ダイハツ マッドマスターC

さまざまな用途に応じた万能トランスポーター

奇妙な威圧感を全面に押し出すマッドマスターCは、サイクルスポーツ界を代表する鈴木雷太氏との共同開発で生まれたマウンテンバイクのサポートを考えたコンセプトモデル。小ささと軽さが生み出す高い踏破性に加え、圧倒的な耐久性と積載性を併せ持つ、スモール&タフトランスポーターだ。
全長3395mm×全幅1600mm×全高1960mmというコンパクトなサイズ。エンジンは660ccの直3DOHCが想定されている。
マウンテンバイクのサポートモデルだけに、積み降ろしなど利便性に優れた3面大型ガルウイングを備えたアタッチメントボディを採用。マウンテンバイク以外にも、スノーボード仕様や造園業仕様などさまざまなニーズに応じた設定も可能となっている。
悪路などでの走破性もかなりのもの。ドライブシャフトとハブとの接合部分にギアを組み込んだ「ハブリダクションシステム」を採用し、類をみないほど高い最低地上高を確保している。さらにフレーム付ボディなので耐久性もバツグン。
コンパクトなボディ、本格的な4WD機構と合わせ、優れた機動力を発揮している。
ダイハツ マッドマスターC リア
↑強さと存在感あふれるエクステリアは、ソリッドな面構成のフルキャブスタイル。ドア連動のオートステップも装備される

ダイハツ マッドマスターC
↑インテリアはインパネまわりに巨大な液晶マルチディスプレイが配置されるほか、撥水シートで実用的な利便性も確保

ダイハツ マッドマスターC
↑ハブリダクションシステムや16インチオフロードタイヤなどの採用で、最低地上高は370mm。余裕の3アングルを確保している