愛犬も一緒にくつろげるレジアスエースで、車中泊を楽しむアウトドアの達人
2019/09/05
薪ストーブを日本に知らしめたアウトドア達人の週末ライフ
何でも手に入る快適な日常から一歩踏み出して、自然の中に身を置くライフスタイルが年々人気を集めている。
王道は、やはりキャンプ。道具さえあれば誰でも楽しめるし、経験を積むに従って道具へのこだわりも増していく。
ここでご紹介するのは、多様化するアウトドアの世界で新しい道具を見つけ出し、提案する達人・三宅譲児さん。愛犬とともにフィールドを駆け巡る週末の一ページをご覧あれ。
アウトドア用品の輸入販売会社「アブレイズ」の代表を務める三宅さんは、アウトドア歴40年を越える大ベテラン。
「ハリウッド映画を見てアメリカに憧れ、高校から大学まで7年間、ミズーリやフロリダで生活していました。子供の頃から海や川で遊ぶのが大好きだった僕は、アメリカでも自然を楽しみ、卒業後は日本で商社に勤めていました。7年前に独立してからは、大好きなアウトドアを仕事にしています」
近年、テントの中に薪ストーブを入れて楽しむスタイルがはやっているが、三宅さんは海外から薪ストーブをいち早く日本に紹介したパイオニアでもある。
最近もポータブルタイプのピザ窯やタフで保冷力抜群のクーラー&ジャグなど、ユニークで遊びの幅を広げるアイテムを手がけている。
ルーフテントと荷室のベッドで家族5人と愛犬が寝られる
三宅さんは仕事で各地のキャンプ場やフェス会場をまわる。
「仕入れた商品をアウトドアショップに卸すだけでなく、キャンプ場などを使ったアウトドアイベントでブースを出し、展示もしています。だから、車の中はいつも仕入れた商品やサンプルでいっぱいです」
愛車のトヨタ レジアスエースは、積むことに特化したハイエースの姉妹車で、休日は家族やわんこのロージィちゃん(13歳)を乗せて車中泊を楽しんでいるそう。
「家族は僕を含めて5人ですが、屋根に積んだルーフテントに2人、車内をベッドにして3人が寝られます。自宅のある神奈川から出雲まで、家族で車中泊しながら旅もしました」
タフで広いレジアスエースは、愛犬のロージィちゃんにも最適!
レジアスエースはロングやワイドボディなどバリエーションが多彩だが、三宅さんの愛車は標準ボディ。それでも家族を乗せ、さらにロージィちゃんが移動中に過ごすケージもすんなりと収まる広さを誇る。
「犬は大好きです。子供の頃、家にはセントバーナードがいました。アルプスでは救助犬として活躍したこともある犬種なので、よく背中に乗っていましたよ」
ロージィちゃんはジャックラッセルテリアという、もともとはキツネ狩りに重用されていた犬種。運動量もかなりのものだとか。
「もう年を取ったのでそうでもありませんが、5~6歳の頃は筋肉がたくさんついて、1メートルくらいジャンプできました。キャンプに連れていくとモグラやネズミをにおいで見つけたり。狩猟犬の習性ですね」
実はロージィちゃん、7年ほど前に頭部に腫瘍ができてしまい、手術で摘出したのだとか。幸いその後は順調に回復し、家族との毎日の散歩で体力を養っている。
「散歩は家族で分担しながら。サッカーボールでドリブルするのが得意で、子供も楽しみながら付き合っています」
愛情をたっぷり受けて育ったロージィちゃん。毎日の散歩と休日のキャンプが、長生きの秘訣であることは間違いないようだ。
フリーエディター
櫻井 香
男性総合誌の編集者を経て、フリーランスに。雑誌メディアを中心に、カルチャー、アウトドア、ファッションなど、様々な企画を編集・執筆。これらのジャンルとクロスオーバーする形で車の楽しみ方を俯瞰し、非マニア層にもわかりやすい企画を得意とする。
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