燃費がイイだけのタイヤじゃないんです![ピレリ Cinturato P7]

グリーンパフォーマンスという理念で作られたピレリのサマータイヤ、Cinturato(チントゥラート)シリーズ。フラッグシップ・モデルであるCinturato P7について、ピレリジャパンの市川氏にお話を聞いてきました。

製造段階から使用課程までのエコを追求

P7はサマータイヤとしてのバランスに優れたタイヤです|モノづくりのココロ ピレリ チントゥラート
ピレリ CINTURATO P7のトレッドデザイン|モノづくりのココロ ピレリ チントゥラート
■Cinturato(チントゥラート)ってどういう意味なんですか?
Cinturatoはイタリアで“ベルト”を意味する単語で、元々はタイヤがバイアスからラジアルに変化し始めた頃にピレリが使っていた商標でした。ラジアルタイヤでは、タイヤの骨格であるカーカスを締め付けて剛性を高める帯状の素材が使用されており、これをベルトと呼んでいます。現在はピレリ独自の“グリーンパフォーマンス”理念に基づき、快適なドライビング性能を確保した上で環境に配慮したピレリの新たなシリーズに、このブランド名を使っています。

■ピレリが考えるエコタイヤとは?
欧州でも今年11月にタイヤのラベリング制度(タイヤごとに性能を評価し、わかりやすく等級で表示するもの)が始まりました。日本の低燃費タイヤに採用されているのと同じ、転がり抵抗とウェット性能に加え、騒音性能もテスト項目に含まれています。将来的には摩耗性能も加えられるかもしれません。

Cinturato P7は環境に優しい素材を使いながら、コンパウンドの配合や接地圧分布、トレッドパターンなどを工夫して転がり抵抗を抑え、さらに耐摩耗性も高いレベルを達成しているのが特長です。転がり抵抗を減らすだけでなく、製造から使用課程までライフサイクル全体を通してエコ、という考え方です。また欧州のユーザーは走行性能への要求が高く、高速域でのハンドリングやウエット性能についても妥協は許されません。安全性を重視した上で環境に配慮したタイヤなのです。

■Cinturatoファミリーに新しくP1が登場しましたね?
Cinturato P1は15~19インチまでの幅広いサイズを取り揃え、シティーカーやコンパクトカー向けのタイヤとして新たに投入しました。すでに欧州車の多くに純正採用されており、リプレイスに対応したサイズラインナップとなっています。日本で欧州車に乗るユーザーの皆さんにも、その車本来の走行性能を維持するために適切なタイヤを選んでいただきたいですね。




ピレリジャパン 市川仁氏|モノづくりのココロ ピレリ ウィンター・アイス コントロール
ピレリジャパン
プロダクトマーケティング ディレクター
市川 仁氏









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ピレリ CINTURATO P4 155/65R13 73T P4cint
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*価格は2012年11月14日時点。取付工賃および車種ごとに必要な取付部材などの費用は含まれていません