急速充電器のサイズと価格を約半分に。EV用のインフラ拡大に期待

日産 新型急速充電器|日刊カーセンサー
日産自動車株式会社はEV(電気自動車)用の新型急速充電器を公開。11月より全国の日産部品販売会社で販売を開始すると発表しました。

新型の急速充電器は、従来型の性能はそのままに、サイズの大幅な小型化と旧型の半額程度という低価格化に成功。今後は米国や欧州での販売も予定されており、世界的なEV用インフラ網整備の推進に期待が寄せられます。

小型化された本体は従来モデルの約半分という省スペース設計。狭い駐車場にも設置しやすく、ケーブルの支点を高くすることで操作性も改善しています。なお、規格は日産をはじめ多くのメーカーがEVで採用する「CHAdeMo(チャデモ)」に準拠しているため、高い汎用性が確保されています。

顧客ニーズに合わせ、ラインナップは3種類。9月14日現在価格は未定ですが、①100万円を大きく切ると発表された廉価なベース仕様、②従来型(147万円)の半額程度となる標準仕様、そして③ヒーターなどを備えた寒冷地仕様となっています。

日産 電気自動車総合情報サイト
http://ev.nissan.co.jp/

Text/カーセンサー編集部