東京モーターショー2009|日刊カーセンサー

トヨタ&スバル共同開発車が初お目見え
話題のプラグインハイブリッドも出展

トヨタ FT-86|日刊カーセンサー
トヨタ FT-EV II|日刊カーセンサー

中央ホールのトヨタブースで話題を振りまくのが、同社にとって久々のスペシャリティカーとなるコンセプトモデルのFT-86(写真左)だ。コントロールしやすいボディサイズと低いドラポジがドライバーの心を刺激。エンジンには水平対向4気筒NAが用いられており、スバルとの共同開発車を暗示する。

これと対極にあるのがFT-EV II(写真右)と呼ばれる極小EV(電気自動車)だ。iQより小さいにもかかわらず、4人が乗れるキャビンを有する。バッテリーは床下に搭載され、両側電動スライドドアを採用。都市生活での近距離移動を想定したコンセプトカーだ。

待ちに待った2シーター高性能スポーツが
レクサスの世界初公開モデルとして現れる

トヨタ プリウス プラグインハイブリッド|日刊カーセンサー
レクサス LF-Ch|日刊カーセンサー

フランクフルトショーで公開されたプリウスのプラグインハイブリッド(写真左)も日本初公開。トヨタ車の駆動用バッテリーとしては初めてリチウムイオン電池が使われ、満充電時のEV航続可能距離は20km以上が目標とされている。

隣のレクサスブースには待望の2シータースポーツが並ぶ。これまでLF-Aとして何度も世界各国のモーターショーに出展されてきたが、今回デビューするのは市販版に限りなく近い最終プロトだ。

プレミアムコンパクト2BOXのLF-Ch(写真右)も併せてチェックしておきたい。こちらはハイブリッドシステム搭載の5ドアハッチバックで、内外装にレクサスのデザインテーマでもある「Lフィネス」が反映されている。高レベルの走行性能と優れた環境性能&静粛性を実現。ボディサイズはプリウスより小さい4300mm×1790mm×1400mm。

Photo/篠原晃一