東京モーターショー2009|日刊カーセンサー

燃料電池電気自動車の代表格、期間中は試乗も可能

ホンダ FCXクラリティ フロントスタイル|日刊カーセンサー
ホンダ FCXクラリティ リアスタイル|日刊カーセンサー ホンダ FCXクラリティ インパネ|日刊カーセンサー

水素を燃料にしながら、CO2も排気ガスも一切出さない究極のクリーンカーともいえる燃料電池電気自動車。その代表車種であり、2008年に完成したのがホンダFCXクラリティ。一般への販売は行われていないこのモデルも、ホンダの環境対策モデルの代表として出展されている。

FCXコンセプトとして2006年に登場して以来、着々と進化を遂げてきたFCXは、現在一部の法人のみにリース販売を行っている。燃料電池電気自動車であることを最大限活かして構築したプラットフォームはホンダらしく低重心なもので、ダイナミックな走りも可能にしている。

燃料電池電気自動車は、パワープラントを分散して配置できるという特徴があるため、駆動モーターやリチウムイオンバッテリー、水素タンクなどを適材適所に配置したFCXクラリティは、広々とした室内空間を確保することに成功している。また、燃料電池本体の小型軽量化が進んだことも、ゆとりある室内空間を得ることができた理由のひとつ。

水素や酸素を縦に流すという、従来とは全く異なる発電システムを構築するなど、発電効率を高めつつ、軽量・コンパクトを成功させた。現在、燃料電池電気自動車の分野で最も進んでいるのは、FCXクラリティの実用化に成功したホンダである。

ちなみにこのFCXクラリティ、期間中は試乗も可能である。

■SPECFICATIONS
・全長×全幅×全高:4845×1845×1470mm ・エンジン種類:- ・総排気量:- ・最高出力:-
・最大トルク:- ・トランスミッション:- ・駆動方式:- ・車両重量:-