東京モーターショー2009|日刊カーセンサー

親子なら誰でも参加ができる
自動車総連「親子deものづくり」ブース

親子deものづくり|日刊カーセンサー
今回の東京モーターショーで注目なのが、多彩な特別企画。なかでも自動車総連(全日本自動車産業労働組合総連合会)が初めて構えるブース「親子deものづくり」は、業界の労働組合が初めて出展するとあって注目度も高い。

コンセプトは「親子で手軽にできる工作を通して魅力を知ってもらう」。実際には、(1)3種類のペーパークラフトカーの作成、(2)モーター工作(電池とモーターで動く工作)、(3)実車ペイント(実物の車に絵を描く)が行われる。入場料は無料。
※(1)と(2)は選択制で(3)は(1)と(2)の工作の参加者全員

労働組合の参加はかなり異色にも思えるが、「産業界内で働く労働者として皆が大きな危機感をもっている。日本をここまで発展させたモノ作りの重要性も伝えたい。そういうことの現れだと思う」(自動車総連関係者)とのこと。

輸入車ブランドが不参加をするなか、単なるトレードショーの枠を超えたかのような、自動車総連のような特別企画が、今後の東京モーターショーの新たなキャラクターを形成していくのかもしれない。