サーキットでもドリフトでも! モータースポーツを盛り上げたトヨタ86
カテゴリー: レース&イベント
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2012/12/06
12月1日~2日、東京・お台場の特設コースでドリフト競技の最高峰「D1グランプリ」最終戦が開催された。土曜日の最終戦ではランエボに乗る末永直登選手が優勝、日曜日に行われたチャンピオンズでは斎藤太吾選手が優勝、2012年のシリーズチャンピオンはローレルに乗る熊久保信重選手が獲得した。今年も白熱したバトルが繰り広げられたD1シリーズだが、その盛り上げに最も貢献したのは他でもなく話題のスポーツカー、トヨタ 86だった。
今年2月に発表、6月より販売が開始されたトヨタ 86。タレントの哀川翔さんが86を駆って全日本ラリーへ参戦、ニュルブルクリンク24時間レースではクラス優勝、兄弟車であるBRZはスーパーGTに参戦などなど、久々の国産FR(後輪駆動)スポーツクーペとあって各方面で活躍した。モータースポーツシーンでもその存在感を示し、もちろんD1シリーズにも登場、毎戦進化を遂げながら戦闘力を増していった。
今回の最終戦では4台のトヨタ 86が参戦、年間タイトルを獲得した熊久保選手のローレル、名実ともに世界のトップドリフトドライバーとなった斎藤選手のチェイサーとも互角の戦いを繰り広げ、会場を大いに涌かせた。来シーズンはD1はもちろんのこと、様々なモータースポーツカテゴリーでトヨタ 86の台数が増えることは必至。来年の活躍にも目が離せない。