アウディ RS6アバント【東京モーターショー2007】
2007/11/09
[スペック]
・全長×全幅×全高:3900×1714×1120mm ・トランスミッション:6MT ・駆動方式:4WD ・車両重量:995kg ・エンジン種類:直4DOHC ・総排気量:1998cc ・最高出力:147(200)/kW(ps)・5400rpm ・最大トルク:272(27.8)/N・m(kg-m)・5000rpm
・全長×全幅×全高:3900×1714×1120mm ・トランスミッション:6MT ・駆動方式:4WD ・車両重量:995kg ・エンジン種類:直4DOHC ・総排気量:1998cc ・最高出力:147(200)/kW(ps)・5400rpm ・最大トルク:272(27.8)/N・m(kg-m)・5000rpm
スーパーカーも舌を巻く驚愕のワゴン
まさに最強の称号が相応しいワゴンがこのRS6アバントである。いくらクワトロ社による特別なRSシリーズとはいえ、フランクフルトで初披露されたそのスペックには誰もが息をのんだはずだ。先に発表されたR8を凌ぐほどの境地である。こんなワゴンがあっていいものなのか…。まずパワーユニットは、S6やS8に搭載されたエンジンがベースのV10ツインターボ。580ps/650Nmを発生させるまでにチューンされ、パワーウェイトレシオは3.5kg/ps、0→100km/h加速は4.6秒という猛烈な数値を叩き出している。これはもう、ワゴンの常識を覆す…などというレベルの話ではなく、れっきとしたスーパースポーツの域だ。
RS4に採用されたDRC(ダイナミックライドコントロール)はこのRS6用に強化され、ドライブフィールの向上に寄与している。また、エクステリアはボンネットのほか、フロントフェンダーもアルミ製となるなど、軽量化にも配慮された。
しかし、このあり余るスポーツ性能を持ちながら、1660L分のラゲッジスペースが確保されているというのも事実だ。速く走るという目的の前には、重量や空力の面でワゴンボディは当然のように不利である。だからといって車高の低いクーペばかりでは当たり前すぎる気もする。そういう意味では、このRS6アバントは突き抜けた個性といえるだろう。
↑駆動はもちろんフルタイムのクワトロ4WDで、俊敏なシフトを実現する6速ティプトロニックで武装している
↑ステアリングは2種類から選べる。そのどちらにもマルチファンクション操作機能とパドルが装備されている
↑標準装備のブレーキは19インチのスチールディスクだが、オプションではセラミックブレーキも設定されている
↑ラゲージルームは広く使いやすい。他メーカーのクーペが舌を巻くほどの驚異的なスペックを擁しながらも、ワゴンとしての機能を失うことは決してない
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