシンRA272を中嶋悟が、またRA301を鈴木亜久里がドライブするヒストリックマシン走行、またスーパーGTに参戦する4台のNSX-GTによるスペシャルレースや来シーズンからインディカーシリーズにフル参戦が決まった武藤英紀によるデモ走行も行われた。マシン走行の合間にはドライバートークショーも開催されファンを楽しませてくれた。そのほかドライバー&ライダーのサイン会やフォーミュラーカーコクピットへの体験乗車なども行われた。

この日、最も会場を湧かせたのは「ホンダレーシング最高峰パフォーマンス」だ。F1そしてオートバイレースの最高峰クラスであるMotoGPクラスに参戦するマシンがツインリンクもてぎのスーパースピードウェイを疾走。最新のホンダF1マシンが甲高いサウンドを会場に響かせながら、ファンの目の前をハイスピードで駆け抜ける。ジェンソン・バトンと佐藤琢磨によるオーバルコースでの大迫力バトルには、会場に足を運んだファンも大喜び。チェッカーフラッグ後にはド派手なドーナツスピンも披露してくれた。

ジェンソン・バトンと佐藤琢磨によるF1マシンによるオーバルコースでの大迫力バトルにグランドスタンドのファンからは大歓声があがった。そしてチェッカーフラッグ後にはド派手なドーナツスピンも披露してくれたのだ。
F1デモ走行 F1デモ走行 ドーナツスピン
↑実戦さながらのド派手な走りを見せてくれたジェンソン・バトンと佐藤琢磨。来シーズンの奮闘を期待したいところだ

今年はスーパーGTのタイトルを獲得したホンダだが、F1では不本意な成績でシーズンを終えることになった。会場に集まった全てのファンが強いホンダに期待している。来年のイベントには全てのカテゴリーのチャンピオンマシンが顔を揃えられるよう、2008年シーズンの活躍におおいに期待したい!

Report/石川茂幸