国土地理院が約50年ぶりに2万5千分の1の地形図を一新
カテゴリー: カーライフ
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2013/09/19
国土地理院は2万5千分の1の地形図(印刷図)を、およそ50年ぶりに一新する。2万5千分1地形図は全国整備されたものの中でもっとも縮尺の大きい地図で、市販の地図などの元として幅広く利用されている。
これまでの2万5千分1地形図は墨版(黒、街や道路など)、褐版(茶、等高線)、藍版(青、川や海など)の3色で作成されていたが、新しいタイプは多彩な色で表現される。2013年中に刊行が開始され、数年をかけて刊行範囲が広げられる予定だ。
地形図は、国土地理院が全国を統一した規格と制度で作成した地図。表示事項や線の太さ、地図記号などが一定の図式で表されており、土地の高低や起伏、道路・鉄道などの構造物の状態が正確に表記されている。
著作権は国土地理院に存在するが、申請不要かつ無料で利用・複製できる範囲が広い。営利目的での使用も無償で承認されることもあり、印刷物やネットにおける地図のベース素材として使用されることも多い。
2万5千分1地形図は政府刊行物サービスセンターや大型書店などのほか、(財)日本地図センターより通信販売で入手が可能。また、国土交通省が運営する「電子国土Webシステム」から無償で閲覧することもできる。
- 電子国土ポータル(国土地理院)
- 2万5千分1地形図(日本地図センター)
- 国土地理院の地図の利用手続(国土地理院)
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