“ハチロク”が水平対向4気筒を引っさげ“86”として復活!

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「今一度、車の夢や楽しさをユーザーに提供したい」というトヨタとスバルの思いが一致して誕生した小型FRスポーツである86(スバル名はBRZ)。ドライバーの感覚一つでいかようにも取り回せる“手の内感”や操る楽しさを体感できる『直感ハンドリングFR』をコンセプトに開発されたモデルだ。

スバルの水平対向エンジン技術とトヨタの最新直噴技術D-4Sを組み合わせた水平対向D-4Sエンジンをフロンドミッドシップ搭載した世界唯一の水平対向エンジン&FRパッケージを採用。別次元のハンドリングを実現するため専用設計された軽量コンパクトなFRプラットフォームは、量産4人乗りスポーツカーとしては世界最小サイズとなる。

最高出力147kW(200ps)/7000rpm、最大トルク205N・m(20.9kg-m)/6600rpmを発生する排気量1998ccのエンジンには、爽快なシフトフィールを実現した6MTだけではなく、MT感覚のスポーツドライビングが可能なスポーツ6ATの組み合わせも設定されている。燃費に関する詳細データは公表されていないが、スポーツカーながら2Lエンジン搭載のセダンに匹敵する燃費性能を実現しているといわれている。

かつての“ハチロク(AE86型カローラレビン/スプリンタートレノ)”がユーザーやショップによって名車と称されるまでに育てられた経緯を踏まえ、新生86も今後、多彩なカスタマイズ商品や今の時代に合ったスポーツカーの楽しみ方を提案していくという。発売は2012年春になる予定だ。

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